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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.24.Sun
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2007'06.10.Sun

ニプロ、タイの首都バンコクに現地法人を設立

ニプロ海外拠点開設のお知らせ


 ニプログループでは、このたび、タイの首都バンコクに現地法人を設立することとしましたのでお知らせします。
 タイにはこれまで、当社生産子会社ニプロタイランドコーポレーションの販売部門および代理店を通じて、ニプロブランドの医療機器の販売拡大に力を注いできましたが、今後は、医療機器の直接サービスと直接販売を行うため、タイの首都バンコクに現地法人を設立いたします。今回設立する販売拠点は、タイ全域に販売および流通網を確立させ、直販体制を敷くことを目的としております。
 現在、ニプログループの海外販売拠点は合計36箇所に存在しますが、さらに世界展開の足がかりとして引き続き地域に密着した拡販体制を推進するため、販売拠点の拡充を行う予定です。


(記)

名称:    ニプロセールスタイランドCO.LTD.(予定)
        NIPRO SALES(THAILAND)CO.LTD.(予定)
所在地:   バンコク(予定)
資本金:   200万バーツ(約600万円)
開設日:   2007年1月中(予定)
業務内容: 医療機器等の販売


以上

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2007'06.10.Sun

ニッサン・モータースポーツとオーテックジャパン、「フェアレディZ Version NISMO」を発売

「フェアレディZ Version NISMO」を発売


 日産自動車の関連会社であるニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:眞田 裕一 以下、ニスモ)と、株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:片桐 隆夫)は、今回一部改良を行ったフェアレディZをベースにした共同開発商品、「フェアレディZ Version NISMO」を新たに設定し、1月11日より日産の販売会社にて全国一斉に発売する。

 「フェアレディZ Version NISMO」は、日産自動車のワークスチームとしてSUPER GT等に参戦するニスモのノウハウと、多くのコンプリートカスタムカー製造実績をもつオーテックジャパンのノウハウの融合により生まれたモデルである。フェアレディZの持つ高いポテンシャルをベースに、さらなるスポーツドライビングの楽しさを提案する商品であり、全国の日産販売会社で通常のフェアレディZと同様に購入でき、アフターサービスも受けられるカスタムカー(*1)として提供される。

 走りの面では、ボディの溶接面積増、補強バーや補強パネルの追加等によるボディ剛性の見直しを実施し、ハイグリップタイヤ「ブリヂストン製ポテンザRE-01R」の装着による路面からの高入力に対応。
 あわせてサスペンションの全面リセッティングを行い、コーナリングパフォーマンスを高めた。さらに、車体への入力を効果的に減衰させるパフォーマンスダンパー(*2)の採用により、ハンドリングと快適性を高次元で両立させている。

 エクステリアは、SUPER GT参戦車両から得られた空力データをベースに、スーパーコンピューターによるシミュレーションを活用しながら、走行実験部門とデザイン部門による綿密な検討を通じて実現した、走行安定性にすぐれた特徴的なフォルムとし、あわせて「効果的なダウンフォース」という機能性を持たせた。インテリアにおいても、専用のメタリック調の本革素材を採用し独特のプレミアム感を演出。
 また、シートのセンター素材にはパンチング加工のアルカンターラ(*3)を採用し、スポーツドライビング時のホールド性の向上を実現した。

*1: 持込み登録が必要となる改造自動車扱いになる。
*2: YAMAHA社製。Version NISMO用として専用開発。車両の前端部と後部に、左右のサイドフレームを結合するように装着され、車体の捩じれや振動を吸収する。
*3: ALCANTARA(R)は、東レ株式会社のスエード調人工皮革。

<フェアレディZ Version NISMO 車両概要>
 * 関連資料 参照

<フェアレディZ Version NISMO 全国希望小売価格(消費税込み)>
・車種         クーペ
 駆動         2WD
 グレード       フェアレディZ Version NISMO
 エンジン       VQ35HR
 ミッション/価格  6MT     4,399,500
             5M-ATx  4,494,000 (☆掲載写真車種)

 6MT:6速マニュアル
 5M-ATx:マニュアルモード付フルレンジ電子制御5速オートマチック


 尚、株式会社オーテックジャパンは、今回一部改良するフェアレディZをベース車とし、下肢が不自由な方が運転することができるライフケアビークル(LV)(*)「ドライビングヘルパー オーテックドライブギア タイプe」(電子制御式手動運転装置付車)を継続設定する。

(*) : 日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」(LV:Life Care Vehicles)と呼んでいる。

<ライフケアビークル(LV) 全国希望小売価格> (単位:円)
 車種          ドライビングヘルパー オーテックドライブギア タイプe
 駆動          2WD
 ベース車グレード  フェアレディZ Version T
 エンジン        VQ35HR
 ミッション       5M-ATx
 価格 (※)      3,930,000

 5M-ATx:マニュアルモード付フルレンジ電子制御5速オートマチック
 (※)車両(オプション含む)の消費税は非課税。


以 上

2007'06.10.Sun

日本テレビ、北米でテレビアニメ「DEATH NOTE」をネット配信

テレビアニメーション「DEATH NOTE」
北米でネット配信開始!!!


 日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 久保伸太郎 以下日本テレビ)は、北米においてテレビアニメーション「DEATH NOTE」のネット配信権(ダウンロード型・ストリーミング型)をVIZ Media,LLC(本社:米国サンフランシスコ市、社長兼CEO 福原秀己 以下VIZ Media)に対して許諾しました。北米のみならず海外でネット配信権を許諾するのは、日本テレビでは初の試みです。

 今回の取り組みは、原作出版社である株式会社集英社並びにVIZ Mediaと、北米でのネット配信に関して、リスク・ビジネス価値等を慎重に検討した結果、新しい市場を生み出すことに踏み切りました。なお、詳細に関しては、今後日本テレビとVIZ Mediaで協議しながら進めて参りますが、今年の春頃には配信を開始する予定です。

 北米市場において、まだ日本で放送中のアニメーションコンテンツが、アメリカでの放送に先んじて、合法的にネット配信されるのは非常に画期的な出来事です。VIZ MediaのシニアバイスプレジデントDaniel Marks は「集英社と日本テレビとの尽力により、テレビアニメーション『DEATH NOTE』を北米でネット配信することが可能になりました。今回の取り組みにより、私達はユーザーが望んでいる時に、望んでいるコンテンツをお届けすることができるようになり、非常に期待しています」と意欲的です。

 日本テレビとしても、ネット配信における違法コピーに対するセキュリティ等の問題はあるものの、こうした新しい取り組みにより、素晴らしいコンテンツである「DEATH NOTE」がより多くのファンに届くことを期待しています。

*テレビアニメーション「DEATH NOTE」は、日本テレビと株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中村維夫)が設立した「有限責任事業組合D.N.ドリームパートナーズ」の第一号投資案件です。

*「DEATH NOTE」は、2003年より「週刊少年ジャンプ」(原作:大場つぐみ・小畑健、集英社刊)で連載がスタートし、コミックスの累計発行部数が2450万部を超える大ヒット作品。劇場用映画「DEATH NOTE」第2弾も大ヒット公開中です。

2007'06.10.Sun

NHK、17日からBSデジタルなどのデータ放送で「地震・津波情報」を開始

データ放送(BSデジタル・地上デジタル・ワンセグ)『地震・津波情報』開始


 BSデジタル・地上デジタル・ワンセグのデータ放送で、「地震・津波情報」を1月17日から開始します。
 現在、地震・津波に関する情報は、放送の本線画面にスーパーしたり、ニュースを特設することでお伝えしています。しかし、こうした伝えかただけでは放送を見逃した時に、視聴者が各地の震度や津波の到達予想時刻などが見たいと思っても、自由に確認することはできませんでした。

 「地震・津波情報」のデータ放送による提供は、本線画面で情報を見逃した視聴者が、地震・津波に関する情報を自由に、簡単に確認できるようにして、デジタル放送の防災・減災機能をさらに強化することが目的です。

 提供するのは、震度3以上の揺れを記録した地震と、津波注意報・警報に関する情報です。BSデジタル・地上デジタル(12セグ)放送では、地震発生時や注意報・警報の発令時に「dボタン」を押してデータ放送を表示させることで利用できます。さらに、あらかじめ設定しておけば、本線画面を自動的に縮小し「一報画面」を表示させることも可能です。

 ワンセグではデータ放送画面に、「地震速報ボタン」や「津波警報・注意報ボタン」が自動的に表示され、詳しい情報を確認することができます。



*以下、参考画像などは添付資料をご参照ください。

2007'06.10.Sun

日産自とワーナーミュージック、ミュージックレーベル「CUBE LOVES MUSIC」を発足

日産自動車とワーナーミュージック・ジャパン
新レーベル「CUBE LOVES MUSIC」を発足
~第1弾は絢香とコブクロによるコラボレーション楽曲「WINDING ROAD」~


 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)と、株式会社ワーナーミュージック・ジャパン(本社:東京都港区北青山、社長:吉田 敬)は、新ミュージックレーベル「CUBE LOVES MUSIC」を発足します。
 車種ブランドを活用したミュージックレーベルは業界初の取組みとなります。

 「CUBE LOVES MUSIC」の第1弾は、今話題のアーティスト、絢香とコブクロによるコラボレーション楽曲「WINDING ROAD」となり、2007年1月17日(水)より、全国にて同曲を使用した新型「キューブ」テレビCMの放送が開始される予定です。また1月20日(土)より、絢香とコブクロが選んだドライブ・ミュージックCD 「絢香×コブクロ Selection DRIVING MUSIC」をCUBE販売ディーラー来場記念品として店頭来場者に配布致します。

【「CUBE LOVES MUSIC」について】
 「キューブ」は、常にユニークで新しい価値の提供にチャレンジしてきました。初代「キューブ」は、コンパクトでハイトなワゴンという新ジャンルを創造し、現行「キューブ」では、「自分の部屋のように居心地の良い室内空間」を実現しました。さらに、昨年末のマイナーチェンジで、エクステリア・インテリアをリフレッシュすると共に環境性能を向上させ、クルマとしての魅力をレベルアップさせています。
「キューブ」の魅力を「音楽」というカタチでお客さまにお届けし、クルマの中だけに留まらず、お客さまのライフスタイルまでを彩っていただきたいという思いから、日産自動車とワーナーミュージック・ジャパンとのコラボレーションが実現し、本レーベルの発足となりました。
 発足にあたりワーナーミュージック・ジャパンは、キューブの持っている「CUBE. My room.」というクルマに限らないライフスタイルの提案に共感しました。「CUBE LOVES MUSIC」はクルマと音楽の関係を、さらに深く、そして新たな発見や楽しみを感じられる音楽レーベルとして皆様に提案します。

 今後、本レーベルから、「キューブ」の世界観と合致したアーティストの楽曲が順次発表・発売され、お客さまにワクワクしていただける「キューブ」らしい音楽カルチャーが発信される予定です。

【「WINDING ROAD」について】
 2006年8月21日に実施された、ワーナミュージック・ジャパンのコンベンション/WARNERMUSIC International Convention ~HEAT SEEKERS ’06~にて初披露された2組のアーティストによるコラボレーション楽曲「WINDING ROAD」。
 すでに、フジテレビ系の音楽番組「MUSIC FAIR 21」で、それぞれのヒット曲「桜」、「I believe」で共演・コラボレーションを果たしていた、絢香とコブクロですが、その収録の際「レーベル・メイト」ということもあり意気投合。8月21日のコンベンションの話をした際、「LIVE時に一緒に歌いたい」、という絢香のオファーに対して、「どうせやるなら曲を作ろう」、とコブクロが快諾した形になります。
 その日にうちに、スケジュールをお互いに確認・調整し、後日プリプロスタジオで1曲の楽曲が仕上がりました。その曲が「WINDING ROAD」です。
 「WINDING ROAD」のCD発売日は2007年2月28日。アーティスト名は絢香×コブクロです。
 2007年1月17日のCMスタートを受け、翌1月18日からワーナーモバイル、メロDAMデラックスを皮切りに大手配信サイト(レコード会社直営サウンド、MUSIC.JP、ポケメロJOYSOUND、着信うた)にて「着うたR」先行配信致します。

【絢香について】
 大阪府出身 1987年12月生まれ。
 2006年2月「I believe」でデビュー。今年4枚のシングルとファーストアルバムをリリース。
 4thシングル「三日月」と1stアルバム「First Message」でオリコン週間ランキング1位を獲得。さらにアルバムはミリオンセールスを突破。
 また、デビュー年にも関わらず、2度に渡る全国ツアーを敢行。
 昨年の年末には、“第39回日本有線大賞”及び“第48回日本レコード大賞”それぞれで「最優秀新人賞」を総なめ。大晦日の“第57回NHK紅白歌合戦”でも「三日月」を見事に歌い上げた。
 その圧倒的な声量と直情的な歌声、そして等身大なメッセージは聴く人の心と体を震わせた。
 彼女にとって、”歌”という自己表現における至上命題は「人の心に伝え届けること」。

【絢香よりのコメント】
 「今回『WINDING ROAD』をリリースすることになり、本当に嬉しく思っています。
 この『WINDING ROAD』は3人の出会いから、そして音楽に対する愛情から生まれた曲です。
 前に進む中で抱える不安・・・3人の共通のキモチでした。
 これから進むであろう道、お互い別々だけど光の差す方へ、夢や憧れを大切に進みたい。
 そんな想いが込められています。
 コブクロさんと曲を作り、歌い・・・すごく大きなパワー、プラスの魂を感じました。
 何より楽しむことが1番!!そこから始まった曲です。
 1人1人の心にとどけばいいなぁと思います。」

【コブクロについて】
 小渕健太郎は宮崎県出身。黒田俊介は大阪府出身。
 98年9月に「コブクロ」を結成し01年3月、ワーナーミュージック・ジャパンより「YELL~エール~/Bell」でメジャーデビュー。
 05年5月、TVドラマ「瑠璃の島」の主題歌として発売された「ここにしか咲かない花」、同年11月に発売した「桜」が共に大ヒットを記録。同年12月発売のアルバム「NAMELESS WORLD」はオリコン初登場1位、100万枚突破を記録。年末のNHK紅白歌合戦にも初出場を果たした。
 06年、9月27日には初のベスト・アルバム「ALL SINGLES BEST」をリリースし、オリコン4週連続1位を獲得。
 2ヶ月を待たずして200万枚突破を記録。日本武道館3daysを含む全23公演に渡る全国ツアー(15万人動員)も大成功のうちに終えた。
 昨年の年末には、“第48回日本レコード大賞”で「金賞」受賞。大晦日の“第57回NHK紅白歌合戦”では「風」をパフォーマンスし2回連続の出場を果たした。

【コブクロよりのコメント】
 「今回、絢香さんとコラボレーションさせていただいて『WINDING ROAD』という曲が完成しました。
 2006年の夏に絢香さんとご一緒する機会があったのですが、その時に『今度のイベントで何か一緒にカバー曲をやりませんか?』という話しから30分後には『一緒に曲を作ってみません?』という話しにまで到達し非常に盛り上がりました。
そこから2週間後くらいには実際にコブクロ、絢香と3人と集まって、楽曲を完成させました。
 歌詞のテーマはそれまでにメールのやり取りを繰り返し、自分たち自身の中にある『思い』や『今まで辿って来た道』、これからへの未来への期待など、さまざまな思いを書き、そして伝え合いました。
 曲を作る当日、絢香さんが2枚のルーズリーフにびっしり書き上げてきてくれた言葉を熟読してそこから見えてきたテーマをそのまま歌詞にしました。
 メロディーはその歌詞が呼ぶ世界観をそのまま表現できたと思います。その場で3人でコーラスをしたり、ハーモーニーを作ったりしながら、歌詞と同時進行で作ってきた部分もたくさんあります。
 とっても前向きな言葉がたくさんちりばめられた曲なので、僕らも歌っていてとっても力をもらえる曲です。ライブでも何度か歌ったのですが、歌ってる僕たちが気持ちよくなれる曲なので聴いてくださるかたも、きっと新しい何かを感じてもらえると思います。
 コブクロだけではなしえなかったようなエッセンスがたくさん入っているので、いろんな人に聞いていただきたい楽曲です。」

以上

2007'06.10.Sun

コーンズ、「マセラティ クアトロポルテ オートマチック」をデトロイト・モーターショーで公開

マセラティ社「マセラティ クアトロポルテ オートマチック」をデトロイト・モーターショーで初公開


モデナ発―イタリアン・フラッグシップカーの伝統を受け継ぐマセラティ最新モデル「クアトロポルテ オートマチック」が2007年デトロイト・モーターショーでワールドプレミアを飾りました。

 新型「クアトロポルテ オートマチック」のハイライトは、新開発の6速オートマチックトランスミッションの導入です。マセラティ社とドイツZF社のコラボレーションから生まれた、この革新的な6速オートマチックトランスミッションは、流れるようなギアチェンジと、より快適な走行性を実現。特に低速域での性能を進化させたマセラティ V8エンジンのパワーを余すところなく引き出します。重量バランスはフロント49対リア51とし、理想的な車両重量配分を達成。ピニンファリーナによる気品あふれるスタイリングに加え、俊敏なギアチェンジながら滑らかで柔軟なつながりを実現する、マセラティならではの高い操作性と安定性を兼ね備えています。
 オプションとして、2色のボディカラー(グリージョ・グリニートとブル・オチェアーノ)とウッド素材、タンガニカの追加に加え、デュアルゾーンカラーインテリアが選べるようになりました。

 また、「クアトロポルテ オートマチック」は、デュオセレクトギアボックスの「クアトロポルテ」と同様、ラグジュアリー感と快適性を高めた「エグゼクティブGT」とスポーツ性能を高めた「スポーツGT」を追加投入します。

 クアトロポルテは、2003年の発表以来マセラティ社の歴史を塗り替える成功を収めています。下記はその中のいくつかの実績です。
 ・マセラティにとって最高台数である9,000台の販売実績
 ・デビュー以来3年間で世界各国において28件の国際賞を受賞
 ・2005年に北米で90%以上の販売増を記録。2006年も好調を維持
 ・中東・アジアの就学児童のために2006年11月に開催されたオークションで、250万ドルの落札価格を獲得

 なお「クアトロポルテ オートマチック」の国内での発表は2月を予定しています。


添付資料:「マセラティ クアトロポルテ オートマチック」諸元

2007'06.10.Sun

日産自、「フェアレディZ」を一部改良

「フェアレディZ」を一部改良


 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、「フェアレディZ」を一部改良し、1月11日より全国一斉に発売する。

 今回の一部改良では、新開発VQ35HRエンジンを搭載し、加速性能を向上させるとともに、走る楽しさを実感できるパフォーマンス性能を実現した。
 エクステリアでは、初代フェアレディZ(S30型)を彷彿とさせるエンジンフードデザインと、同車のボディカラーであったグランプリオレンジを蘇らせたプレミアムパッショネイトオレンジ(3P)を採用し、「フェアレディZ」のヘリテイジを継承している。また、ロードスターの幌に、外観を落ち着いたトーンで引き締めるグレーを新設定した。インテリアについては、洗練されたセンスの良さを演出するグレーの内装色を追加した。さらに、頭部をしっかりとサポートするためのヘッドレスト大型化やロードノイズ低減のためのタイヤ銘柄変更(ポテンザRE040→RE050A)を行った。


<フェアレディZ仕様・装備の主な変更点>

●エクステリア
・エンジンフード意匠変更
・ボディカラーに新色のプレミアムパッショネイトオレンジ(3P)<特別塗装色>、ダークブルー(P)、ブレードシルバー(M)を含む全8色の設定
・ロードスターにグレー幌色採用
*3 Pは3コートパール、Pはパール、Mはメタリックの略。

●インテリア 
・グレー内装色採用

●装備
・アクティブヘッドレストの採用及びヘッドレスト大型化
・カーウイングスナビゲーションシステム(DVD方式)機能向上
・タイヤ銘柄変更、ポテンザRE040→ポテンザRE050A

●メカニズム
・VQ35HRエンジン [最高出力230kw(313PS)/6800rpm 最大トルク358N・m(36.5kgm)/4800rpm
・最高回転数7500rpm] 採用


<全国希望小売価格の一例(消費税込み)>
 * 関連資料 参照

2007'06.10.Sun

ブリヂストンサイクル、健康で環境にやさしいオシャレな街乗り自転車「VELTRO」を発売

健康で環境にやさしいオシャレな街乗り自転車
「VELTRO(ベルトロ)」新発売
―都市での自転車生活を提唱するリラクシーバイクプロジェクトを展開―


 ブリヂストンサイクル株式会社(社長:渡辺恵次)は、都市生活者向けの、健康で優しいオシャレな自転車生活を提案するリラクシーバイク「VELTRO(ベルトロ)」を、1月25日より全国発売します。この商品を中心とした新カジュアルラインを、リラクシーバイクプロジェクトと称して販促活動を展開します。 

<「ベルトロ」開発の背景>
 環境に優しい乗り物「自転車」を、良質の商品で自転車のある暮らしを長期間快適に楽しんで頂く為に、オシャレで上質なデザインとゆったりした乗車感をコンセプトに開発しました。
 RELAXしたお散歩が楽しめるオシャレな街乗り自転車を、「Relaxy Bike Project(リラクシーバイクプロジェクト)」として展開し、実用中心の自転車の世界から一歩先行くオシャレなコンセプトバイクへの変身を提案し、自転車の新しい流れを創りたいと考えます。
 今回のプロジェクトのメインナビゲーターには、TV・ラジオ・雑誌で活躍中のマルチ・タレント“はな”さんを起用し、一人でも大勢でもその時々を思い切り楽しむはなさんに、リラクシーバイクのある新しいスタイルの自転車生活を紹介してもらいます。

<「ベルトロ」の特長>
1.オシャレなセンスを引き立てる上質なデザイン
 オフのカジュアルなスタイルにも、かっこよくきめた通勤スタイルにもベストコーディネイトする上質デザイン。
 カラー編成は落ちついた5色編成で、インテリアを選ぶセンスで好みのカラーをセレクト。チェンケース・ドロヨケだけでなくFキャリヤ・ランプヘッドも共色でコーディネイト。

2.ベルトドライブによる快適な乗り心地と女性に優しいライディングポジション
 ベルト駆動でソフトな乗り心地と軽い走行感が味わえる。
 前のめりにならないリラックスポジションでらくらく走行できる「デルタハンドル」採用。
 スカートでも跨ぎやすい「新ループ型フレーム」を採用。

3.夜間走行の安全をアップ
 暗くなると勝手にライトが点灯する「ホワイトフラッシュミニ点灯虫」を採用。ハブダイナモ式の発電システムで、点灯しても走行が重くなることはありません。
 前後・左右からのライトを反射し安全を高めた4つのリフレクターを標準装備。

4.実用性の高い機能を多数装着
 オシャレな「フロントキャリヤ」を標準装備、オプションで専用バスケットの装着可能。
 カラーコーディネイトしたサークル錠
 静かで確実・高性能の「ローラーブレーキ」

<「ベルトロ」の概要>
1.商品名 : 「ベルトロ」 

2. 商品編成・価格 :
 ※ 関連資料 参照

3.販売地区 : 全国

4.発売時期 : 1月25日

5.販売計画 : 20,000台(発売後1年間)  

以上  


■お問い合わせ
 一般のお客様
 お客様相談室 
 TEL : 0120-72-1911

<ホームページ>
 http://www.bscycle.co.jp ブリヂストンサイクル
 http://www.relaxybike.jp リラクシーバイク スペシャルサイト

2007'06.10.Sun

日本ミシュランタイヤ、二輪オンロードラジアルタイヤ「Pilot Road 2」を発売

日本ミシュランタイヤ、二輪オンロードラジアルタイヤ
「Pilot Road 2(パイロットロード・ツー)」を発売

世界最高峰の二輪レース現場で培われた2コンパウンド技術を応用し
耐摩耗性とドライ&ウェットグリップ性能を向上させて
ライディングの楽しさと安全性を両立


 日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:フランソワ・ビュッソン)は、 ツーリングでの走る楽しさの追求と、それを支える安全性の向上に焦点を当てて開発された二輪オンロードラジアルタイヤ「Pilot Road 2(パイロットロード・ツー)」を本日より全国で販売します。 なお、価格はオープンとなっています。

 「Pilot Road 2」は、二輪最高峰のロードレースであるMotoGP世界選手権をはじめとするレース向けのタイヤ開発で培われた最新テクノロジーを 公道用タイヤにフィードバックするという概念に基づいて、 公道を走行するライダーにライディングの楽しさと安全性の両立を提供すべく開発されました。

 MotoGP世界選手権でミシュランが用いている、トレッド部のセンターとショルダーの 2つのゾーンに異なるコンパウンドを使用するミシュラン独自の2コンパウンド・テクノロジー(2CT)を応用することにより、 スポーツツーリングやネイキッドカテゴリーの車両に対し、高いレベルの耐摩耗性とドライ及びウェットグリップ性能を提供します。

2007'06.10.Sun

富士重工、次世代旅客機「ボーイング787」の中央翼を初出荷

富士重工業 ボーイング787の中央翼を初出荷


 富士重工業は、航空宇宙カンパニー半田工場新組立棟(愛知県半田市)において製造していた次世代旅客機ボーイング787ドリームライナーの初号機用中央翼を当初の計画通り完成させ、この1月10日に出荷した。今回の出荷品は、完成構造部位としては、米国、イタリア、日本など世界各国で展開されている787プログラムの先陣を切るものである。

 中央翼は左右の主翼と胴体を結合する機体構造の心臓部であり、また、製造工程上も機体組み立ての起点となるかなめの部位である。富士重工業は、ボーイング777においてアルミ合金を主体とした中央翼を担当しているが、今回の787はボーイングの旅客機として初めて主要構造に炭素繊維複合材を適用し、本中央翼もより先進的な製品となっている。

 同社は、これまで数々の複合材部品や中央翼を含む主翼の開発・製造を行ってきており、今回のプロジェクトでは、これまで培ってきた設計・製造技術、ノウハウを結集している。また、米国ボーイング社や他のパートナー、海外のサプライヤーとの世界的な連携関係を構築し、徹底した管理を行うことにより、当初計画通り今回の出荷にいたったものである。

 富士重工業は、今後もボーイング787プログラムの成功へまい進していくとともに、自社の技術をさらに磨き、世界の航空機産業に確固たる地位を築くよう努めていく。

2007'06.10.Sun

富士フイルム、米ProSolv社を株式取得により子会社化

富士フイルム 循環器部門向け医療画像情報システムメーカー
Problem Solving Concept Inc.を買収し、
メディカル事業領域を拡大


 富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、米国の販売子会社FUJIFILM Medical Systems USA, Inc.を通じて、循環器部門向け医療画像情報システムメーカーである米国 Problem Solving Concept Inc.社(本社:米国 Indianapolis、以下ProSolv社)の発行済全株式を取得し、ProSolv社を富士フイルムグループの100%子会社といたします。

 ProSolv社は、設立以来蓄積した高いソフトウエア技術を背景に、主に心臓疾患の診断と治療をおこなう循環器部門向けの医療画像情報システム(Cardiology-PACS)を独自に開発し、2000年より販売しています。ProSolv社のCardiology-PACSは、心臓疾患に代表される循環器疾患の診断・治療に必要な動画表示、心電図との同期、計測機能などに加え、カスタマイズ可能な充実したレポート作成機能が高く評価され、現在米国を中心に世界350施設の循環器部門で導入されています。

 富士フイルムは、先進・独自の技術をもって、『人々のクォリティ オブ ライフのさらなる向上に寄与していく』という企業理念のもと、メディカル事業を主要な事業領域の一つとしてグローバルに展開し、1981年に世界に先駆けて開発したデジタルX線画像診断システム「FCR」(Fuji Computed Radiography)や、放射線科における各種モダリティ画像をネットワーク上で管理する医療画像情報システム(PACS:Picture Archiving and Communications System)「SYNAPSE」を通じ、画像診断の効率化に貢献しています。

 IT化が進む医療の現場においては、画像診断情報を一元的に管理し、診療結果を短時間で正確にレポートとして記録し、診断や治療を担当する医師やその他の医療スタッフがいつでも情報共有できるPACSの導入ニーズが高まっています。その一環として今まで普及が遅れていた循環器部門のPACS導入は急速に進むと見込まれており、今後成長が期待されている市場です。また、大規模な施設では、院内の複数の部門データを一元管理することが求められており、大量の医療画像を扱う放射線部門と循環器部門間の画像情報共有に対する必要性も高まっています。富士フイルムの「SYNAPSE」は、これまで放射線部門用PACSとして世界中の1000を超える医療機関に導入され、高い評価をいただいておりますが、今回の買収により、「SYNAPSE」にCardiology-PACSの機能を付加し、より幅広い医療画像を扱う画像診断情報システムへと発展させることが可能となります。今後富士フイルムは、循環器部門のPACS化、さらには放射線部門と循環器部門での画像情報共有を求める世界の施設向けに、SYNAPSEを展開していきます。

 富士フイルムは、「メディカル・ライフサイエンス事業」を重点事業分野とした新たな成長戦略を中期経営計画の基本戦略として掲げ、設備投資や研究開発の大幅強化とともに、積極的なM&Aの展開による新たな事業拡大を進めており、今回の買収もこうした成長戦略の一環です。今後の当社メディカル事業の成長につなげるとともに、医療の質や効率の向上、人々の健康の維持増進、クォリティ オブ ライフのさらなる向上に貢献してまいります。

<Problem Solving Concept Inc.の概要>
設立     : 1989年12月
社長・CEO : Thomas Feigenbaum
所在地   : 米国Indiana州Indianapolis
事業内容  : 循環器部門向けの医療用画像情報システム(Cardiology-PACS)の開発、販売、保守

2007'06.10.Sun

シチズンTIC、設備時計を一律制御する「シンクウェーブ」に子時計のバリエーションを追加

使う場所・インテリアに合わせて子時計を選べます
設備時計の無線式時計システム「シンクウェーブ」に子時計のバリエーションを追加


 シチズン時計株式会社(社長:梅原 誠)の連結子会社であるシチズンTIC株式会社(社長:高橋 敏雄 所在地:東京都小金井市 資本金:1億円)は、オフィスやビルなどの構内に設置される設備時計を一律制御する、無線式時計システム「シンクウェーブ」の子時計のバリエーションを増やし、1月18日より発売します。


◆無線式時計システム 『シンクウェーブ』
 シンクウェーブクロック(子時計) 5モデル
 価 格:24,150円~31,500円(税込)
      *子時計の運用は電波受信アンテナと基地局との接続が必要。それ ぞれの価格は以下の通り。
 電波受信アンテナ:52,500円
 基地局: 89,250円(モニターなし)
      105,000円(モニター付き)
 発売日:1月18日

 *価格はメーカー希望小売価(税込)


 「シンクウェーブ」は、オフィスやビルなどの構内に設置されている複数の設備時計の時刻管理を一律制御する無線式時計システムです(2005年11月から発売)。
 電波受信アンテナ、基地局、および子時計(「シンクウエーブクロック」)で構成され、アンテナで受信した標準電波を、複数の子時計に基地局を通して無線で通信し、時刻修正する仕組みです(下記図参照)。従来、さまざまな原因で電波を直接受信しにくかった場所でも、日本標準時を表示することが可能です。

 今回は新たに、子時計にシックな木枠、モダンなデザイン、個性的な角型など5種類のバリエーションを追加しました。従来の子時計は、オフィス用のシンプルなデザインのみでしたが、これらのバリエーション追加により、計10種類の中からオフィス、会議室、応接室、受付など使う場所・インテリアに合わせた選択が可能になりました。


■シンクウェーブのしくみ
 添付資料をご参照ください。


■主な特長

◆受信距離が長く(見通しの良いところなら約100m)、標準電波を受信しにくい鉄筋建物の内部や地下でも正確な時刻を表示。
◆デザインバリエーションの追加により、使う場所・インテリアに合わせた選択が可能。
◆電池切れ予告機能付き。


■主な仕様

 電  池 :単3リチウム電池 1.5V×2
 電池寿命:約4年間
 質 量  :約1.0~1.5Kg


■年間販売予定個数

 5,000個(基地局、従来発売の子時計合わせて)


■シチズンTIC株式会社について

 シチズンTIC株式会社(持株比率62.3%:平成18年3月末現在)は、これまで株式会社テイ・アイ・シイ・シチズンとして活動を行ってきましたが、シチズングループ全体における構造改革の一環として、シチズンTIC株式会社に商号を変更しました。設備時計や表示装置などの製造・販売を主な事業内容としています。


■お問い合わせ
 製品についてのお問い合わせ先
 シチズンTIC株式会社
 営業企画部
 TEL 042-386-2296(直)
 〔受付時間 9:30~17:30 祝日除く月~金〕
 E-mail:info@tic-citizen.co.jp

2007'06.10.Sun

富士通、家電向け8ビットフラッシュマイコンのラインナップを拡充

家電向け高性能8ビットフラッシュマイコンのラインナップ拡充


 当社は、白物家電やデジタルAV機器などに向けて8ビットマイクロコントローラー(以下、マイコン)「MB95F128」、「MB95F168M」を開発し、本日より順次販売を開始します。

 高性能8ビットマイコン「F2MC-8FX(エフスクウェア・エムシー8エフエックス)ファミリー」(注1)の新たなラインナップとして拡充することで、より多くの家電製品の幅広いニーズに対応していきます。


 近年、多くの家電製品の制御において、高速で低消費電力の8ビットマイコンの用途が増えています。特に、アジアを中心とする海外において、ニーズが高まっています。

 当社の8ビットマイコン「F2MC-8FXファミリー」は2004年3月に発売して以来、デジタルAV機器や白物家電など多くの製品で利用されています。

 このたび、より幅広いニーズに応えるため、新たにLCDコントローラー内蔵の2品種を追加します。

 100ピンパッケージ製品としては、従来の5ボルト製品に加えて新たに3ボルト製品「MB95F128」を提供します。本製品は、低電圧でも動作可能な電子血圧計や電話機のLCD制御に最適です。また今回5ボルト対応の64ピンパッケージ製品「MB95F168M」を提供します。本製品は電子レンジや炊飯器、ファンヒーターなどの白物家電のLCD制御に最適です。

 なお、本ファミリーでは、共通の評価用ボードおよび開発ツールがすでに提供されており、一つの評価環境で本ファミリー全てのパッケージ製品の開発を行うことができます。

※ 関連資料「F2MC-8FXファミリー 製品ラインナップ」参照


■ サンプル価格、および出荷開始時期
・製品名          「MB95F128」
 サンプル価格(税込) 800円
 出荷開始時期     2007年1月末

・製品名          「MB95F168M」
 サンプル価格(税込) 750円
 出荷開始時期     2007年3月下旬

■ 販売目標
 月産40万個(2製品合計)

■ 主な特長

1. LCD点滅表示でのソフトウェアの負荷低減
 ハードウェアにて1キャラクターごとにLCDの点滅表示設定を指定することが可能です。LCD点滅表示をソフトウェアで制御する必要がありません。

2. LCD専用端子も汎用入出力ポートと兼用
 LCD用の外部電源端子、および表示用出力端子については汎用入出力ポートとしても利用可能です。LCDとしての端子機能を使用しない場合でも、お客様は有効に端子をご利用いただけます。

■ 当社マイコンへの取り組み
 当社はフラッシュマイコンをコア製品と位置づけ、お客様に3つのバリュー“供給力”、“信頼性”、“技術力”を提供する「FF Value」(富士通フラッシュマイコンバリュー)を提唱しています。当社製品はCANマイコンをはじめとする車載用、デジタルAV、情報家電など幅広い分野で採用され、高い評価をいただいています。

■ 商標について
 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上


■ 注釈
(注1) 「F2MC-8FXファミリー」: 
 低消費電力、高速処理を特長とする当社の8ビットマイコン。2004年3月に販売を開始。

■ 本件に関するお問い合わせ
 電子デバイス事業本部 システムマイクロ事業部 システム技術部
 電話: 044-754-2181 (直通)
 E-mail: edevice@fujitsu.com

2007'06.10.Sun

日本産業機械工業会、11月の産業機械輸出契約状況を発表

平成18年11月 産業機械輸出契約状況


1.概 要

 本月の主要約70社の輸出契約高は、1,602億9,700万円、前年同月比105.4%となった。

 プラントは、5件、323億8,100万円であり、前年同月比94.1%となった。

 単体は、1,279億1,600万円、前年同月比108.7%となった。

 地域別構成比は、アジア35.7%、ヨーロッパ25.4%、中東20.3%、北アメリカ13.6%、アフリカ2.6%となっている。


2.機種別の動向

(1)単体機械
 1)ボイラ・原動機
  アジアの減少により前年同月比64.0%となった。
 2)鉱山機械
  アジア、南アメリカの減少により前年同月比24.2%となった。
 3)化学機械
  アジア、アフリカの減少により前年同月比50.3%となった。
 4)プラスチック加工機械
  アジアの増加により前年同月比119.6%となった。
 5)風水力機械
  中東、アフリカの減少により前年同月比86.5%となった。
 6)運搬機械
  アジア、北アメリカの減少により前年同月比66.4%となった。
 7)変速機
  ヨーロッパ、アジアの増加により前年同月比123.9%となった。
 8)金属加工機械
  アジアの増加により前年同月比921.6%となった。
 9)冷凍機械
 中東、ヨーロッパの増加により前年同月比106.6%となった。


(2)プラント

 アジアの減少により前年同月比94.1%となった。

2007'06.10.Sun

日本産業機械工業会、11月の環境装置受注状況を発表

平成18年11月 環境装置受注状況


 本月の受注高は、780億3,800万円で、前年同月比142.8%となった。


1.需要部門別の動向(前年同月との比較)

1)製造業
 パルプ・紙向け産業廃水処理装置、石油石炭向け重・軽油脱硫装置、化学向け産業廃水処理装置の増加により134.0%となった。

2)非製造業
 その他非製造業向けごみ処理装置関連機器の増加により123.5%となった。

3)官公需
 し尿処理装置、汚泥処理装置、都市ごみ処理装置、騒音振動防止装置関連機器の増加により111.4%となった。

4)外需
 都市ごみ処理装置の増加により334.8%となった。
 (なお、外需は月により変動が大きい。)


2.装置別の動向(前年同月との比較)

1)大気汚染防止装置
 海外向け排煙脱硫装置、機械向け排ガス処理装置の減少により58.9%となった。

2)水質汚濁防止装置
 パルプ・紙、化学向け産業廃水処理装置、官公需向けし尿処理装置、汚泥処理装置の増加により111.7%となった。

3)ごみ処理装置
 その他非製造業向けごみ処理装置関連機器、官公需、海外向け都市ごみ処理装置の増加により234.3%となった。

4)騒音振動防止装置
 官公需向け騒音振動防止装置関連機器の増加により1841.7%[18倍]となった。


2007'06.10.Sun

日本産業機械工業会、11月の産業機械受注状況を発表

平成18年11月 産業機械受注状況


1.概 要

 本月の受注高は、4,568億2,600万円、前年同月比109.4%となった。

 内需は、2,869億9,100万円、前年同月比110.9%となった。
 内需のうち、製造業向けは前年同月比114.9%、非製造業向けは同110.8%、官公需向けは同107.6%、代理店向けは同103.4%であった。
 増加した機種は、ボイラ・原動機(108.5%)、化学機械(冷凍含)(124.0%)、タンク(102.7%)、プラスチック加工機械(133.6%)、圧縮機(119.1%)、変速機(114.3%)、金属加工機械(142.6%)、その他機械(110.7%)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(26.7%)、ポンプ(87.5%)、送風機(80.5%)、運搬機械(88.0%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

 外需は、1,698億3,500万円、前年同月比106.9%となった。
 プラントは、5件、323億8,100万円であり、前年同月比は94.1%であった。
 増加した機種は、化学機械(冷凍含)(139.5%)、プラスチック加工機械(115.1%)、圧縮機(117.0%)、変速機(124.4%)、金属加工機械(158.4%)、その他機械(421.1%)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(68.8%)、鉱山機械(比率は今月の受注金額がマイナスのため計上できず)、タンク(20.2%)、ポンプ(76.7%)、送風機(11.1%)、運搬機械(79.7%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


2.機種別の動向

(1)ボイラ・原動機
 石油・石炭、外需の減少により前年同月比90.0%となった。

(2)鉱山機械
 窯業土石、鉱業、建設、外需の減少により同15.9%となった。

(3)化学機械(冷凍機械を含む)
 石油・石炭、その他非製造業、外需の増加により同128.3%となった。

(4)タンク
 外需の減少により同26.8%となった。

(5)プラスチック加工機械
 その他製造業、外需の増加により同123.8%となった。

(6)ポンプ
 官公需、外需の減少により同85.3%となった。

(7)圧縮機
 外需の増加により同118.0%となった。

(8)送風機
 外需の減少により同58.9%となった。

(9)運搬機械
 鉄鋼、卸・小売、外需の減少により同85.0%となった。

(10)変速機
 窯業土石、鉄鋼、外需の増加により同116.3%となった。

(11)金属加工機械
 その他非製造業、官公需、外需の増加により同152.8%となった。

2007'06.10.Sun

インターニックス、台湾社と提携しメモリーカード用コネクターなど発売

台湾タイソルエレクトロニクス社との販売代理店契約締結のお知らせ

~1つの挿入口で複数のメモリーカードに対応するコネクタの販売開始


 当社は、このたび、携帯電話やOA機器向けに、ソケット、コネクタ、熱処理装置、ケーブル製品の開発、設計、製造を行うタイソルエレクトロニクス社(TaiSol Electronics Co.,Ltd./台湾・台北市)と、販売代理店契約を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。



 タイソルエレクトロニクス社は1994年に創設され、携帯電話やOA機器、AV、PC向けソケット、コネクタ、熱処理装置および各種ケーブルの開発、設計、製造を行う電子部品/機器メーカーであります。
 独自の構造で特許を取得しているメモリーカード用コネクタ“X-in-1 Connector”は、1つの挿入口で複数種類のメモリーカードに対応できます。
 また、携帯電話向けに、micro SD Card(*1)/TF SIM Card(*2) コネクタ、micro USB コネクタなども取り扱うほか、動作時に発熱するPCやサーバー、プロジェクター、OA機器などに欠かせない熱処理装置の開発、設計、製造も行っています。

(*1):micro SD Cardとは、micro Secure Digital Memory Cardの略でメモリーカードの形式。
(*2):TF SIM Cardとは、Trans Flash Subscriber Identity Module Cardの略でメモリーカードの形式。

 当社では、同社の携帯電話用ソケット、コネクタをはじめ、OA機器などに向けた各種ケーブルや熱処理装置を取り扱い、当面は、携帯電話やPC、AV・OA機器向けなどを中心に拡販し、3年後には5億円の売上げを見込んでいます。

以上


■タイソルエレクトロニクス社の概要
・名 称:TaiSol electronics Co.,Ltd.
・本社所在地:台湾台北市
・代表者:Y.K.Chan
・設 立:1994年
・従業員数:1943人(2005年3月)
・事業内容:ソケット、コネクタ、放熱装置、各種ケーブルの開発・設計・製造
・URL:http://www.taisol.com/

■添付資料
 メモリーカード用コネクタ“X-in-1 Connector”の外観と概略
 micro SD Card コネクタ、micro SD Card/TF SIM Card コネクタの外観
 (※ 関連資料を参照してください。)

2007'06.10.Sun

ポーラ化粧品、12ヶ月の誕生石を散りばめた「バースストーンジュエリー」を発売

12ヶ月すべての誕生石を散りばめた
「バースストーンジュエリー」発売


 ポーラ化粧品では、自社ジュエリーブランド「ラヴィドール」と「パレット」から12ヶ月の誕生石をすべて散りばめた人気の「バースストーンジュエリー」を発売します。
 「パレット」からは新アイテム(ネックレス3種、リング2種、ピアス2種)(税込¥47,250~87,150)、「ラヴィドール」からはジュエリーウォッチ2種(税込¥262,500~714,000)を1月15日に発売します。ネックレスとリングはかさねづけタイプで、1つずつでも使えるためファッションのバリエーションが広がります。「ラヴィドール」のジュエリーウォッチは12ヶ月の誕生石タイプのほか、全星座の守護石とされるダイヤモンドをあしらったタイプがデビュー。ポーラフェア(展示会)及び全国のポーラレディによるカタログ販売にてお取り扱いします。
※百貨店でのお取り扱いはございません。


誕生石は月のお守りの石

 かつて、貴族の間では12ヶ月の守り石を常に身につける習慣があったと言われています。12ヶ月の誕生石をあしらった、バースストーンジュエリーは本来の誕生石のあり方に基づいたジュエリー。生まれ月だけでなく、12ヶ月すべての誕
生石をもっていれば“ずっと自分を守ってくれる”というわけです。12の誕生石がすべて入っているのはバースストーンシリーズだけのオリジナルです。

 ※製品画像は添付資料を参照


【商品掲載の際の読者お問い合わせ先】

ポーラお客さま相談室 0120-117111


バースストーンシリーズ新製品概要
 ※添付資料を参照

2007'06.10.Sun

エレコム、非接触型のスキミング防止グッズ「スキムバリア:SKMシリーズ」を発売

ICカードや、おサイフケータイの情報を守る
高性能シールド素材“Skim Black I”採用のスキミング防止グッズを発売 


 エレコム株式会社(本社:大阪市中央区、取締役社長:葉田順治)は、財布に入れたICカードや、おサイフケータイの情報を非接触のまま盗み取られることを防ぐスキミング防止グッズ“スキムバリア:SKMシリーズ”を1月中旬より新発売します。

 最近、テレビなどで非接触式スキミングによりカード情報が盗まれる危険があると話題になることがあります。カバンや背広のポケットに入れた財布から、非接触式のカードリーダを利用して、こっそりと情報を盗むというものです。
 “スキムバリア:SKMシリーズ”は、非接触型ICカードや、おサイフケータイなどの情報を非接触式スキミングにより盗み取られることを防ぐグッズです。99.9%以上のシールド効果で非接触ICカードや携帯電話の電波を遮断できる高性能シールド素材“Skim Black I”を採用していますので、非接触型のスキミングを心配することなく安心してICカードなどを持ち歩くことができます。

 “SKM-Cシリーズ”は、財布のカードポケットにICカードなどと重ねて入れておくことでスキミングを防止することができるものです。“SKM-Kシリーズ”は、おサイフケータイ用で、おサイフケータイ機能の利用時はボタンをスライドさせてシールド板を収納するだけです。“SKM-Sシリーズ”は、財布のカードポケットをまとめて保護するもので、カードポケットなどにはさみ込むことでカードポケット全体をシールドできます。
 ICチップの情報は非常に高度に暗号化されていますので、読み取られただけで簡単に悪用できるものではありませんが、“スキムバリア”を使用することで、より安心してICカードやおサイフケータイの機能を利用できます。 



スキミング被害の防止に!非接触式ICカードや、おサイフケータイを守る!!

高性能なシールド素材「Skim Black I」を採用したセキュリティグッズ“スキムバリア”を新発売。


■カードと重ねるだけで非接触式のスキミングを防止 
 カード用並列タイプ スキムバリア 〈1枚入〉 “SKM-C001” ¥1,260(税込) 本体価格¥1,200 
                        〈2枚入〉 “SKM-C002” ¥2,415(税込) 本体価格¥2,300 
 
 財布などのカードポケットに非接触式ICカードや磁気カードと重ねてセットするだけです。
 ※カード1枚に対し、本製品1枚を使用します。 
 
 ●非接触型ICカードでも重ねてセットするだけでスキミングを防止 
 ●カードの表裏に関係なくセット可能で使い方も簡単 
 ●ICカードだけでなく磁気カードにも対応 
 ●磁気などによる内部データの破壊を防止します 
 ●カードポケットに入れやすい厚さ0.35mmの超極薄タイプ 

[仕様] 
 ■サイズ:幅85×厚さ0.35×高さ54mm 


■おサイフケータイに取り付けることでスキミングを防止 
 おサイフケータイ用タイプ スキムバリア “SKM-K001” ¥2,310(税込) 本体価格¥2,200 
 
 「おサイフケータイ」に貼り付けることでスキミングから守りデータ読み取りを防ぎます。
 ボタンをスライドさせてシールドを収納するだけでおサイフケータイの機能が利用できます。 
 
 ●重要な部分だけをカバーするので携帯の通話に影響しません 
 ●本体のボタンをスライドさせるだけで、おサイフケータイの機能を使用可能 
 ●耐久性に優れたハードケースタイプ 
 
[仕様] 
 ■サイズ:幅44×厚み3×高さ33mm 
  
 
■財布に装着可能でカードポケット全体を保護、ブラックとベージュのリバーシブルタイプ 
 サイフカード縦差し用(フリーカットタイプ)スキムバリア “SKM-S001” ¥1,680(税込) 本体価格¥1,600 
 
 財布のカードポケットにセットするだけで、カードポケット全体をカバーすることができます。 
 ブラックとベージュのリバーシブルタイプ 
 
 
 サイフカード横差し用 スキムバリア “SKM-S002” ¥2,520(税込) 本体価格¥2,400 
 
 折りのないタイプの財布に対応した横差し用タイプです。 
 ブラックとベージュのリバーシブルタイプ 
 
 ●財布のカードポケットにセットするだけでカードポケット全体を保護 
 ●ICカードだけでなく磁気カードにも対応 
 ●財布になじんで使いやすいソフトな素材を使用 
 ●SKM-S001は、フリーカットで様々な大きさの財布に対応 
 ●財布の色に合わせて選べるブラックとベージュのリバーシブルカラー 
 ●カードポケットに入れやすい厚さ0.35mmの超極薄タイプ 
 
[仕様] 
 ■サイズ:SKM-S001=幅172×奥行0.35×高さ88mm
   SKM-S002=幅160×奥行0.35×高さ140mm 


※このリリースに掲載されている商品名・社名等は、一般に各社の商標並びに登録商標です。


お客様問い合わせ窓口
 エレコム総合インフォメーションセンター
 TEL:0570-084-465 FAX:0570-050-012  


 ※詳細は添付資料を参照 

2007'06.10.Sun

トレンドマイクロ、2006年度のウイルス感染被害年間レポート(最終版)を発表

ウイルス感染被害レポート - 2006年度(最終版) 

2006年度ウイルス感染被害年間レポート(最終版) 
不正プログラムは目的指向に移行し、感染被害は倍増


 トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン、東証一部:4704、NASDAQ:TMIC)は、2006年度のウイルス感染被害年間レポートをお知らせするとともに、この1年のウイルスの状況を総括いたします。
 ※このレポートは2006年12月20日にご報告した速報(2006年1月1日~12月15日分)の最終版になります。
 
 日本国内におけるウイルス感染被害報告数は91901件と、2005年の件数(45208件)に比べ倍増しています。不正プログラムの傾向は目的指向に移りました。愉快犯から金銭目当てに、不特定多数から小規模標的型への変化は、2005年から顕著になっていましたが、2006年はさらに強まったと言えます。以前のように悪意のあるものが悪戯でウイルスを作成し、不特定多数に送る、もしくは多数のユーザが集まる場所に仕掛けるといった、いわば趣味的な行為ではなく、金銭の詐取や情報の不正取得といった明確な目的を達成するための手段として不正プログラムを利用する職業的な行為に変わりました。結果として、亜種の多発、プログラムのモジュール化、ソーシャルエンジニアリング的手法が進み、被害は分散しつつも総報告数の増加につながったと考えられます。
 また、感染活動としては、ファイル感染型、マスメール型、ルートキットなど、以前には主流であったが数年間あまり利用されなかった技術や手法が改めて使われるようになってきています。不正プログラムの作者はユーザ心理の隙をついて攻撃してきます。感染の手口は、ユーザが忘れたころに繰り返される傾向もあるため、目新しい手口というより、従来の技術や手法を利用し発展させ、組み合わせた攻撃が現れてくるでしょう。


【 ウイルス感染被害年間レポート 2006年度 】(2006年1月1日~12月31日 トレンドマイクロ調べ)
 (※ 関連資料を参照してください。)
 
【 2006年のウイルス傾向 「TrendLabs Japan」ウイルス解析担当者コメント 】
●2006年の総括:目的指向への移行と不正プログラムのアップデート
 「WORM_STRATION」以外で感染報告を集めたのは、スパイウェア、アドウェア、ボットであり、いずれも明確な目的を持って作成され、配布される不正プログラムでした。攻撃対象を絞り、ユーザやセキュリティソフトに発見されないように活動を行います。また、全般的な傾向として、機能毎によるモジュール化が進み、最初に侵入したプログラムがインターネットを通じてアップデートを繰り返すため、全体像が把握し難いものになっています。侵入用モジュールが入り込んだ後にウイルス作者が用意したWebサイトにアクセスし、次々と他の機能をもつモジュールをダウンロードすることで最終的にスパイウェアやキーロガーを使って情報を盗むという仕組みが主流になりました。アップデートという点では日本で横行している詐欺サイトのワンクリックウェアも同様で、セキュリティソフトによる検出を逃れるために、同一のWebサイト上で1日数回の頻度でアップデートを繰り返し続ける例も数多く確認されました。

●トピック(1):マスメール型ワームの復活
 もはや単純なマスメール型は流行しないと言われていましたが、8月末に登場した「WORM_STRATION」は大流行しました。ウイルス作者側は計画的に多数の亜種を集中的かつ大規模に配布したと考えられます。このワームはシステムからのエラーメールを装った英語メールで侵入しますが、通常でも英文のケースが多いため、日本でもうっかり添付ファイルを実行したユーザが多かったようです。このワームの特徴は、感染コンピュータに新しい亜種をダウンロードする点です。感染させたコンピュータを土台に別の感染を広げることができる点で、効率的な手法であるとも言えます。スパイウェアやアドウェアを送り込む例も報告されており、連鎖的な被害が危惧されます。

●トピック(2):小規模標的型の攻撃
 官公庁や大企業、新聞社などを標的にしたり、それらの名を騙ってウイルスを送りつけるメールが確認されました。ウイルス自身にはメールを送信する機能はなく、受信者をだますためにウイルスとは別に成りすましメールが作成されたと考えられます。メールのタイトル、送信者、添付ファイル名に実在の団体や組織名が記載されるなど、受信者が怪しまないように偽装されていました。このようなソーシャルエンジニアリング的手法がさらに手の込んだものになる恐れがあります。

●トピック(3):ゼロデイアタックの日常化
 未修正のセキュリティホールを攻撃する「ゼロデイアタック」が数多く確認されました。マイクロソフトは毎月の第2火曜日にセキュリティパッチを公開していますが、毎月のように公開の直前や直後に未修正のセキュリティホールに対するPoCコード(Proof of Concept)が出回っています。全世界のクラッカーによるセキュリティホール探しが過熱しているように見受けられますので、ゼロデイ関連の情報にはご注意いただきたいと思います。

●トピック(4):Winnyネットワーク上の情報流出
 2006年の前半にはWinnyを悪用するウイルスによる情報流出事故が相次いで報道され、ファイル交換ソフトはすっかり一般に知られるようになりました。幅広いユーザの方に対し、その使用や危険性について強く注意が喚起されましたが、感染数は減少傾向にあるものの流出事故は後を絶ちません。現在の傾向とは逆に古典的な愉快犯によるウイルスですが、インターネットはユーザの使い方次第で大きな問題につながる危険性があることが改めて示唆されました。

●今後、懸念されるウイルスの傾向:目的指向のエスカレートと技術のリバイバル
 不正プログラムの目的志向は、今後さらに強くなるでしょう。金銭や情報といった目的は変わらず、表面的には亜種作成の激化、標的の小規模化、機能のモジュール化、ゼロデイアタックの頻発など、現在の傾向が引き続くと考えられます。手口としては、人的なソーシャルエンジニアリング的手法に注意が必要です。2007年には新しいOSとしてWindows Vistaが発売されますが、不正プログラムの自動実行などへの対策が進む反面で、ユーザを欺くための騙しの手口が増えることも懸念されます。一方、技術的な面では、ファイル感染、マスメール、ルートキットなど旧来の技術や手法をリバイバルし、応用した例が増加する可能性があります。
 エスカレートする亜種多発への対策として、従来のパターンマッチングを拡張した検出技術が重要になってきています。亜種に共通して使われるプログラムコードに着目し、複数の亜種をまとめて検出する「Generic検出パターン」は未知の亜種への予防措置に有効です。また、Webでアップデートを繰り返す活動に対しては、従来はウイルス対策と違う分野であったURLフィルタリングなどの技術と連携して対策を取ることが必要になってきています。

【 ウイルス感染被害報告件数月別グラフ 】
 (※ 関連資料を参照してください。)


※TRENDMICRO、Trend Labsはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
※各社の社名および製品名は、各社の商標又は登録商標です。

2007'06.10.Sun

マイクロソフト、DBアプリケーション開発を支援する開発ツールの企業向けライセンスを提供

■データベース アプリケーション開発を支援する開発ツールの新製品
Microsoft(R) Visual Studio(R) Team Edition for Database Professionals with MSDN(R) Premium Subscriptionの法人および企業向けライセンス提供を2月1日(木)より開始 
~2007年6月30日(土)まで導入を支援するプロモーションを同時に開始~ 


 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)は、データベース アプリケーション開発を支援する開発ツールの新製品「Microsoft(R) Visual Studio(R) 2005 Team Edition for Database Professionals 日本語版」(以下、Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionals)に対してMSDN(R) Subscriptionを付属した製品である「Microsoft Visual Studio Team Edition for Database Professionals with MSDN Premium Subscription」(以下、Visual Studio Team Edition for Database Professionals with MSDN Premium Subscription)を「マイクロソフト ボリューム ライセンス」を通じて法人および企業向けに2月1日(木)から提供を開始します。

 また、この提供開始にあわせて2007年6月30日(土)まで、Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsの導入を支援する優待キャンペーンを実施します。


Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionals について
 Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsは、データベース プロフェッショナルがデータベース開発において適切な変更管理と品質向上のための取り組みを実践できるように、データベース変更管理やデータベース テストの支援機能、およびデータベースのオフライン開発機能を提供する最新の開発ツールです。

 Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsは、下記の主要機能を提供します。
 ・データベース スキーマに対する「データベース変更管理支援機能」 
 ・データベース アプリケーションの品質を向上させる「データベース テスト支援機能」 
 ・リスクを抑えたデータベース開発を可能にする「オフライン開発機能」
 データベース開発において、これらの機能を効果的に利用することでアプリケーションのライフサイクル全般に渡り、リスクを抑えた効率的なデータベース アプリケーション開発を実現します。 


Visual Studio Team Edition for Database Professionals with MSDN Premium Subscriptionについて
 MSDN Subscriptionは、Windows環境におけるソフトウェア開発を行う開発者の皆様をトータルにサポートするサービスです。MSDN Subscriptionは必要となる Visual Studioのエディションに組み合わせてVisual Studio with MSDN Subscriptionとして購入できます。また、Visual Studio with MSDN Subscriptionでは契約期間に応じて、一定期間にわたりサービスを提供します。

 Visual Studio Team Edition for Database Professionals with MSDN Premium SubscriptionはVisual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsに対して MSDN Premium Subscriptionを組み合わせた Visual Studio with MSDN Subscription製品であり、Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsソフトウェアはもちろん、契約期間を通じて、開発ツール、オペレーティングシステム、サーバー、SDK(Software Development Kit)など開発に必要な幅広いマイクロソフト製品を提供します。


Visual Studio Team Suite with MSDN Premium Subscription 優待提供キャンペーンについて
 今回、Visual Studio 2005 において最上位のエディションとなる VisualStudio 2005 Team Suiteに対して、MSDN Subscriptionを組み合わせたVisual Studio Team Suite with MSDN Premium Subscriptionの新規購入において割引価格を設定し、Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsの導入を支援するキャンペーンを開始します。

 Visual Studio 2005 Team SuiteはVisual Studio 2005におけるTeam Editionの3製品であるVisual Studio 2005 Team Edition for Software Architects、Visual Studio 2005 Team Edition for Software Developers、Visual Studio 2005 Team Edition for Software Testersの3製品の機能を統合して提供するスイート製品です。今回、Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsの提供開始に伴い、これまで3製品のスイート製品であった Visual Studio 2005 Team Suiteは価格を据え置いたまま4製品の機能を提供するスイート製品として生まれ変わります。

 本日から開始するこのキャンペーンは、Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsの追加により製品価値が拡大した Visual Studio 2005 Team Suiteに対して、MSDN Subscriptionと組み合わせて購入の場合に割引価格での提供を行い、Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsの導入を支援するキャンペーンとなります。

実施内容 :
 Visual Studio Team Suite with MSDN Premium Subscriptionのライセンス&ソフトウェアアシュアランス(L&SA)をキャンペーン実施期間中、優待価格にて提供します。キャンペーン参考価格は、添付資料を参照ください。

実施期間 : 2007年6月30日(土)まで

対象ライセンス プログラム :
 「マイクロソフト ボリューム ライセンス(※)「マイクロソフト ボリューム ライセンス」には、Open Business、Open Volume、Open Value、Open License Value、Select、Enterprise Agreementなどが含まれます。

対象製品 :
 Visual Studio Team Suite with MSDN Premium Subscriptionのライセンス&ソフトウェアアシュアランス(L&SA)

 なお、Visual Studio 2005 Team Edition for Database Professionalsのパッケージ製品、ならびに(MSDN Premium Subscriptionが付属しない)ボリュームライセンスでの提供開始については、詳細が決まり次第改めて発表します。


Visual Studio 2005の詳しい情報は以下のサイトを参照ください。
 http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/

Visual Studio with MSDN Subscriptionの詳しい情報は以下のサイトを参照ください。
 http://www.microsoft.com/japan/msdn/subscriptions/

◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。 
 マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/japan/
 マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

(*)Microsoft、MSDN、Visual Studioは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。 
(*)Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 
(*)その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 

2007'06.10.Sun

日立ソフトとクラステクノロジー、SIビジネス拡充で資本・業務提携を強化

日立ソフトとクラステクノロジーが資本・業務提携を強化
─純国産の生産管理パッケージ「ECObjects」の事業拡充で合意─


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(代表執行役執行役社長:小野功、本社:東京都品川区、以下日立ソフト)は、株式会社クラステクノロジー(代表取締役:四倉幹夫、本社:東京都渋谷区、以下クラステクノロジー)が発行した新株を引き受けることで20%程度を出資し、同社の生産管理パッケージ「ECObjects」を軸としたSIビジネスの拡大を両社で図ります。

 今回の資本・業務提携の強化により、日立ソフトとクラステクノロジーが開発ノウハウを共有することで、クラステクノロジーは「ECObjects」の機能強化を大幅にスピードアップすることが可能になり、他の開発パートナーは、導入期間短縮、開発コスト削減の効果を享受できるとともに、販売パートナーの受注拡大にも資するものです。日立ソフトは「ECObjects」に関する技術情報をいち早く入手し、「ECObjects」の周辺パッケージの開発とシステムインテグレーションの提供を今後更に拡大致します。

 製造業では、グローバル化の進展による競争激化の中で一層の原価低減が求められ、生産部門に閉じた部分最適システムではなく、企業の業務プロセスの全体最適化につながる生産管理システムを構築することが求められています。「ECObjects」はサービス指向アーキテクチャ(SOA)対応のJAVAパッケージであり、お客様の強みとなっている業務プロセスをカスタマイズによって容易に取り込めるところが評価されています。これまでも両社は、クラステクノロジーの持つ製造業の業務ノウハウと日立ソフトの持つシステム構築及びアプリケーション開発ノウハウを組み合わせて共同で生産管理ソリューションを展開しており、既に20社以上の生産管理システムを手掛け、「ECObjects」全体ではパートナー各社からの提供を合わせると100社を超える企業に導入されています。

 今回の提携強化により、クラステクノロジーは、パッケージの新規開発・機能強化にリソースを集中し、スピード感をもって製品競争力を高めることが可能となります。日立ソフトは、洗練されたパッケージをもとに、得意とするシステムインテグレーションビジネスを展開し、製造業向けの生産管理ソリューションを迅速に提供する体制を整えます。また、既に日立ソフトが提供している原価管理パッケージ「ECObjects /CostACC」に加え、関連パッケージ提供のビジネスも拡大します。これにより「ECObjects」のパートナー各社も、優位な「統合化部品表」をベースとする純国産パッケージを活用したソリューションを提供できます。
 将来的には、生産管理を中心に販売・会計機能の拡充を図り、純国産ERP を目指し、製造業を中心とした企業様のニーズに広く応えていく予定です。

【「ECObjects」について】
 エンジニアリング・チェーン・マネジメントという新しい理論に基づいて構築・設計された総合製造ソリューションです。従来の業務部門・機能毎に個別に構築されたシステムでは、リアルタイムの情報共有が非常に難しく、仕様変更・設計変更が頻発する環境ではどの情報が最新で正しいかの判断が困難でした。「ECObjects」では統合化部品表を中核にものづくりに関する情報を一元管理することにより部門間の情報共有をシームレスにし、すべての業務プロセスで最新の正しい情報を即座に活用することができます。

【サービス指向アーキテクチャ(SOA)について】
 SOAとは、事業体において相互に結び付いているビジネス機能、業務プロセス、および組織を有機的に結びつけ、ビジネスの変更にも柔軟に対応できるITインフラを構築する考え方です。SOAにより企業は、既存アプリケーションの有効活用、および新規アプリケーションとの組合せが大幅に容易になり、機動力を大きく高め、コスト削減を実現することができます。


※ECObjectsは、株式会社クラステクノロジーの登録商標です。
※CostACCは、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社の登録商標です。
※その他記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

2007'06.10.Sun

ケンウッド、USB機器とシームレス化の1DINカーオーディオレシーバー「シリーズU」など発売

市販カーオーディオ2007年モデル第二弾「シリーズU」など6機種を新発売
~iPod(R)を始めとするデジタルオーディオプレーヤーなどとのシームレス化を進展~


 株式会社ケンウッド(社長:河原 春郎、本社:東京都八王子市)は、市販カーオーディオ2007年モデルの第二弾として、USB端子を搭載することで、iPodを始めとするデジタルオーディオプレーヤー(以下D.A.P.)やUSBメモリーなどUSBマスストレージクラスに準拠したメディアとの接続を実現し、収録した楽曲の再生/操作が可能な1DINカーオーディオレシーバー新製品「シリーズU」2機種とAUX端子をフロントパネルに搭載した2DINカーオーディオ4機種を1月下旬より順次発売いたします。

*品番、希望小売価格の一覧表は添付資料をご参照ください。


■企画背景と製品の概要
 現在の市販カーオーディオ市場では、iPodをはじめとするD.A.P.の普及により、ユーザーが所有する音楽財産のすべてをこれらのメディアに収録し、膨大な楽曲を屋外だけでなくご家庭はもちろん、車の中でも楽しみたいというニーズが急増しています。

 このような市場背景から当社は、昨年からUSB端子搭載モデルを発売し、D.A.P.とのシームレス化を推進してきましたが、このたび市販カーオーディオ2007年モデル第二弾として、D.A.P.などのUSB機器とのシームレス化をより進展させた「シリーズU」2機種と、フロントパネルにAUX端子を搭載した2DINカーオーディオ4機種を発売します。

 USB2.0端子を標準搭載する「シリーズU」は、D.A.P.やUSBメモリーなどのUSB機器とのデジタル接続によって、USB機器に収録された楽曲を高音質で再生します。また、別売のiPodインターフェースケーブル「KCA-iP200(希望小売価格3,150円)」を用いることで、ハイスピードUSB 2.0接続による、圧倒的なスピードでの楽曲データ転送を実現。iPodをストレスフリーにコントロールすることができます。さらに、上位モデル「U727」は、新開発の「マルチコントロールホイール」を採用。USBメモリーなどに収録された楽曲の選択/操作などを大幅に向上するだけでなく、iPod接続時専用のオペレーションモード「iPodモード」の搭載など、当社が考える理想のインターフェースを実現しました。

 2DINカーオーディオでは、4機種ともに、D.A.P.をはじめとした様々なポータブルオーディオを接続できるAUX端子をフロントパネルに装備しているので、お手持ちのポータブルオーディオをステレオミニプラグでダイレクトに接続することにより、お気に入りの音楽を車室内で簡単に楽しむことができます。また、上位モデル「DPX-66MD」は、iPodインターフェースユニット「KCA-iP501」(希望小売価格:10,500円)と接続することで、iPodの再生/操作はもちろん、「DPX-66MD」が搭載する高音質技術にも連動。理想的な音質でiPodを楽しむことができます。さらに、MP3/WMA/AAC形式の音楽データで、圧縮の際に失われた高音域部分を補間する当社独自の帯域補間技術「Supreme」を搭載。圧縮された音楽データも高音質で再生します。

 ケンウッドは、iPodをはじめとするポータブルオーディオとの接続を実現するUSB端子およびフロントAUX端子の搭載や「Supreme」の採用、高い操作性・デザイン性など、多様化するお客様の音楽ライフスタイルに対応した2007年モデル第二弾6機種を投入することで、市販カーオーディオ市場におけるより一層のプレゼンスの強化をめざします。


*主な特長・定格は添付資料をご参照ください。


一般顧客窓口:ケンウッドカスタマーサポートセンター
 TEL:0570-010-114(ナビダイヤル)
 携帯電話・PHS・IP電話:045-933-5133

2007'06.10.Sun

JFEスチールや神戸製鋼所など、鋼構造物溶接時の変形制御・低減技術を開発

鋼構造物(橋梁・造船等)溶接時の変形制御・低減技術の開発 

~溶接変形量を2割低減し、省エネ化に目途~  


 JFEスチール(株)、(株)神戸製鋼所、石川島播磨重工業(株)、川崎重工業(株)、大阪大学大学院工学研究科、大阪大学接合科学研究所、(財)金属系材料研究開発センターは、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクト「省エネルギー型鋼構造接合技術の開発」(注1)を受託し、橋梁、造船、建設機械を主たる対象とした鋼構造物の溶接時の変形を抑制(注2)する技術を共同で開発いたしました。

 鋼構造物の溶接施工時には、溶接金属の熱収縮により生ずる鋼構造物の変形を矯正(注3)するために、多くのエネルギーを消費するガス加熱を行います。そこで、1)エネルギー使用量の低減、2)溶接精度の向上、を目的に今回のプロジェクトに取り組み、従来よりも溶接変形が少ない溶接材料を新たに開発いたしました。さらに、その溶接材料を用いた溶接施工方法についてシミュレーションと実験を重ね、省エネルギー型の鋼構造溶接技術を新たに開発いたしました。(図1)

<図1 溶接変形の抑制> 
 (※ 関連資料を参照してください。)


 今回開発した技術は、以下の通り、溶接金属の変態膨張を利用した、溶接変形抑制技術に特色があります。

(1)変態(注4)開始温度の最適化による新溶接材料の開発(図2)(図3)
 鋼は変態する時、1)変態開始温度が化学組成によって変化する、2)変態開始温度が低くなるほど変態時の膨張量が大きくなる、という特性があります。これらの特性を基に、溶接金属の変形量が最小となる最適な化学組成と変態開始温度について実験を重ね、今回の新溶接材料(化学組成:12%Cr-3%Ni系)を開発いたしました。
 この開発溶接材料を用いた場合、溶接終了後に、通常の溶接材料に比べて室温での変形量が2割程度低減し、矯正に要するエネルギーを低減することができます。たとえば、道路橋に使用される「I」型の桁に適用した場合、フランジ(注5)の変形量が2割程度低減します。また、一部の部材では、変形矯正のプロセス自体が不要となります。
 また、溶接部の構造健全性は、従来の溶接材料と同等の溶接作業性と強度特性(引張強さ、疲労特性など)を兼ね備えています。
  
(2)変形抑制効果を向上させる溶接施工方法の開発
 今回開発した溶接材料を用いた溶接の施工時に拘束(注6)を付加することで、変形矯正のプロセスが不要となる鋼板の対象範囲が拡大し、変形抑制の効果がさらに向上することが、シミュレーションおよび構造体モデルを用いた実験により確認できました。
 この施工方法の利用により、橋梁、造船、建設機械等の鋼構造物施工時の、変形矯正に要する熱エネルギー低減と作業能率の向上が可能になります。

<図2 溶接金属の変態温度と角変形量の関係> 
<図3 開発溶接材料による変形低減効果> 
 (※ 関連資料を参照してください。)


(注1)「省エネルギー型鋼構造接合技術の開発」プロジェクト 
 受託研究期間は、平成15年8月から平成17年度の3ヵ年。
 研究金額は、3ヵ年で354百万円。
 詳細は、NEDOのホームページをご参照下さい。
 http://www.nedo.go.jp/activities/portal/p03006.html

(注2)溶接変形 
 溶接後に、溶接金属が収縮することにより鋼板が変形すること。
 溶接変形の種類には、面外変形、面内変形がある。面外変形には主に角変形(横曲がり変形)、縦曲がり変形があり、今回のプロジェクトでは主に角変形に着目した検討を行った。

(注3)矯正 
 溶接時に発生した変形を基準以下にする作業。
 プレスによる矯正とガス加熱による矯正があり、今回のプロジェクトでは、ガス加熱による矯正作業の削減を目的としている。

(注4)変態 
 鋼(溶接金属を含む)の格子構造が、溶接後の冷却中に、面心立方格子(オーステナイト)から体心立方格子に近い構造(フェライト)に変化すること。
 格子構造が変化する時、鋼は膨張する。
 橋梁・造船に使用される鋼板の多くは400~700℃の範囲で変態する。

(注5)フランジ 
 I桁の場合、I型の断面の部材における縦長の部分を腹板、腹板の上下につく板をフランジという。

(注6)拘束 
 施工中の工作物の剛性を上げること。ここでは補剛材などを取付けることにより剛性を上げている。
 

関連情報(製品情報>造船) 
http://www.jfe-steel.co.jp/products/shipbuilding/index.html

関連情報(製品情報>土木) 
http://www.jfe-steel.co.jp/products/construction/index.html

2007'06.10.Sun

ニベア花王、美肌デオドラント「8x4キレイ」から「8x4キレイ ローション」2種を発売

美肌デオドラントに、効果の高いロールオンタイプが新登場
『8x4キレイ ローション』 新発売 


 ニベア花王(社長・星野敏雄)は、2007年2月24日、美肌デオドラント『8x4キレイ』からわきに直接塗布し、高密着・高効果のローションタイプ、『8x4キレイ ローション』(全2アイテム)を新発売いたします。


 2007年も引き続き堅実に伸張が予測される制汗デオドラント市場は、スプレーとロールオン剤型が伸張されると見込まれております。
 女性用制汗デオドラント剤市場において、最も大きな構成比を占める年代は20代女性であり、市場の約25%以上を占めております。20代女性は、制汗デオドラント剤の基本機能である「防臭」機能を重視するという特徴があります。このような背景から、わきに直接塗布することで効果が高いロールオンタイプは、20代から大人な剤型として使用され始め、また使用率も徐々に伸しています。また、20代女性はわきの悩みとして、においだけではなく毛穴の凹凸や黒ずみといった「見た目」に関する悩みも多いということがわかっております。
 そこで、昨年発売した「8x4キレイ」から、『8x4キレイ ローション』を新発売いたします。制汗成分、殺菌成分配合。汗とにおいを元からおさえ、すぐれた防臭効果が長続きします。また、わきの肌を明るくきれいにみせる「クリアベールパウダー」(基剤)配合しております。
 ロールオンタイプはひんやり感が少ないので、秋冬の購買指数も高く、年間需要の高い剤型です。8x4はこのように年間需要の高い商品を上市することで、制汗デオドラント剤のトップブランドとして市場のさらなる活性化を図ります。


■発売日/地域 
 2007年2月24日/全国 

■商品名 
 『8x4キレイ ローション』(2アイテム) 

■商品仕様 
 ※添付資料を参照

■商品特長 
 汗とにおいを元から防ぐだけでなく、わきをきれいにみせる美肌デオドラント高密着・高効果のロールオンタイプ

・汗とにおいを元からおさえ、すぐれた防臭効果がずーっと長続き制汗成分・殺菌成分配合
・わきの肌をととのえてキレイにみせる。
 くすみのない明るい肌にみせる「クリアベールパウダー※」(基剤)配合
・美容液成分:「ユキノシタエキス」(植物性保湿成分)配合
・すーっとした使用感で、サラサラしてベタつきません。
・緑茶エッセンス(基剤)配合。

効能効果:皮ふ汗臭、わきが(腋臭)、制汗


※クリアベールパウダー
 すりガラスのようなぼかし効果の「バタフライ形パウダー」と光効果の「2色の微細パール」で透明感のある明るい肌に


消費者の方のお問い合わせ 

花王株式会社 消費者相談センター 
電話 03-5630-5060 

[63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73
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