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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.25.Mon
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2007'05.27.Sun

インターニックス、蛍光体を使わない白色LEDの販売開始

従来のLEDと比べ2倍から6倍の長寿命
~蛍光体を使わない白色LEDの販売開始


 当社は、このたび、LED*1を中心としたオリジナル光デバイスの企画・開発を行うオプトリンク株式会社の、電飾看板および照明/電飾用光源向け二波長白色LED商品の販売を開始いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。




 オプトリンク株式会社(東京都台東区)が開発した白色LED“OPLL-50W20”は、一つの発光素子*2上に二波長を同時発光させることによって白色発光を実現したユニークな商品であります。この商品は、蛍光体を使わないため、以下のメリットが得られます。

(1)従来品と比べ2倍から6倍の長寿命を実現できること(継続テスト中)
(2)色や輝度のバラつきが少ないこと
(3)製造工程がシンプルになるため生産性が高いこと

 これらのメリットにより、電飾看板などにおいて光源交換の長期化が図れるとともに、白色LEDの他に同時発売したクリアカラーLED商品によって、LEDを単なるインジケータ点灯から演出光源へと進化させることができます。
 なお、今後は、3φランプ、SMD*3タイプ、特殊光源など、ラインナップの拡充を図る予定であります。

*1:LEDとは、発光ダイオード(Light Emitting Diode)の略で、電流を流すと発光する半導体素子の一種。
*2:発光素子とは、各種化合物半導体基板上に発光層を形成した素子のこと。
*3:SMDとは、表面実装型部品(Surface Mount Device)の略。基板の表面に実装でき、実装密度の増大、基板の小型化が図れる。

 当社では、二波長白色LED“OPLL-50W20”のほか、クリアカラーLED“OPLL-50xxシリーズ”を取り扱い、当面は、看板などの広告媒体照明、室内照明用途、各種LCDバックライト光源向けに拡販を行い、3年後には5億円の売上げを見込んでおります。


以上


■オプトリンク株式会社の概要
・本社所在地:東京都台東区
・代表者:山口裕
・設立:2003年
・主要製品:二波長白色LED、クリアカラーLED、汎用LEDなど
・URL:http://www.optlink.co.jp/

■添付資料
 白色LED発光のしくみと色見本

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2007'05.27.Sun
和電工、ハードディスク新工場をシンガポールに新設

ハードディスク新工場をシンガポールに竣工
垂直磁気記録方式による高容量化に対応 単一工場で世界最大の規模


 昭和電工株式会社(社長:高橋 恭平)は、シンガポールに2005年12月より建設を進めてきたハードディスク新工場の操業を開始いたしました。

 新工場は、千葉、シンガポール(既設)、台湾に続く、当社の第4のハードディスク製造拠点となります。既にクリーンルーム内に垂直磁気記録方式に対応した最初の製造設備を設置し、生産を開始しております。本格稼動は2007年初からの予定です。

 今後お客様からのご要請に応じて段階的に新工場の能力増強を行い、当社グループ全体のハードディスク生産能力を月産1575万枚から2008年末には2400万枚へ引き上げる計画です。新工場の建屋、クリーンルーム並びに今後の能力増強を含む設備投資の総額は600億円の見込みです。

 ハードディスクの需要は、既存のパソコン用途に加え、HDDレコーダー、ビデオカメラ、携帯音楽プレーヤーなどのコンシューマー・エレクトロニクス(CE)分野に急拡大しており、今後年率15%の高成長が期待されています。特に高容量化が求められているノートパソコンや小型CE分野向けに、当社は、垂直磁気記録方式のハードディスクをいち早く市場へ投入いたしましたが、今後新工場における最新ラインにおいても垂直磁気記録方式による高容量品の生産を行い、お客様のご要望にお応えしてまいります。

 本日、新工場において竣工式を行い、リム・フンキャン貿易産業大臣他多数のご来賓の皆様にご出席いただきました。

 以上

<新工場の概要>
 ・所在地  : シンガポール共和国 パイオニア・クレッセント地区
 ・従業員数 : 1,100名(既設工場分を含む)
 ・敷地面積 : 68,000m2
 ・生産品目 : アルミ・ガラス製ハードディスク

2007'05.27.Sun

J.D.パワー、「2006年日本ホテル宿泊客満足度調査」結果を発表

ホテルの宿泊客満足度、
ザ・リッツ・カールトン、リーガロイヤルホテル、ロイネットホテルが各部門で第1位

2006年日本ホテル宿泊客満足度調査


 CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック(本社:東京都港区、代表取締役社長:蓮見南海男、略称:J.D. パワー)は、2006年日本ホテル宿泊客満足度調査の結果を発表した。

 当調査は、日本全国のホテルグループ・チェーン91ブランドを対象に、宿泊客のホテルにおける経験やサービスに対する満足度を調べるもので、今年初めて実施した。直近1年間に宿泊したホテルについて2006年10月にインターネット調査を実施し、全国の18歳以上の男女19,793人から回答を得た。

 当調査では、ホテルの提示する正規宿泊料金や客室面積をもとに「1泊35,000円以上」、「1泊15,000円~35,000円未満」、「1泊15,000円未満」の3つの部門に分け、それぞれにおける宿泊客満足度を測定している。各部門の詳細は次のとおり。
 ・1泊35,000円以上部門:正規宿泊料金の最多価格帯35,000円以上もしくは最多客室面積35m2以上
 ・1泊15,000円~35,000円未満部門:正規宿泊料金の最多価格帯15,000円~35,000円未満
                        かつ最多客室面積35m2未満
 ・1泊15,000円未満部門:正規宿泊料金の最多価格帯15,000円未満かつ最多客室面積25m2未満

 また、当調査によって、宿泊客の総合的な満足度が8つのファクター(要素)によって構成されていることと、総合的な満足度に対する各ファクターの影響度が明らかになった。8つのファクターは「料金」、「客室」、「ホテルスタッフ」、「ホテル施設」、「チェックイン/チェックアウト」、「F&B(料飲施設)」、「ホテルサービス」、「予約」となっている。なお当調査では、各ファクターの詳細評価項目に対する宿泊客の評価をもとに、宿泊客満足度スコアを算出している(1000ポイント満点)。


◆支払った料金に見合った宿泊体験が顧客満足を上げる◆

 宿泊客の総合的な満足度に影響を与える8つのファクターのうち、影響度が最も高いのは、宿泊料金の高低に関わりなく「料金」(宿泊料金のみならず滞在中に費やした費用)であることがわかった。各部門の「料金」の総合満足度に対する影響度は、「1泊35,000円以上」部門が21%、「1泊15,000円~35,000円未満」部門が28%、「1泊15,000円未満」部門では36%となっており、価格帯が低くなるほど「料金」の影響度が高くなっている*。
 (*全てのファクターの影響度(%)の和は100%となる。)

 しかしながら、宿泊料金が安ければ「料金」の満足度が高くなるという単純な構図とはならない。特に中・高価格帯のホテルにおいては総合満足度の高いホテルほど、実際の宿泊料金は高い傾向が見られる。さらに各部門共に総合満足度の高いホテルほど「客室」と「ホテルスタッフ」の満足度評価が高い。

 このことから、宿泊客の満足度を左右しているのは、ホテルに対して実際に支払った料金の高低より、むしろ施設やスタッフによるサービスが料金に見合っているかどうかであることがわかる。厳しい競争環境の中で優位に立つためには、低価格競争に走るのではなく、宿泊客の支払う料金に対してどれだけ価値の高い宿泊体験を提供できるかが重要となる。

 各部門における総合満足度ランキングは次のとおりとなった。

<1泊35,000円以上部門>
 ランキング対象となった16ホテルグループ・チェーンのうち、ザ・リッツ・カールトンが767ポイントを獲得し、第1位となった。「客室」、「ホテルスタッフ」、「ホテル施設」、「チェックイン/チェックアウト」、「F&B(料飲施設)」の5つのファクターで業界トップの満足度評価を得ている。第2位は帝国ホテルで、スコアは752ポイントだった。「料金」、「ホテルサービス」、「予約」の3つのファクターでトップとなった。第3位はフォーシーズンズホテル(747ポイント)、第4位は同率でパンパシフィックホテルとウェスティン(701ポイント)が入った。今年の当部門の平均スコアは696ポイントとなった。

<1泊15,000円~35,000円未満部門>
 ランキング対象となった19ホテルグループ・チェーンのうち、リーガロイヤルホテルが第1位となった。スコアは675ポイントだった。総合満足度への影響度が高い「料金」と「客室」でトップの評価を得た上、「ホテル施設」でもトップとなっている。第2位は671ポイントでホテルグランヴィアが入った。「ホテルスタッフ」、「チェックイン/チェックアウト」、「F&B(料飲施設)」、「予約」の4つのファクターでトップの評価を得ている。第3位はホテル日航(663ポイント)、第4位は小田急ホテル(660ポイント)、第5位は東急ホテル(658ポイント)だった。当部門の平均スコアは639ポイントだった。

<1泊15,000円未満部門>
 ランキング対象となった15ホテルグループ・チェーンのうちロイネットホテルが686ポイントで第1位となった。「客室」、「ホテルスタッフ」、「チェックイン/チェックアウト」、「ホテル施設」、「ホテルサービス」、「予約」の6つのファクターでトップの評価を得ている。第2位は650ポイントでドーミーが入った。総合満足度に対する影響度が最も高い「料金」で高い評価を得た他、「チェックイン/チェックアウト」でも満足度が高かった。第3位はコンフォート(641ポイント)、第4位はホテルJALシティ(633ポイント)、第5位は三井ガーデンホテル(628ポイント)となった。当部門の平均スコアは607ポイントだった。


< 株式会社J.D. パワー アジア・パシフィックについて >
 当社は米国J.D. パワー・アンド・アソシエイツの日本を含むアジア地域でのビジネスの拠点として1990年に設立された。自動車業界を始めコンピューター、通信関連、OA機器、サービス産業、金融など様々な業界において顧客満足に関する調査やコンサルティングを実施している。ISO9001およびプライバシーマーク取得。会社概要や提供サービスなどの詳細は当社ウェブサイト www.jdpower.co.jp まで。

< J.D. パワー・アンド・アソシエイツについて >
 ザ・マグロウヒル・カンパニーズの一部門であるJ.D. パワー・アンド・アソシエイツ(本社:米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ)は、マーケティング・リサーチ、生産・販売予測、コンサルティング、教育・トレーニングおよび顧客満足度調査を実施している国際的な情報サービス企業である。数百万人の消費者からの回答をもとに品質や顧客満足度に関する調査を毎年行なっている。ISO9001取得。

< ザ・マグロウヒル・カンパニーズについて >
 1888年に設立されたザ・マグロウヒル・カンパニーズは、スタンダード&プアーズ、マグロウヒル・エデュケーション、ビジネスウィーク、J.D. パワー・アンド・アソシエイツなどを通じて金融サービス、教育、ビジネスに関する情報を提供している国際的な情報サービス企業である。世界38カ国に290カ所以上の拠点を有し、2005年の売上高は60億ドルにのぼる。詳細はウェブサイト www.mcgraw-hill.com まで。

2007'05.27.Sun

ミック経済研究所、エンベデッドシステム・ソリューション市場の現状と展望の調査結果を発表

エンベデッド・マーケット市場におけるソフトウェア開発技術者数の伸びは、2005年度2.8%に留まっており、リソース不足に対する取り組みが急務となっている。

今、注目を浴びるエンベデッド・マーケットの実態を捉えたマーケティング資料
「エンベデッドシステム・ソリューション市場の現状と展望2006年度版」発刊


 情報・通信分野専門の市場調査機関である株式会社ミック経済研究所(本社:東京港区、社長:有賀 章)は、エンベデッドシステム・マーケットの市場実態を捉えたマーケティング資料「エンベデッドシステム・ソリューション市場の現状と展望2006年度版」を、2006年11月に発刊した、と発表しました。これは、同2005年度版のアップデ-ト版です。
 この調査は、昨年度同様、エンベデッドシステム関連ベンダー102社を対象として、面接取材を中心に、アンケート、電話調査を併用しながら調査を実施、主要ベンダー46社の個別実態と残り56社の全体トレンドをベースに、エンベデッドシステム・ソリューション市場全体の推定及びリソース(ソフトウェア開発技術者)不足と対策の実態を調査した資料となっています。

 調査結果の概要は、以下のとおりです。


<リソース(ソフトウェア開発技術者)不足とその対策の実態>
 調査企業46社に見るエンベデッドシステム・ソリューション市場の売上の前年比は、2005年度114.2%であるが、リソース(技術開発要員、プロパー+協力会社)の前年比は、102.8%であり、リソース不足が懸念される。
 また、経済産業省は『2006年版 組込みソフトウェア産業実態調査報告書』の中で、不足技術者数は、7万1千人から9万4千人になり、32%増加したと推定している。
 リソース不足は、単に人を増やせばよいという問題でなく、人材育成、外注化、品質管理、プロジェクト管理、技術開発等々、総合的に対応していく必要がある。
今回のプロジェクトでは、リソース不足対策の実態を、調査企業46社を対象に調査した。
 この結果、人材育成面では、スキル標準の体系を、組込みスキル標準ETSSを取入れて運用中の企業が26%、ETSSベースに変更中の企業が39%あり、人材育成に本格的に取り組む各企業の姿勢が顕著となっている。しかし、スキルレベルを客観的に評価する仕組みについてはまだ不十分であり、今後の課題である。
外注化の面では、別表のように、国内の協力会社の技術者数が前年比4%の増加、海外(オフショア)のそれが59%の増加であった。外注化は、今後ますます増加、とりわけ、オフショア開発の増加傾向が注目される。2005年度のオフショア開発の技術者数構成比は1.6%であった。
 品質管理及びプロジェクト管理の面ではCMM/CMMIレベル3以上の取得企業が39%、ISO9001取得企業が84%、PMBOKを活用している企業が64%であった。
 組込みソフト開発においては、制約条件が多く個人の技量に頼る傾向にあるが、ソフト開発量の増大に対して、品質管理及びプロジェクト管理に、国際規格を取入れ、組織的に対応しようとする各企業の姿勢がうかがわれる。
また、技術的には、端末や機種が変化しても一からソフトを開発する必要のないようなプラットフォームの開発や、プログラミング自動化等の開発環境の整備が今後の課題とされる。
 調査したどの企業においても、現状の対応に満足している企業はなく、リソース不足をカバーするための今後の施策、取組みによって、市場における雌雄が決せられることになろう。


●ETSS:経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)が、組込み業界の「人材の育成」や、「人材の有効活用」のための指針として作成した、『組込みスキル標準』。

●CMM/CMMI:CMM/CMMIは、組織におけるソフトウェア開発等の能力を向上させるためのモデルであり、その能力を客観的に判断するための指標として利用されている。CMMは、ソフトウェア開発のみを対象としている。また、CMMIは、統合型であり、ソフトウェア調達や製品開発を含む。

●PMBOK:プロジェクト管理に必要とされる知識体系であり、国際標準になりつつある。


 なお、同資料の体裁はA4版327頁のファイル製本で、価格は199,500円(消費税含む)です。(CD-ROM版399,000円もご用意しております)


*添付資料あり。

2007'05.27.Sun

オリーブ情報処理サービス、低価格で給与明細書などのPDF配布を実現するシステムを販売

低価格で給与明細書などのPDF配布を実現
「給与明細E-Mail配信システム2007スーパーエコノミー版」を販売開始


 システム開発を主に手がけるオリーブ情報処理サービス株式会社(代表取締役社長 堀田錦二 札幌市中央区大通西6-5-4)は、現在販売中の給与明細書E-Mail配信システムエコノミー版からよく利用する機能だけを厳選し、低価格を実現した「給与明細書E-Mail配信システム2007スーパーエコノミー版」を2006年12月20日より販売開始致します。基本ライセンス価格は、10万円(50名)~(税別)。
 本システムは、1,000名以下の企業規模を対象としたシステムであり、導入費用を極めて安価に抑えることができます。PDF生成時に外字を埋め込む機能やメールをタイマーで配信するなどの機能は除外しておりますが、現存の給与計算システムから出力されたCSVデータを取り込み、設定された配信マスタと一致するデータをPDFファイルとして作成・暗号化し、メールで自動配信という基本的な仕組みが利用できます。
 本システム導入により、従来の紙出力コストや郵送コスト、印刷作業や仕分け作業など様々なコスト削減を実現することができます。

【システムの主な特徴】
様々なコスト削減を実現
-紙出力コスト・郵送コストの削減
-封入・印刷作業など人的コストの削減

連携しやすく導入費用が安い
-現存の給与計算システムから必要な項目をCSV形式のデータを準備するだけ

配信操作が簡単
-簡単なインターフェイスでボタンクリックだけで配信可能

安心のセキュリティ対策
-PDFを開くにはパスワードが必要なのでセキュリティも安心

多種多様な帳票にも対応可能(桐9の強力なレポート機能)
-賞与明細書、源泉徴収票、年末調整、通勤費精算など帳票各種にも対応できます

【標準価格】
  人数      金額(単位:円)
50名以下     100,000
100名以下    150,000
200名以下    200,000
300名以下    250,000
400名以下    300,000
500名以下    350,000
1,000名以下  400,000

【動作環境】
対応機種:  Windows PC
OS:      Windows2000/XP
メモリ:     256MB以上を推奨
HDD:     1GB以上
メール環境: SMTPサーバー(ポート番号25)へ送信ができる環境

【本製品に関する御問合せ先】
 Mail: info@olive.co.jp  TEL:011-241-4886

2007'05.27.Sun

リニアテクノロジー、最大3000:1の調光が可能な3チャネルLEDバラスタを発売

リニアテクノロジー、新製品「LT3003」を販売開始
最大24個のLED向けに3000:1の調光が可能な3チャネルLEDバラスタ


2006年12月14日-リニアテクノロジーは、3%精度の電流整合で3本の独立したLEDストリングをドライブして均一なLED輝度を達成するLEDバラスタ「LT3003」の販売を開始しました。LT3003EMSEは熱特性が改善された10ピンMSOPパッケージで供給され、1,000個時の参考単価は140円(税込み)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。

 LT3003は、8個のLEDから成る3本のストリングの形をとる最大24個のLEDをそれぞれ350mAでドライブ可能なので、様々なTFT-LCDやヘッドアップ・ディスプレイ・アプリケーションのバックライトに最適です。LT3003は昇圧モード、降圧モード、昇降圧モードで動作するので、多くのLEDアプリケーションでの動作が可能です。
 入力電圧範囲が3V~40Vと広く、ほとんどのLEDアプリケーションに対応できます。
 True Color PWM(TM)調光により、外付けのレベルシフト回路を使用せずにあらゆるモードでPWMピンのロジックレベル信号を使用して最大3000:1の調光比を達成できます。LT3003はMSOP-10パッケージで供給され、非常に小型で高精度のLEDバラスト・ソリューションを実現します。

 LT3003のLEDバラスト設計は、工場でのコストのかかる調整を必要とする外付けバラスト抵抗を使用して3つの独立したチャネルをドライブする従来の手法よりも優れています。LT3003により、SEPICの昇降圧ソリューションのみに限定するのではなく、LEDを入力電源に戻す(昇降圧モード)ことができるので、入力電源電圧がLEDストリングの出力電圧の上下にまたがるアプリケーションに対応できます。
 LT3003はリニアテクノロジーのLEDドライバLT1618、LT3474、LT3475、LT3476、LT3477、LTC3783を使用した設計に最適です。


■LT3003の特長
 ・3%のLED電流整合
 ・LEDストリング当たりの連続電流:最大350mA
 ・最大3000:1のTrue Color PWM(TM)調光範囲
 ・PWM入力によってLEDストリングを切断
 ・降圧モード、昇圧モード、昇降圧モードで動作可能
 ・広い入力電圧範囲:3V~40V
 ・過温度検知出力
 ・LT1618、LT3474、LT3475、LT3476、LT3477、LTC3783と共に使用
 ・熱特性が改善された10ピンMSOPパッケージ


以 上

2007'05.27.Sun

IDC Japan、2006年第3四半期国内ディスクシステム市場動向を発表

2006年第3四半期国内ディスクシステム市場動向を発表


・外付型ディスクストレージシステム出荷金額は前年同期比8.1%減
・メインフレーム向けの落ち込みなどで、5四半期ぶりのマイナス成長へ
・NAS出荷金額は需要分野の拡大で同33.9%増を記録 
 
 IT専門調査会社 IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内ディスクストレージシステム市場の2006年第3四半期(7月~9月)の実績を発表しました。それによると、外付型ディスクストレージシステムの国内出荷金額(Factory Revenue)は513億4,600万円で前年同期比8.1%減となりました。外付型ディスクストレージシステムの出荷金額は2005年第3四半期から、2006年第2四半期まで4四半期連続のプラス成長を続けてきましたが、2006年第3四半期は5四半期振りのマイナス成長となりました。2006年第3四半期の出荷金額の減少幅が比較的大きかったのは、メインフレームディスクストレージシステムの落ち込みや、2005年第3四半期の通信キャリア向け大型案件の反動などが影響しています。

 2006年第3四半期の外付型オープンシステムディスクストレージシステム(UNIX、Windows、Linux、NOSの合計)の出荷金額は377億6,100万円で前年同期比7.4%減となりました。外付型オープンシステムディスクストレージシステムの出荷金額も5四半期振りのマイナス成長となりました。とくに、2005年第3四半期に通信キャリア向け大型案件などで好調だったUNIXディスクストレージシステムが前年同期比8.4%減の大きな落ち込みを記録しました。国内外付型ディスクストレージシステム市場は、WindowsやLinux環境でのビジネスが拡大していますが、まだUNIX向けが最大の市場を形成しており、UNIXディスクストレージシステムの動向に大きく影響される構造が続いています。

 メインフレームディスクストレージシステムは、2006年第2四半期に官公庁向けの大型特需などで前年同期比プラス成長を記録しましたが、2006年第3四半期は130億3,200万円で同10.2%減と、再び2桁減のマイナス成長軌道に戻りました。

 外付型ディスクストレージシステムの国内出荷金額を接続環境別に見ると、SAN(Storage Area Network)とNAS(Network Attached Storage)をあわせたネットワークストレージの出荷金額が278億6,700万円で前年同期比1.6%減と、6四半期振りにマイナス成長となりました。これは、やはり2005年第3四半期の通信キャリア向け大規模SAN導入の反動で、SANがマイナス成長になったことが影響しています。そのなかで、NASは前年同期比33.9%増で、非常に高い成長を記録しました。NASの成長の背景には、主力の製造業で導入が増加しているのに加え、ITサービス、教育などでの需要の拡大が影響しています。

 2006年第3四半期の国内外付型ディスクストレージシステム市場では、日立製作所がトップシェア(27.9%)を守りました。第2位には富士通(19.8%)、第3位にはNEC(10.4%)が位置しています。NECはメインフレームディスクストレージシステムやNASが好調だったこともあり、前年同期に比べてそのシェアを3.2ポイント、アップさせました。

 IDC Japanのストレージ/サーバー グループディレクターの森山 正秋は、「国内ディスクストレージシステム市場はメインフレームやUNIXの大型案件に成長率が左右される構造が残っている。国内ストレージベンダーが、そのビジネスを安定的に成長させていくためには、成長性の高いWindowsやLinux環境で、ストレージソリューションの提案を強化していくことが重要になっている」と分析しています。

 今回の発表はIDCが発行したレポート「国内ディスクストレージシステム市場2006年第3四半期の分析」(J6030404)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内ディスクストレージシステムの2004年第1四半期~2006年第3四半期までの出荷金額、出荷容量、出荷台数をOS別、接続環境別、外付型/内蔵型別などの観点から分析しています。

(※レポートの詳細については IDC Japanへお問合せ下さい。)
 mailto:jp-sales@idcjapan.co.jp


国内ディスクストレージシステム市場 2006年第3四半期の分析
 http://www.idcjapan.co.jp/Report/Storage/j6030404.html 


<参考資料>
 外付型ディスクストレージシステムの国内出荷金額と成長率推移、2005年第1四半期~2006年第3四半期

 ※添付資料を参照


一般の方のお問合せ先
IDC Japan(株)セールス
Tel:03-3556-4761 Fax:03-3556-4771
E-Mail:jp-sales@idcjapan.co.jp
URL:http://www.idcjapan.co.jp

2007'05.27.Sun

東京商工リサーチ、11月の全国企業倒産状況を発表

東京商工リサーチ、2006年11月度の全国企業倒産状況を発表


【倒産月報】2006年11月度

 倒産件数が前年同月比2.0%減の1,091件、2カ月連続前年同月を下回る


 2006年(平成18年)11月度 全国企業倒産状況 (負債額1,000万円以上倒産)

 倒産件数   1,091件
 負債総額   441,638百万円

 前年同月比
  件 数   ▲ 2.0% (前年同月 1,114件)
  負 債   ▲45.3% (前年同月 808,265百万円)

 前 月 比
  件 数   ▲ 6.4% (前月 1,166件)
  負 債   ▲28.3% (前月 616,766百万円)

 (%は小数点2位以下切捨)


ダイジェスト
◆倒産件数、前年同月比2.0%減の1,091件、2カ月連続前年同月比減少
◆負債総額、前年同月比45.3%減の4,416億円、3カ月連続前年同月比減少
◆形態別、破産が584件、月次倒産構成比が53.5%を占める
◆負債額別、負債1億円未満が708件、月次倒産構成比が64.8%を占める
◆産業別倒産件数、10産業のうち5産業で前年同月比減少
◆地区別倒産件数、9地区のうち7地区で前年同月比減少
◆第三セクターの倒産が1件発生し、今年は11月末時点で累計10件

2007'05.27.Sun

花王、洗い流さないヘアトリートメント「エッセンシャルダメージケア 毛先集中ドライケアエッセンス」を発売

“毛先15cmの仕上がりをもっと思いのままに”
『エッセンシャルダメージケア 毛先集中ドライケアエッセンス』 新発売

~ドライヤー前の毛先15cmのスペシャルケア~


■発売のねらい
 花王株式会社(社長・尾崎元規)は、2007年1月27日、今年8月に新しく2つのラインに生まれ変わった、「エッセンシャルダメージケア」から、洗い流さない浸透ヘアトリートメント『毛先集中ドライケアエッセンス』を新発売いたします。

 今年8月のリニューアル以降、「毛先15cmが変われば、カワイイはつくれる。」をキーコピーに、ダメージケアだけではなく、仕上がりまで考えた新しいケアを提案し、20代女性を中心にご支持をいただいてまいりました。

 このたび、毛先15cmの仕上がりをもっと思い通りにするスペシャルケアとして、洗い流さない浸透ヘアトリートメント、『毛先集中ドライケアエッセンス』を新発売いたします。ドライヤー前に使用することで、乾ききる直前の髪のうるおいをしっかりキープ。芯からツヤめく髪で、思いのままのスタイルを実現します。ヘアカラーやパーマの繰り返し、日々のドライヤーやアイロン・コテなどで傷みがちな毛先まで、気になる切れ毛・枝毛も予防します。思い通りのおしゃれが楽しめる髪に。 20代女性の洗い流さないトリートメント使用率が3割を超えるなかで、エッセンシャルからの新しいご提案です。

 発売に合わせてTVコマーシャル、Webサイト「カワイイをつくる.com」もリニューアル。Webでの現品サンプリングも予定しています。 


■発売日/地域 
 2007年1月27日/全国 

■商品名/内容量/価格 
 ※ 関連資料 参照


■商品特長 
 仕上がりもっと思いのままに、毛先集中ドライケアエッセンス
 ~洗い流さない浸透ヘアトリートメント~

・「高純度ハニーオイル(*1)」配合。傷んで乾燥しがちな毛先のすみずみまでケア+プロテクト。
・ドライヤー前の使用により、乾ききる直前の髪のうるおいをしっかりキープし、内側から輝きに変わる仕上がりへ。乾燥しがちな毛先まで、うるおい満ちて芯からツヤめく髪へ。
・コテ・アイロンやドライヤーによる熱、スタイリング時の摩擦などによるダメージにも対応。
・枝毛・切れ毛も予防します。
・紫外線防止成分配合。
・揺れ動くたび香るフルーティーフラワーノート

<仕上りで選べる2タイプ>
・ニュアンスエアリ- (ライトオイルタイプ)
 ふんわり軽やかにまとまる、毛先まで動きのある髪へ
 キューティクル保湿成分「ワイルドローズエッセンス(*2)」配合
・リッチプレミア (べたつかない乳液タイプ)
 落ち着いてしっとりまとまる、毛先まで広がらない髪へ
 キューティクル保湿成分「ひまわりオイル(*3)」配合

 (*1) ミツロウ(毛髪保湿成分)
 (*2) ノバラエキス
 (*3) ハイブリットヒマワリ油


<消費者の方のお問い合わせ>
花王株式会社 消費者相談センター
電話 03-5630-5030

2007'05.27.Sun

ビクター、光学34倍ズームのデジタルビデオカメラ「ベビームービー GR-D750」を発売

新開発の世界最高(※1)「光学34倍ズームレンズ」搭載

デジタルビデオカメラ“ベビームービー”「GR-D750」

~ワイド(16:9)撮影に対応した「2.7型ワイド液晶モニター」採用~


 日本ビクター(株)は、新開発の世界最高(※1)「光学34倍ズームレンズ」と「2.7型ワイド液晶モニター」を搭載したコンパクト&スリムボディのデジタルビデオカメラ“ベビームービー”「GR-D750」を発売します。ワイドテレビに対応した「高精細16:9ワイドTV モード」採用と充実のオート機能により、さらに快適なビデオ撮影を楽しめます。

品名             デジタルビデオカメラ
愛称             ベビームービー
型名             GR-D750
希望小売価格(税込)  オープン価格
発売時期          2007年1月中旬
月産台数          3,000台


<主な特長>

1. 新開発の世界最高(※1)「光学34倍ズームレンズ」を搭載
 離れた被写体も大きく、画質劣化なく撮影できる、新開発の「光学34倍ズームレンズ」を搭載。カメラ位置が限定される運動会や学芸会などイベントの撮影に効果的です。

 ※1:日本国内向けの家庭用ビデオカメラとして(2006年12月14日現在、当社調べ)。

 【関連資料「参考画像1」 参照】

2. ワイド(16:9)撮影時の映像確認に便利な「2.7型ワイド液晶モニター」
 「高精細16:9ワイドTVモード」で撮影したワイド映像を、晴れた屋外でも明るく見やすいクリアブライト液晶採用の「2.7型ワイド液晶モニター」で映像確認できます。

3. 電源の切り忘れを防止する当社独自の「クイックパワーオフ」機能搭載
 液晶モニターの開閉動作が電源ON/OFFと連動。素早く撮影準備ができ、電源の切り忘れや無駄な撮影を防ぎます。

4. 「オートボタン」を押しやすい位置に配置
 オートモード/マニュアルモードの切り換え機能をボタンにして押しやすい場所に配置。「オートボタン」を押すとモード名が約3 秒間画面に大きく表示されて誤操作を防ぎ、初めての方でも安心して撮影できます。

5. バッテリーの残量を液晶モニターに表示する「データバッテリー」に対応
 バッテリーパックに、マイコン搭載の「データバッテリー」を採用。撮影前に残りの撮影時間や充電容量を液晶モニターで確認でき、バッテリーの交換や充電のタイミングがわかります。
 【関連資料「参考画像2」 参照】


<企画意図>
 デジタルビデオカメラのニーズは、「小型軽量」「高画質」はもちろん、「携帯性」や「簡単操作」、「高倍率ズーム」、「お求め易い価格」と多様化していますが、当社のアンケート調査によると、特に育児層のユーザーからは「卒業式や入学式、運動会や学芸会などのイベントで子どもの表情をアップで撮りたい」という要望が、多く寄せられています。
 当社は今回、そのような声に応え、新開発の「光学34倍ズームレンズ」を搭載したデジタルビデオカメラ“ベビームービー”「GR-D750」を企画、開発しました。本機はさらに、ワイドテレビに対応した「高精細16:9ワイドTVモード」とワイド撮影に欠かせない「2.7型ワイド液晶モニター」を採用。また、撮影前に残りの撮影時間や充電容量を液晶モニターで確認できる「データバッテリー」やオートボタンによる「簡単オート撮影」などにより、初めての方でも簡単に安心して撮影できます。

<付属品>
 ACアダプター、バッテリーパック「BN-VF808」、専用映像/音声コード(φ 3.5 ミニ)
 ショルダーストラップ、レンズキャップ

<別売アクセサリー>
 * 関連資料 参照

<主な仕様>
 * 関連資料 参照


<商品に対するお問い合わせ先>
日本ビクター(株) お客様ご相談センター
 フリーダイヤル 0120-2828-17
 携帯電話・PHSなどからのご利用は 045-450-8950

2007'05.27.Sun

KDDI、ケーブルネット埼玉と固定電話サービス事業開始

ケーブルネット埼玉、KDDIとの提携により固定電話サービス開始


 ケーブルネット埼玉株式会社(本社: 埼玉県川口市、代表取締役社長:久保田 宏、以下「CNS」)、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼会長:小野寺 正、以下「KDDI」)は、CNSのケーブルテレビ網とKDDIのCDN(注1)を活用した電話サービス「ケーブルプラス電話」を平成19年3月より開始します。首都圏での「ケーブルプラス電話」の提供についてはJCN、イッツコム、テプコケーブルテレビに次いで4社目の提携となります。

 「ケーブルプラス電話」サービスは、現在お使いのNTTの電話番号をそのまま使用でき、基本料金「1,396円/月(税込)」や3分間の市内・県内市外通話料金「8.4円(税込)」が従来のNTT固定電話(注2)の基本料金「1,785円/月(税込)」や3分間の平日昼間市内通話料金「8.925円(税込)」と比較してお得な上、au携帯電話から自宅への通話料が割引となる「au→自宅割」の適用対象となります(注3)。
 さらに「多チャンネル放送」、「インターネット」などのサービスとのセット加入では、CNSが月額料金総額にセット割引を適用します。

 CNSでは、下り最大転送速度100Mbpsの光ハイブリッド・インターネットも平成19年春にサービス開始予定であり、KDDIとの提携により、「多チャンネルデジタル放送」・「高速インターネット」・「電話」によるトリプルプレイサービスを提供できる体制が整うこととなり、地域の皆様により安心で豊かな生活環境を提供してまいります。

 今後ともCNSとKDDIは両社の協業を充分に活かし、多様化するお客様のニーズに応えていくため、固定電話のみならず携帯電話との連携によるFMCサービス(注4)を加えた「クワトロプレイ」の実現も視野に入れた質の高い様々な新サービスの提供を検討してまいります。

※上記金額は全て税込です。ただし実際のご請求は税抜き額の合計額から税率乗算し、端数切捨てとなりますので、記載表示額の合計とは異なる場合があります。
 

注1)CDN(Contents Delivery Network):IP技術、大容量回線等を活用し、映像・音声等の配信に適したコンテンツ配信網
注2)プッシュ回線住宅用3級局の価格です。記載のNTTとは、東日本電信電話株式会社です。
注3)ケーブルプラス電話の番号をauに「ご契約者の自宅電話番号」として登録した場合。
注4)FMC(Fixed Mobile Convergence)固定通信とモバイル通信の融合を実現する技術。


参考:ケーブルネット埼玉株式会社 会社概要ほか
 http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/1214/sanko.html 

2007'05.27.Sun

NTTファシリティーズ、直流給電方式を全面採用した新オペレーションシステムを運用

世界初、直流給電方式を全面採用した新オペレーションシステムの運用を開始
~情報通信のBCPを強力にサポートする高信頼・高効率で地球環境にやさしいシステムを開発~


 株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長:森 勇)は、情報通信サービスの安心・安全・信頼を更に強化するため、情報通信システム用の電源・空調装置を24時間365日絶え間なく監視・制御するとともに、設備管理・保守作業管理等、幅広い業務を横断的にサポートできる新たなオペレーションシステム(以下、本システム)を開発し、12月から運用を開始しました。
 本システムは、大規模な災害発生時でも平常時と同様の監視・制御を継続可能な性能と機能を有しており、今日、企業にとって生命線とも言える情報通信システムが停止するリスクを低減し、事業継続計画(BCP:Business Continuity Planning)をサポートします。弊社においては、高信頼・高効率の直流給電方式を推奨しており、この規模のオペレーションシステムとしては世界で初めて *直流給電方式を全面採用した、地球環境にもやさしいシステムです。
 本システムを始めとする各種オペレーションシステムにより、全国約8000ビル、20万装置におよぶ電源・空調装置に対して、お客様のニーズに合わせた監視・保守サービスを提供します。
*:当社調査による。


1.背景
 近年の情報化の急速な進展にともない、企業などにおける情報通信システムの役割は極めて重要であり、事業経営に欠かせないものになっています。一方、地震・水害といった自然災害などへの対応として注目されているBCP策定などの観点から、情報通信システムのリスクマネジメントを徹底することが急務となっています。
しかしながら、”生命線”ともいえる情報通信システムを支える環境については、電源の供給停止やサーバが高発熱化されたことによる空調能力の低下・停止などさまざまなリスクが潜んでいるにも関わらず軽視される傾向にありました。情報通信システムの信頼性を確保するには、情報通信システムを支える電源・空調システムの役割は非常に大きなものになっています。
 これらの社会的動向に対応するため、情報通信システムを支える電源・空調システムを監視する、より高信頼なオペレーションシステムを新たに開発し、導入することとしました。


2.概要
 弊社では、これまで、情報通信システム用の電源・空調装置の監視・保守において、監視システム(通称:ALICE *)と設備マネジメントシステム(通称:SOPHIA *)の2つのシステムを併用し、運用してきました。
 今回、老朽化したALICEのハードウェアとソフトウェアを全面的に更改するとともに、SOPHIAのソフトウェアにも大幅な改造を施し、2つのシステムを統合する新たなオペレーションシステム(設備運用統合管理システム:通称MaRIA*)を開発しました。
 これにより監視情報と設備情報が高度に連携し、情報の把握が容易になりました。また、気象情報や交通情報などの市中情報、IP電話、Web技術など最新技術も取り入れて、オペレータ支援のための機能拡充を図り、更なる情報通信サービスの高信頼化、高品質化に寄与します。
*:ALICE、SOPHIA、MaRIAは、全てNTTファシリティーズの社内呼称です。


3.主な特徴
(1)オール直流化による高信頼・高効率・省スペースを実現
 本システムでは、データベースサーバ、ストレージ及びルータ等のすべてに直流給電方式を採用しています。直流給電方式の特徴は次のとおりです。
1)高い信頼性(交流給電方式の10倍)
 直流給電方式は電源装置の出力電圧を制御するだけで運転が可能になるため、複雑な回路構成の交流給電方式に比べ回路構成が非常にシンプルです。さらに、停電・故障時などには蓄電池から直接電力が供給されることから、交流給電方式に比べ約10倍の信頼性を得ることができます。
2)高効率で地球環境にやさしい(交流給電方式より20%高効率)
 バックアップ用蓄電池は直流動作のため、交流給電方式ではAC→DC→ACと交流を一度蓄電池に充電するための直流に換え、再び交流に戻すので2回の変換を必要としますが、直流給電方式はAC→DCの1回の変換で済むため変換ロスと発熱が小さく、一般的に交流給電方式に比べてトータルの変換効率が高く、最大20%程度向上します。本システムではオール直流化により、年間約220万円の電気料金と二酸化炭素排出量77t-CO2/年の削減が可能で、地球環境に優しいシステムです。
3)設置面積の省スペース化(交流給電方式の1/2)
 前に述べたように回路構成がシンプルなことから、同じ電力容量の交流給電方式に比べると約1/2の電源設備スペースで済みます。

(2)サーバ等の冗長化とネットワークの二重化による高信頼化
 データベースサーバ、ストレージ及びルータ等を冗長化し、どの装置で故障が発生しても異常を検出して自動的に切り替える構成にしています。
また、警報情報を収集するネットワークについても二重化しており、回線故障発生時には、自動的にもう一方のネットワークへ切り替わり監視業務の継続が可能です。

(3)システム性能の大幅向上
 監視対象(約8000ビル、20万装置)が大規模なことから、広域停電などの大規模災害時には多数の警報が集中して発生します。警報多発時にもオペレータが迅速に対応できるよう、発生した警報を遅延なく表示させるため、各サーバに処理要求を均等に配分する負荷分散装置を導入し高負荷対策を実施するとともに、警報表示性能の大幅な向上を図りました。
 例えば、関東全域にわたる広域停電が発生した場合においても遅延なく警報を表示できるよう処理能力を向上させました。

(4)相互代替機能による監視業務の事業継続化-激甚災害対応機能(ディザスターリカバリ)-
 東日本と西日本の全国2拠点のオペレーションセンタで24時間365日体制が取られ、万一の大規模激甚災害により東・西のいずれかのオペレーションセンタが監視不能に陥った場合でも、他方のオペレーションセンタに機能を移し、監視業務が継続できる相互代替機能を備えており、事業継続計画(BCP)のサポートを確実なものにしています。


4.監視システム機能
 監視システムに必要なものとして、警報の発生状況の把握、設備状態の把握、対応状況の把握、設備の運転制御などがあります。
本システムでは、これらが更に品質良く効率的に行えるよう、人に頼ってきたノウハウを監視システムの中に取り込み、オペレータが迅速かつ確実に判断できるようにしました。

 各機能の概要は以下のとおりです。

(1)警報発生状況の把握
 災害時等、故障や停電の警報が多発してもオペレータが正しく判断出来る様に、優先順位の低い警報については表示を抑止し、重要な警報の見落としを防止しています。

(2)設備状態の把握
 設備の運転状態を取得し、リアルタイムで設備の運転状態が把握可能です。また、停電発生前の状態を記録し、停電前後での設備の状態変化や電圧・電流等の計測値の変化も容易に把握できます。

(3)対応状況の把握、管理
 故障発生やお客様からの問合せ等に対するオペレータや保守者の対応状況を一元的に管理します。ここで管理している情報を参照する事により、事務所等においても対応内容や進捗状況について情報共有が図れます。

(4)設備の運転制御
 設備の運転系統の切り替えや、空調装置の温度設定変更といった、設備に対する切り替え制御が行えます。


5.本システムを構成するサブシステム
 本システムは監視システム以外に、大きく分けて設備管理、保守者支援、作業管理の3つのサブシステムから構成されており、監視サービスをサポートするとともに、保守サービスに活用します。また、監視システムを含めたそれぞれのサブシステムが、共通のデータベースから必要なデータを組み合わせて処理し、表示します。

(1)設備管理システム
 現行のALICE/SOPHIAでは、各々のシステムがそれぞれ別々にデータを管理し、一部のデータ連携を除くと、基本的にシステム間でのデータのつながりはありませんでした。
 本システムでは、監視情報と設備管理情報が高度に連携することにより、オペレータは警報情報だけでなく警報発生した装置の設備データや故障履歴、関連する バックアップ電源の運転可能時間等、保守・運用に関する様々な情報を迅速かつ容易に把握でき、より正確な判断が可能になります。
 システム全体でコード体系を統一し共通データ化を図るとともに、データ作成の全ての操作が設備管理システムの機能で一元的に行えるよう高度化を図ることにより、データ各々が関連性を持ち最適化され、データのシームレス化・シングルインプットを実現しました。

(2)保守者支援システム
 保守者支援システムでは情報のユビキタス性が実現されており、迅速で的確な故障対応を可能にしています。
 オペレータは警報発生情報の内容により、お客様への連絡や、保守技術者の派遣が必要と判断した場合は保守センタへ対応を要請します。対応を要請された保守センタは、保守者支援システムから詳細な情報を収集し、保守技術者を現地へ派遣します。派遣された保守技術者も、携帯電話のWeb閲覧機能などを利用して保守者支援システムから情報把握することができ、故障対応の技術支援が必要な場合は、オペレータ、管理者などとも情報共有が可能で、適切な故障修理のサポートを受けることができます。

(3)作業管理システム
 登録した作業スケジュールに基づき、自動的に遠隔試験の実施やその結果を一元的に管理するとともに、保守技術者の作業管理も行います。また、災害時等における電源の確保として使用する移動電源車の運行状況、使用状況、手配先などを一元管理し、災害時の迅速な手配を可能にしています。


6.今後の展開
 現行システムからの移行を12月より順次実施し、平成18年度中に全て完了する予定です。本システムによる高信頼の広域遠隔監視サービスをはじめとする様々な監視・保守サービスを、全国約180ヶ所の保守拠点と連動し、お客様に提供してまいります。

2007'05.27.Sun

バンダイナムコゲームス、ニンテンドーDS用ソフト「平成教育委員会DS」を発売

有名中学校の入試問題や教養問題を満載

ニンテンドーDS用ソフト「平成教育委員会DS」を発売


 株式会社バンダイナムコゲームスは、ニンテンドーDS(以下DS)用ソフト「平成教育委員会DS」を12月21日(木)に発売します。

 フジテレビ系の人気番組『平成教育委員会』がゲームになってDSに登場します。本作では、番組内で使用された問題やゲームオリジナルの問題などを含む2,000問以上を収録。国語や算数など学校教科の問題や、有名中学校の入試問題、一般教養問題がクイズ形式で出題されます。

 また、ゲームの進行はテレビ番組に沿った演出で行われ、北野武先生とたけし軍団との掛け合いによる例題の後に問題が出題されるなど、プレイヤーはテレビ番組に参加している感覚でゲームを楽しむことができます。


【 特徴 】
■2,000問以上の問題を収録
 有名中学校の入試で出題された問題や教養問題、ゲームオリジナルの問題が、国語、算数、理科、社会など分野別に出題され、プレイヤーはさまざまな問題にタッチペンを使用して漢字や数字、○×などを直接書き込み回答します。出題方法もバラエティ豊かなので、ゲームを楽しみながら知識・教養と数学的思考法を身につけることができます。

■テレビ番組さながらの演出
 「授業前の挨拶」「北野武先生のコメント」「例題」「ホームルーム」など、番組に沿った演出でゲームは進行します。また進行ボイスは番組でお馴染みの勉強小僧が担当し、番組の雰囲気をより一層引き出します。
 さらに、問題によっては番組同様に、問題の解法をアニメーションで解説するので、難解な問題でも容易に理解することができます。

【 ゲームモード紹介 】
◆授業モード
 決められた時間割でテレビ番組の進行と同じ流れに沿って問題を解く、本作のメインモードです。北野武先生のコメントや、勉強小僧が進行を行ってくれるほか、わかりやすい例題や解説も収録しています。番組の参加者気分で各教科を楽しむことができます。

◆1分テスト
 ○×の2択問題を1分間に10問解答するモードです。短い時間にゲームを楽しんだり、小テスト感覚で知力を試したりするのに最適です。

◆連続問題
 ○×問題を最大100問まで連続して解答するモードです。不正解だとそこでストップ。どこまで間違わずに解答できるかを試せるだけでなく、入学試験の練習感覚で緊張感を味わいながら遊べます。

◆復習テスト
 授業モードで遊べる「模擬テスト」に再度挑戦できるモードです。反復して遊ぶことで、各問題の要点を理解するのに役立ちます。

◆成績
 個人成績や模擬テストの結果を見ることができるモードです。教科ごとの成績が確認でき、ゲームオリジナルの偏差値も表示され、知識や教養がどれくらい身についたか確認することができます。


 バンダイナムコゲームスは、世界中の人々に感動と豊かで楽しい時間を提供し続けるため、あくなきチャレンジを続けます。


【 製品概要 】
 (※ 関連資料を参照してください。)

2007'05.27.Sun

花王、高い消臭力・除菌効果の消臭スプレー「リセッシュ 気分やすらぐ香り」を発売

“衣類・布製品から空間のニオイまで緑茶のチカラでスッキリ消臭”
『リセッシュ 気分やすらぐ香り』 新発売


【 発売のねらい 】
 花王株式会社(社長・尾崎元規)は、2007年1月27日、天然の緑茶消臭成分が高い消臭効果を発揮して除菌もできる消臭スプレー『リセッシュ』から新たに“気分やすらぐ香り”を新発売いたします。

 『リセッシュ』は2005年発売以来、2006年春には空間に直接スプレーできる「ミクロミストスプレー」を実現し、快適な生活空間をつくるために「布製品のニオイ」と「空間のニオイ」の両方を解決できる消臭スプレーとして、幅広い年齢層の方にお使い頂いております。

 消費者が消臭スプレーに求めていることは「消臭効果」や「除菌効果」ですが、近年さらに「香りがよいこと」も重視する人が増えています。
 このたび新発売の“気分やすらぐ香り”は、“気分リフレッシュな香り”(2006年8月発売)とともに、消費者の「イヤなニオイを消していい香りを楽しみたい」「香りに気分を変える心理的な効果も期待する」というニーズにおこたえする商品です。
 今後も『リセッシュ』は、スッキリ消臭をベースに、さらなる快適な生活の実現を目指してまいります。


■発売日/地域
 2007年1月27日/全国


■容量/価格
 ハンディスプレー 370ml/つめかえ用 320ml
 ※メーカー希望小売価格は設定いたしません。


■商品特長

●空間にも直接スプレーできるミクロミスト
 細かい霧がふわっと均一に広がるので、布製品はもちろん空間にも直接スプレーできます。
 乾きが早くべたつきません。
●天然の緑茶消臭成分配合で、高い消臭効果。
●衣類や布製品の除菌効果があります。
●小さなお子様やペットのいるご家庭でもお使いいただけます。
●香りは選べる4種類



【 消費者の方のお問い合わせ 】
 花王株式会社 消費者相談センター
 電話 03-5630-5020

2007'05.27.Sun

花王、おりもの&尿ケアライナー「すぅ~っとスリムライナー」3品を発売

おりもの&水分をさらっとケア

『フリーデイ すぅ~っとスリムライナー』新発売 
 

【 発売のねらい 】
 花王株式会社(社長・尾崎元規)は、2007年2月17日、「フリーデイ」から、おりもの&尿ケアライナー『すぅ~っとスリムライナー』3品を、新発売いたします。 

 20~64才女性の内、約半数は軽い尿もれ経験者で、現在も症状がある人はおよそ4人に1人に達します。特に、妊娠出産期や更年期による軽い尿もれの場合、パンティライナーを代用する、あるいは何も対処していない人が多いのが、現状です。
 これは、「いかにもという感じの対処品には、抵抗がある」「わざわざ購入するほどでもない・・・」という、消費者心理に起因しています。(花王調べ)

 このたび新発売の『フリーデイ すぅ~っとスリムライナー』は、おりものも水分もこれ1枚で気軽にケアできる、おりもの&尿ケアライナーです。「まるでつけてる感じがしない」使用感を実現し「もっと便利にさりげなくケアしたい」というニーズにお応えする製品です。
 『フリーデイ デオドラントライナー』と合わせて、出産や加齢などで変化する女性のカラダのために、快適な毎日の実現につとめてまいります。 

■商品名/商品仕様/価格 
 (※ 関連資料を参照してください。)

■発売日/地域 
 2007年2月17日/全国 

■商品特長 
 おりものも水分も、これ1枚でさらっとケアできて、まるでつけてる感じがしない!
 ※“水分”は軽い尿もれを意味します。症状のある方々には、すんなり理解できる表現です。

 吸水ポリマーが尿をすぅ~っと引き込んでお肌さらさら、ニオイも安心です。

 ●薄くて小さい「パンティライナーサイズ」
  パンティライナーに「超うす吸収シート」をイン、薄くて小さいパンティライナーサイズだから、まるでつけてる感じがゼロで、快適です。

 ●肌にやさしい「デリケートプラス」
  表面に、肌にやさしい「デリケートケアシート」を採用。
  超ふんわりタッチで、長時間つけても肌に負担をかけず安心です。

 ●ニオイ安心「デオドラントプラス」
  「緑茶エキスシート」で瞬間さわやか消臭、お出かけの時もニオイが気にならず安心です。

 ※長時間つけてもムレない全面通気性
 ※全面ぴったりテープ付
 

< 消費者の方のお問い合わせ >
 花王株式会社 消費者相談センター 
 電話 03-5630-5010 

2007'05.27.Sun

花王、アップルマンゴーの香りのボディソープ「ビオレu」を発売

お子様とウキウキ楽しいバスタイムを!
『ビオレu ウキウキ気分 アップルマンゴーの香り』 新発売 


発売のねらい
 花王株式会社(社長・尾崎元規)は、2007年1月20日、「素肌とおなじ弱酸性」でおなじみの「ビオレu」から、ジューシーで甘酸っぱい香り『ウキウキ気分 アップルマンゴーの香り』を新発売いたします。

 育児期の親にとって、お風呂は親子の大切なコミュニケーションの場です。普段は育児や家事などで忙しく、子どもと一緒に遊ぶ時間がないママたちも、お風呂は子どもとゆっくり接することができる“今だけの貴重な時間”だと考えています。そんな親子のお風呂が、もっともっと楽しくなるように、ジューシーで甘酸っぱい香り『ウキウキ気分 アップルマンゴーの香り』を新発売いたします。
 お子様とウキウキ楽しいバスタイムを。ビオレuは、お風呂場での家族のスキンシップがいっそう深まる商品を提案してまいります。 

■商品名 
 『ビオレu ウキウキ気分 アップルマンゴーの香り』 

■発売日/地域 
 2007年1月20日/全国 

■内容量/価格 
 本体(ポンプ)/580ml 
 つめかえ用 /420ml   
 ※メーカー希望小売価格は設定いたしません。 

■商品特長 
●素肌とおなじ弱酸性で洗います。
●生まれたときからの肌の状態<弱酸性>をくずさず洗います。
●洗い上がりはみずみずしい、すべすべの素肌に。
●赤ちゃんのデリケートな肌もやさしく洗えます。
●ジューシーで甘酸っぱい香り ウキウキ気分 アップルマンゴーの香りです。
 (天然フルーツ香料使用) 


消費者の方のお問い合わせ 
花王株式会社 消費者相談センター 
電話 03-5630-5030 

2007'05.27.Sun

豊田通商、総合ペーパーリサイクル事業に参入

総合ペーパーリサイクル事業に本格参入


 豊田通商株式会社(本社:名古屋市、取締役社長:清水 順三)は、古紙の集荷から販売までを取り扱う豊通ペーパーリソース株式会社(本社:東京都中央区、以下:TPR)を合弁で設立し、12月より営業を開始します。

 当社の古紙集荷事業としては、既に2005年8月に中国・広州に設立した工場内総合リサイクル会社がありますが、国内古紙集荷ヤードの運営は今回が初となります。
 古紙業界の事業環境は国内の古紙消費量が伸び悩む状況の中、中国を初めとするアジア各国向けの輸出量は年々拡大しています。国内の良質な古紙を効率的で安定的に仕入・調達できるスキームを構築することが機能強化の為に不可欠な状況となってきています。
 そこで当社は2000年に策定した環境方針に基づき、循環型社会の実現に貢献すべく、従来の古紙輸出・国内販売のみならず、古紙集荷ヤードの運営をすることにより、円滑なリサイクルスキームの構築とさらなるバリューチェーンの拡大を目的に、TPRの設立に至りました。

 事業形態に関しては、古紙輸出販売で業界トップシェアを持つ当社と既に集荷事業に関する実績・ノウハウを持つ株式会社グリーン(本社:千葉県松戸市、以下:グリーン)とが合弁形態をとることで、互恵関係を構築し、国内販売を含めた事業シナジーの拡大を目指します。
 TPRとしての集荷拠点はグリーンの既存工場である松戸営業所と新設工場である花見川営業所の2箇所で営業を開始します。グローバルベースでの古紙利用促進を通じて環境保全への貢献を実現し、2007年度には売上高約7億円を目指します。

2007'05.27.Sun

デル、HDCP対応DVI端子搭載の22インチエントリーワイド液晶モニターを発売

デル、22インチのエントリーワイド液晶モニタ「E228WFP」を新発売
作業効率を高め、マルチメディアを快適に楽しめる
A3サイズ以上の画面をハイコストパフォーマンスで提供。


 デル株式会社(本社:川崎市幸区、代表取締役社長:ジム・メリット)は、本日、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルの液晶モニタ「Eシリーズ」において、ワイドディスプレイの採用とHDCP対応DVI端子を搭載しながら、高コストパフォーマンスを実現した22インチのワイド液晶モニタ「E228WFP」を発表しました。


 新製品:「E228WFP」
 価格(税込):66,150円
 販売開始日:2006年12月15日(金)
 お客様からのお問い合わせ先:044-556-6190/
 オンライン・ストア:http://www.dell.com/jp


 「E228WFP」は、液晶モニタのエントリーカテゴリにおいて初のワイドディスプレイを採用した「E207WFP」に続く、第2弾のエントリーワイドモデルです。1680×1050(WSXGA+)の表示領域は、一般の1440×900(WXGA)の19インチワイドモニタに比べて約36%も拡大しています。また、A3サイズよりも広い22インチの画面は、迫力のある映像を楽しんだり、複数のアプリケーションの作業をより見やすくすることができます。
 「E228WFP」は、DVD・ネット動画などのマルチメディアやゲームなどのエンタテインメントを迫力ある映像で楽しみたい個人ユーザーから、業務の作業効率を高めたいSOHO・法人ユーザーに最適なモデルです。


<E228WFPの特徴>
・WSXGA+(1680×1050)、22インチのワイド画面により、DVDをオリジナルの高解像度で観ながら、ブラウザやメーラーなど複数のアプリケーションの同時作業も可能。スクロールや画面切替えの回数を減らし、作業効率を向上。写真やビデオ編集作業も快適に。

・従来のフラットパネルに比べ、5msの高い応答速度による少ないゴースト、画像のぶれを軽減。800:1の高コンストラストで、正確かつ均一な優れた色表示を実現。

・HDCP対応DVI端子搭載により、高画質、均一な色再現性と、Blu-rayなどの著作権保護された次世代ディスクの表示が可能。また簡単に取り付けられるオプションの外付けスピーカ「AS501PA」の装着により、ハイクオリティの音質を実現。

・前後調整可能なチルトスタンドや、どんな環境にもフィットするスリムな黒の狭額ベゼル、電源コードや接続ケーブルを収納し机の上をすっきりさせるスタンドなどの高いデザイン性

 デルは、日本の液晶モニタ市場で2004年10-12月期より8期連続でシェア1位を獲得しています。2006年7-9月期には、前年度同期比で市場が21%のマイナス成長の中、前年同期比で27%の増加率を達成し、2位以下を大きく引き離す20%のシェアを獲得しています。

※2006年11月, ディスプレイサーチ社調べ


<価格(税込・送料別)>

 「デルE228WFP」:¥66,150/専用外付けスピーカ「AS501PA」(オプション):¥5,250

※標準で3年間の安心の保証(バックライト含む)が付いています。

※上記の価格は、2006年12月14日現在の予定価格であり、予告なく変更する場合があります。


※E228WFPの仕様一覧につきましては、添付PDFをご参照ください。

2007'05.27.Sun

パブリッシングリンク、携帯電話向けに電子書籍の配信を開始

携帯版「Timebook Town」をi-mode、Yahoo!ケータイで配信開始

~電子書籍サイト「三丁目図書館」にて公開中~


 株式会社パブリッシングリンク(講談社、新潮社、ソニーなど15社の出資による電子出版事業会社、本社:東京都千代田区、社長:松田哲夫)は、i-mode 及びYahoo!ケータイの電子書籍サイト「三丁目図書館※」内に【別館Timebook Town】をオープンし、電子書籍の配信を開始いたしました。

 【別館Timebook Town】では、浅田次郎や連城三紀彦など人気作家の話題作や新作を手軽にお楽しみいただくことができます。
 これによりTimebook Townの携帯向けサービスは、2005年11月にオープンしたau公式サイトと合わせて3キャリア対応となりました。今後も人気作家の話題作や映画・テレビの原作本など多彩なジャンルの作品を配信してまいります。

【アクセス方法】
●i-mode
i メニュー→ メニューリスト→ コミック/書籍→ 小説→ 三丁目図書館→ 別館Timebook Town
●Yahoo!ケータイ
Yhoo!ケータイ→ メニューリスト→ 書籍・コミック・写真集→ 電子書籍→ 三丁目図書館→ 別館Timebook Town

※三丁目図書館:株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが運営する、携帯向けオリジナル小説を提供する電子書籍サイト。

2007'05.27.Sun

ニコン、ArF液浸スキャナーを台湾の大手半導体メモリー会社に提供

台湾の半導体メモリー大手がニコンの装置を選択
力晶半導体(Powerchip Semiconductor Corporation)、次世代メモリーラインにニコンの液浸スキャナーを採用


 株式会社ニコン(社長:苅谷道郎)は、力晶半導体(Powerchip Semiconductor Corporation)が50ナノメートルノードNANDフラッシュメモリー生産対応の最先端装置として、ニコンのArF液浸スキャナーNSR-S610Cを正式採用すると発表しました。

 装置は台湾・新竹の力晶半導体の工場に設置されます。今回の採用は、他社装置と比較してニコンの装置に液浸起因の欠陥がなく、また同装置が従来のドライタイプArFスキャナーと同等以上の重ね合わせ精度を実現したことが認められたものです。

 NSR-S610Cは、2006年1月に出荷した世界で初めてNA(開口数)1以上(1.07)を実現した液浸スキャナーNSR-S609Bで培った液浸露光技術を生かして開発されました。ニコンの独自技術であるタンデムステージにより高スループット、高アライメント精度、安定した露光プロセスを実現しました。また独自のローカルフィルノズルにより液浸起因による欠陥(ディフェクト)をほぼ完全に防ぐとともに、ドライと同等以上の重ね合わせ精度も実現しています。NSR-S610Cは、投影系にNA1.30の反射屈折光学系を搭載した、世界初の45ナノメートル ハーフピッチ量産対応液浸スキャナーです。

2007'05.27.Sun
IBM、障害者向け支援技術でソフトウェア・インターフェースを開発

IBM、障害を持つユーザーがより多くのコンピューター・プラットフォームで支援技
術を最大活用できるようサポート

業界標準として保つためにFree Standards Groupに新しいテクノロジーを提供
Freedom Scientific、GW Micro、Mozilla、オラクル、SAP、およびサンがいち早く支持

 IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長:サミュエル・J・パルミサーノ、NYSE:IBM)は14日(現地時間)、障害を持つ人々が支援技術を利用して、編集機能、ハイパーリンク、図表、メニューなどのソフトウェア・プログラムの先進機能を容易に利用できるようにするための、ソフトウェア・インターフェースを開発したことを発表しました。こうした機能は、DHTML、AJAX、およびWAI-ARIAを採用したリッチ・ブラウザー・アプリケーションや、OpenDocument Formatを基盤とするデスクトップ・アプリケーションにおいて頻繁に使われているものです。

 Windows (R)用に設計され、IAccessible2と呼ばれる新しいアプリケーション・プログラム・インターフェースは、すでにFree Standards Groupに承認されています。Free Standards Groupは、このインターフェースを誰でも使えるオープン・スタンダードとして開発・維持していきます。Freedom Scientific、GW Micro、IBM、Mozilla Project、オラクル、SAP、およびスクリーン・リーダーは、このテクノロジーの支持をいち早く表明し、業界標準として開発することに携わるか、あるいは自社が手がける製品に採用していきます。

 スクリーン・リーダー(画面読み上げソフト)をはじめとする障害者向けの支援技術は、Webブラウザーやワープロ文書などのアプリケーションが提供するテキストやグラフィック・コントロール情報を読み上げることで、視覚障害者がコンピューターを利用できるようにします。これまで、こうした支援技術プログラムは、ソフトウェア・アプリケーションが新バージョンになったり、新しい文書フォーマットやオペレーティング・システム(OS)、あるいは電子情報に対する新たなインタラクション手法が追加されたりすると、それらに対応するために常にかつ個別に変更する必要がありました。

 その上、こうしたタイプのアプリケーションへのアクセスを提供するには、アプリケーション間あるいは同一アプリケーションのバージョン間で差異があり、エラーが発生することも珍しくないような、標準化されていない方法を必要としていました。リッチ・テキスト文書に含まれる機能および情報の中で、障害を持つ人々にとって利用が困難な例として、表の見出しやキャプション、フォント、テキストの色、カット&ペーストで選択するテキスト、ハイパーリンク、カーソルの位置の特定などがあります。

 ブラウザー・ベースのRich Internet Applicationや、AJAXをはじめとするWeb 2.0テクノロジー(Webページ上での爆発的な量の情報、コメント、ライブ・アップデートを可能にする技術)の大半は、支援技術と通信するための標準化されたプログラミング・インターフェースを備えていません。そのため、画面上で起きていることや、Webページの静的な部分の相互作用が「動的な部分にどのような影響を及ぼすかを音声で表現するのは容易ではありません。

 インターフェースを標準化するとともにFree Standards Groupの監修を受けることで、支援技術のベンダーは、より低コストで一貫性のある方法で自社のソフトウェアを新しいテクノロジーやOSに合わせて容易に拡張することができます。同様に、主要ソフトウェア・アプリケーション・ベンダーも、自社のプログラミング・インターフェースが支援技術と通信できるよう拡張することが、いっそう容易になります。

 IAccessible2はMicrosoft Active Accessibility(MSAA)と呼ばれる独自仕様のアプリケーション・プログラム・インターフェースを補完するもので、企業が引き続きWindowsへの投資の恩恵を受けることを可能にします。IAccessible2はもともと、障害を持つ人々がJavaおよびLinux?を利用できるようにするため、IBMがサンと共同開発したオープン・テクノロジーを基盤としています。これをWindowsに実装すると、個別のアクセシビリティ・アプリケーションを他のOSに適用することが容易になり、マルチプラットフォームのアプリケーション開発者としてのビジネス機会を開拓することができます。

 こうした取り組みが進展したのは、ODF(OpenDocument Format)などのオープン・スタンダードを使用するよう義務付けている米国マサチューセッツ州をはじめとする各自治体の要請に応えて、ODFに基づくアクセシビリティを備えた生産性ソフトウェアを製作する必要性が生まれたためです。このテクノロジーによって、FirefoxなどのブラウザーやODFをはじめとするフォーマット(OpenOffice.orgなどのオープン・ソースの生産性製品群や、IBM (R) Workplace(TM)などの商用メッセージング環境に使用されるフォーマット)が、JAWS、MAGic、Windows Eyesといった障害者向け支援技術と、さらに自動的かつ全面的に関連付けられるようになります。

 今回の開発には、北京およびボストンを拠点とするLotus (R) のエンジニアや、IBMのエマージング・テクノロジー・グループおよびIBMの基礎研究所のアクセシビリティ専門家など、2大陸にわたるIBMのエンジニアが参画しました。こうしたエンジニアの多くは、支援技術の開発や、Java、Linux、Firefox、Rich Internet Applicationのアクセシビリティ向上に取り組んできました。IBMの開発者と緊密に協業してきたFreedom ScientificおよびGW Microによって、その成果は実証されています。Freedom ScientificとGW Microは全盲および弱視のユーザー向けに作られた製品でIAccessible2をサポートしていきます。

 世界保健機関(WHO)によると、60億人といわれる世界の人口のうち、7億5,000万人から10億人の人々が、言語、視覚、運動、聴覚、認知障害を抱えています。

○ American Association of People with Disabilities:AAPD(米国障害者協会)
 「American Association of People with Disabilitiesは、IBMがさまざまな障害を持つテクノロジー・ユーザーにより豊かなユーザー体験を提供する新たなAPI(Application Program Interface)であるIAccessible2を開発するとともに、それをFree Standards Groupに寄贈したことを、高く評価しています。またIAccessible2の設計、およびODFをサポートするLotusのProductivity Toolへの実装において、支援技術ベンダーに対するIBMの働きかけを喜ばしく思うとともに、IBMがFree Standards Groupと協力してオープン・スタンダードを通じたアクセシビリティの包括的なイノベーションに取り組んでいることを称賛します。IBMは引き続き業界でのリーダーシップを発揮して、障害を持つあらゆる人々の生活の質を高めるとともに、それを実現する開発者を支援していくことでしょう。」
-- AAPDプレジデント兼CEO、Andrew J. Imparato氏

○ American Foundation for the Blind:AFB(全米盲人基金)
 「American Foundation for the Blindは、失明した人々にテクノロジーへの平等なアクセスを確実にするIBMの最新の取り組みを称賛します。IBMは、新しいテクノロジーがスクリーン・リーダーや画面拡大機能を利用する人々を疎外することがないよう、真の意味で尽力しています。IBMは、アクセシビリティはもちろん、新しいテクノロジーを創造することにおいてもリーダーシップを発揮し、責任ある開発業務において最高の水準を満たしています。AFBは、失明した人々の可能性を拡大し続けるIBMとの持続的なリレーションに感謝しています。」
--AFBプログラム・アンド・ポリシー・グループ担当バイス・プレジデント、Paul Schroeder氏

○ CAST
 「IAccessible2は非常に先進的なソフトウェアであり、障害を持った学生に洋々たる前途を切り拓いてくれます。このソフトは、作成された資料を幅広い学生が利用できるようにするためにOpenDocument Format、Webアプリケーション、およびWebリソースを利用している学校にとって、必要不可欠のツールを提供します。このことは、こうしたコミュニティーに対する大きな貢献となります。
 私たちはIAccessible2などのテクノロジーによって、オープン・ソースの教育ツールおよび資料へのアクセシビリティを土台から構築できます。例えば、読み上げ機能のあるブラウザーを提供するには課題があります。IAccessibility2を使えば開発者は、テキストを音声に変換するインテリジェントなテクノロジーを組み込んだオープン・ソースのブラウザーを実現することができるでしょう。そうなれば、あらゆる学生、とりわけ障害を持っている学生にとって本当に有用なソフトウェアの製作に、最初の段階から役立つこととなります。」
-- CAST, Inc. NIMAS Technical Assistance Center チーフオフィサー、ポリシー・アンド・テクノロジー担当ディレクター、Chuck Hitchcock氏

○ Freedom Scientific
 「APIの設計およびIBMのオフィス製品群への実装フェーズでFreedom ScientificがIBMチームに合流できたことは、オープン・スタンダードの利点と可能性を周囲に示すのに役立ちました。アプリケーション開発者によるこのソリューション実装の成功によって、支援技術の全てのユーザーは、確実に恩恵を受けることでしょう。IAccessible2がもたらす利点によってアクセシビリティは大幅に改善され、MSAA単独の場合よりはるかに堅牢なインターフェースが提供されます。当社はこの機会を歓迎しており、ODFが今後提供するさまざまな選択肢において、将来はさらに速いペースで、使い勝手に重点を置き、JAWSおよびMAGic両方のアプリケーションへのサポートを拡大できるようになることでしょう。」
-- Freedom Scientific, Inc. プロダクト・マネジメント・ソフトウェア担当バイス・プレジデント、Eric Damery氏

○ Free Standards Group
 「IBMのIAccessible2の貢献によりFree Standards Groupは、障害を持ったコンピューター・ユーザーの圧倒的多数に対して、OSプラットフォームにかかわらずオープン・テクノロジーの恩恵を無償で提供することができます。ユーザーにとっては利用可能なアプリケーションの選択肢が増え、開発者は複数のオペレーティング環境をサポートすることが格段に簡単なものとなり、組織のIT部門はアクセシビリティに関する法的義務を果たすことが容易になります。IBMと協力してこの重要なオープン・スタンダードに取り組めることを非常に光栄に思っています。」
-- Free Standards Group エグゼクティブ・ディレクター、Jim Zemlin氏

○ GW Micro
 「MSAAは、アプリケーションをアクセシブルにするための、重要な基盤を提供します。しかし時が経つにつれ、MSAAには一部の要素をアクセシブルにするための重要な情報が不足していることが明らかになってきました。IBMは、新しいIAccessible2インターフェースを使いMSAAの拡張をリードしてきました。IAccessible2はMSAAを置き換るのではなく強化することで、MSAAに残されていた大きな欠点を解決しています。MSAAからUIAをはじめとしたその他の標準へ移行するのは、将来的には可能ですが、非常に高コストになる可能性もあります。IAccessible2を使えば既存のMSAAサポートを維持したまま、MSAAでは不十分である分野の強化することができます。GW Microは、自社のスクリーン・リーダーであるWindow-EyesにIAccessible2を全面的に統合するため、IBMと協業してきました。Window-EyesのIAccessible2サポートにより、アプリケーション開発者は本格的なアクセシビリティ・ツールを使ったテストができます。IAccessible2によって、MSAAが完全なものとなるのです。」
-- GW Micro開発担当バイス・プレジデント、Doug Geoffray氏

○ IBM
 「IAccessible2は、リッチなWebやデスクトップ・・アプリケーションを収斂させる、主要な構成要素です。そして、障害を持つ人々のWindows環境でのアクセスをサポートするとともに、他のOSでのアクセシビリティをサポートするための開発者の労力を削減します。Free Standards GroupがIAccessible2をオープ・・スタンダードにすることで、将来の業界のイノベーションにおけるアクセシビリティを加速するでしょう。」
-- IBMアクセシビリティ・アーキテクチャー・レビュー・ボード議長、ディスティングイッシュド・エンジニア、SWGアクセシビリティ・アーキテクト/ストラテジスト、スタンダード、Rich Schwerdtfeger氏

○ Mozilla Project
 「IAccessible2によって、LinuxとWindowsの間の不必要なアクセシビリティAPIの差異が排除され、ひとつのコード・ベースが両方のプラットフォームをサポートできるようになりました。IAccessible2の完全性は、支援技術における回避策の必要性を解消します。また、開発者がHTML、XUL、JavascriptおよびAJAXといったMozillaをサポートするプラットフォーム横断的なテクノロジーをベースに、リッチでアクセス可能なデスクトップ・アプリケーションおよびWebアプリケーションを作成することを可能にします。こうした強みにより、Mozilla ProjectはIAccessible2を使ってテクノロジー基盤、およびWebブラウザーのMozilla Firefoxをはじめとするエンド・ユーザー製品に対して最高のアクセシビリティを実現していきます。」
-- Mozilla Foundation エグゼクティブ・ディレクター、Frank Hecker氏

■National Federation of the Blind in Computer Science:NFBCS (全米盲人連合)
 「IAccessible2が、Web 2.0アプリケーションで必要不可欠な要件となる、リッチにフォーマットされた文書、複雑な表、およびオブジェクト間のリレーションへのアクセスを提供することを、嬉しく思っています。また、複数のプラットフォームにまたがる複雑な文書サポートのあるアプリケーションを開発しているその他の企業が、IAccessible2の実装に並々ならぬ関心を示しているのは喜ばしいことです。コンピューター・サイエンスにおいて全米盲人連合は、失明した人々が全面的にアクセスできるアプリケーションにおける主要なアクセシビリティ仕様として、IAccessible2が主流になる時を待ち望んでいます。IAccessible2の立ち上げおよび稼働のためにIBMがすでに完了した作業は、私たちの支持と称賛を受けるにふさわしいものです。」
-- NFABCS プレジデント、Curtis Chong氏

○ OpenDocument Format Alliance
 「新しいソフトウェア・インターフェースが提供する、さらなるアクセシビリティ機能により、世界中の政府はますますODFを支持するようになるでしょう。」
-- ODF Alliance マネージング・ディレクター、Marino Marcich氏

○ オラクル
 「オラクルは、エンタープライズ・アプリケーションのアクセシビリティを著しく推進する、IBMのIAccessible2アクセシビリティ技術のFree Standards Groupへの貢献を賞賛します。その努力は、オラクルが、オープン・スタンダードでお客様の要望に対応していることや、障害を持つ人々にITソリューションを提供するためにW3Cのようなオープン・スタンダード・フォーラムで行っている取組みと一致します。FSGのプラチナ・メンバーとして、IAccessible2を進化させ、AJAX対応のユーザー・インターフェースの品質と使い勝手を改善するために、業界のパートナーやアクセシビリティ・コミュニティと協業していくことを楽しみにしています。」
-- オラクル アクセシビリティ・プログラム・マネジャー、Connie Myers氏

○ Royal National Institute of the Blind:RNIB (英国王立盲人協会) 「Royal National Institute of the Blindは、IBMのFSG へのIAccessible2寄贈について、誇りを持って支持します。IAccessible2はWindowsアクセシビリティをより拡大し、マルチプラットフォームにおける機会をもたらします。IAccessible2の設計には開発者と支援技術ベンダー(Assistive Technology Vendor:ATV)の双方が貢献しているため、どちらの層にもIAccessible2のおかげでゆとりがもたらされると思います。設計にはこういった背景があるため、IAccessible2によって開発者とATVは現在のWindowsアクセシビリティへの投資拡大が可能になるとともに、FSGを通じて、両者が将来の業界イノベーションに対して早期にアクセシビリティを提供できるようになります。

 マイクロソフトの多大な働きにより、マイクロソフト製品のユーザーが享受するのと同様の利点を全てのプラットフォームに提供するというマルチプラットフォームのアクセシビリティの理念は、いっそう身近なものになりました。私たちはこのアライアンスの活動を支持するとともに、いっそう緊密なコラボレーションとさらなる開発が継続されることを願っています。」
-- RNIB デジタル・テクノロジー担当シニア・ストラテジック・マネジャー、Steve Tyler氏

○ SAP
 「SAPは、IAccessible2におけるIBMの取り組みを評価します。このAPIが、支援技術やアプリケーション・ソフトウェアのベンダー、さらにはエンド・ユーザーから、複雑さを削減するからです。このインターフェースにより、特にリッチ・ブラウザー・アプリケーションの領域で、最終的にソフトウェア・ベンダーはより優れて堅固なアクセシブル・アプリケーションを開発することができるでしょう。さらに、私たちは、削減されたコストで、支援技術を必要とする全てのユーザーのために、アプリケーション・ソフトウェアや支援技術の互換性を強化できるものと考えています。」
-- SAPユーザー・エクスペリエンス担当ディレクター、Gisbert Loff

○ サン
 「サンはIBMがMicrosoft (R) Windows用のリッチで拡張可能なアクセシビリティ・フレームワークをFree Standards Groupに寄贈することを称賛します。この動きは、すでに進行中であるUNIX (R) 向けアクセシビリティ標準化プロセスと合流することでしょう。こうした動きは、障害を持つ人々によるJavaおよびGNU/Linuxへのアクセスを実現することを目指すサンとの共同開発を端緒として、進められてきました。これにより、今後あらゆるOSにおいて、各アプリケーションへのアクセシビリティの導入が大幅に進むことでしょう。」
--米国サン・マイクロシステムズ社 テクノロジー・アンド・パートナー・マーケ
ティング担当バイスプレジデント Juan Carlos Soto氏

以上


 IBM、Lotus、Workplaceは、IBM Corporationの商標。
 Microsoft,、Windowsは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
 UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。
 その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

2007'05.27.Sun

DCカード、人気モデルのプロデュースブランド「Little Berry」の提携カードを発行

リトルベリーカードを発行


 株式会社ディーシーカード(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 片柳 彰 「以下DCカード」)は、「Little Berry」のブランドで知られる株式会社リトルベリー(本社 大阪府北区 代表取締役 村上 紀恵子)と提携し、同社の顧客を対象として、「リトル ベリーカード」の募集を平成18年12月16日(土)からスタート致します。

 株式会社リトルベリーは、神戸の人気読者モデルである村上実沙子がプロデュースするブランド「Little Berry」を販売するアパレル企業です。村上実沙子がデザインをした服飾、アクセサリー等は同社の直営店のほかWebでも販売をしており、最近では関西だけでなく全国にも「Little Berry」ファンが拡がっております。

 今回発行する「リトルベリーカード」は、リトルベリーのデザインモチーフであるハートを象徴的に使いスタイリッシュにデザインされています。
大きく5つの特典が用意されています。

 (1)2006年12月16日(土)~2007年2月14日(水)にご入会の方に、リトルベリーオリジナルハートネックレスをプレゼント。
 (2)会員様ご優待イベント開催。
 (3)DCギフトカード500円分プレゼント。(初年度のみ)
 (4)2007年度DCハッピープレゼントにリトルベリーカード会員だけが応募できるオリジナルコースを設定。
 (5)入会金・年会費が永年無料。(ETCカードも無料)

 DCカードでは、本提携により、Little Berryをよくご利用になられる顧客に対し、提携カードの入会促進が図れ、取扱高の増加が見込めるものと期待しております。


【 「リトルベリーカード概要」 】

■発行カード
 ○ブランド:VISA
 ○年会費:永年無料
 ○カード種類:「一般カード」、「エスプリカード」(学生カード)


■お問合せ先
 ○「リトルベリーカード」に関するお問合せ先
 (DCご入会ダイヤル)0120-10-2622(9:00~17:00 年中無休 除年末年始)

2007'05.27.Sun

東芝、東芝イーエムアイの全株式を英EMIグループに売却

関連会社株式売却のお知らせ


 当社は、当社関連会社である東芝イーエムアイ株式会社の株式を下記のとおり売却することを決定しましたので、お知らせいたします。


                        記

1.株式売却の概要

(1)売却対象株式
 当社の所有する東芝イーエムアイ株式会社株式すべて

(2)売却先
 英国EMI Group Plc又はそのグループ会社

(3)譲渡価格、売却益(見込み)
 譲渡価格:約210億円
 売却益(税前利益)
         単独 約200億円
         連結 約130億円

(4)日程等
 本件売却は2007年度上期中に完了することを見込んでいます。


2.株式売却の理由
 当社はEMIグループと共同で東芝イーエムアイ株式会社を通じて音楽コンテンツ事業を営んできましたが、現在では音楽コンテンツ事業は当社グループの他の事業との関連性が低い状況となっています。今般、英国EMI Group Plcから東芝イーエムアイ株式会社全株式売却の提案があり、上記のような状況を踏まえこの提案に同意したものです。


3.今後の見通し
 本件売却は2007年度上期に完了する予定であり、2006年度(2007年3月期)通期の業績への影響はない見込みです。


以 上

2007'05.27.Sun

アナログ・デバイセズ、SHARCプロセッサーがギターのアナログ真空管増幅器の機能を再現

アナログ・デバイセズのSHARCプロセッサを、ダメージ・コントロール社(Damage Control)がDSPベースのギターに採用

SHARCプロセッサにより、ギターのアナログ真空管増幅器の機能を再現


 アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、米国のダメージ・コントロール社(Damage Control)が、同社の「TimeLine」と「Glass Nexus」製品ラインに、ADIのSHARC(R)プロセッサ「ADSP-21369」を採用したことを発表します。ダメージ・コントロール社は、SHARCプロセッサを利用することで、同社のデジタル・シグナル・プロセッシング(DSP)ベースのギターのアナログ真空管増幅器の機能を再現し、デジタル的に同機能を強化できるようになります。同社はTimeLineとGlass Nexus製品ラインのアナログ/デジタル・ハイブリッド技術を利用しながら、ADIのSHARCプロセッサの浮動小数点処理性能と、アセンブリ言語よりむしろC言語でコードを書ける統合開発環境ツール「VisualDSP++(R)」を活用しました。

 最近のギタリストは、以前に比べ、ビンテージなギターの音色と同時に、広い音域にわたり微妙な音色の調整をする新しい機能も求めています。ダメージ・コントロール社は、このような要望に応えるためADIのSHARCプロセッサを採用し、ロバート・ランドルフ(Robert Randolph)、イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie J. 
Malmsteen)、アール・スリック(Earl Slick)など世界トップクラスのギタリストの要望にも応える最高品質の音色と音響性能を兼ね備えた製品を生み出しました。

 SHARCプロセッサにより、設計者はプロセッサの低い性能に悩まされることなく、想像力を駆使してアルゴリズムの開発と斬新なアイデアの創造に専念できるようになります。その結果、プロのギタリストは、音色、音域、表現スタイルを思い通りにコントロールでき、ミュージシャンやリスナーが慣れ親しんできた音質豊かなアナログ・サウンドを生み出すことができるようになります。

 ダメージ・コントロール社は、これまでの製品ではアナログ・アーキテクチャを用いていましたが、SHARCプロセッサを搭載したTimeLineとGlass Nexusはデジタル技術への移行を意味します。
 TimeLineはステレオ・パラメトリック・ディレイで、プロダクト・フェージング、コーラス、フランジャー、ビブラート、スラップバック・ディレイ、ロング・ディレイ、そしてリバース・ディレイを連続的にコントロールします。Glass Nexusでは、プレミアム・モッド・エフェクト・ペダルにより、12AX7デュアル・チューブにつながったカスタム・モジュレーション・エフェクトを操作できます。
 ADSP-21369の浮動小数点性能により、ダメージ・コントロール社は、同社が開発したアルゴリズムにおいてゲインとダイナミック・レンジをコントロールすることができました。

 オンチップ集積機能を特長とするSHARCでは、ホスト・プロセッサがインターフェースやシステム関連を処理する必要がなくなるため、開発コストと開発時間が節減できます。ダメージ・コントロール社は、SHARCプロセッサのデジタル・オーディオ・インターフェース(DAI)を用いました。DAIは、豊富なオーディオ専用ペリフェラル機能セットで、ソフトウェア・プログラマブルなシグナル・ルーティング・ユニット(SRU)、8個のシリアル・ポート(SPORT)、デジタル・ペリフェラル・インターフェース(DPI)機能が含まれています。SPORTは、様々なデジタルとミックスド・シグナル・ペリフェラル機器へのインターフェースを提供します。

 SHARCプロセッサのADSP-21369は、32/40ビット浮動小数点プロセッサで、2MビットのオンチップSRAM、6Mビットのマスク・プログラマブルROMと、I/Oボトルネックを解消する複数の内部バスを搭載しています。同プロセッサは、ADIのエミュレータとVisualDSP++統合開発環境(IDE)を含む完全なソフトウェアとハードウェア開発ツール・セットである「CROSSCORE(R)」でサポートされています。ADIのプロセッサ、プラットフォーム、ソフトウェア・ツールによるアプリケーションの開発とプロトタイピングについて効率よく学べる評価ボード「EZ-KIT Lite(R)」も提供されています。

 ダメージ・コントロール社シニア・パートナのデイブ・フリューリンク氏(Dave Fruehling)は、次のように述べています。「最近のミュージシャンは音に対するこだわりが強く、誰もが慣れ親しんできた、心地よいアナログ・サウンドを求める一方で、新しいデジタル機器が広範囲にわたり音色を調整できることを認めています。アナログ・デバイセズは、オーディオ信号処理のリーディング企業として高い評価を得ています。実際に、ADIのSHARCプロセッサを採用することにより、当社の設計者はプロセッサの性能の低さに煩わされることなく、新しいアルゴリズムの創造に時間を割くことができています」

 アナログ・デバイセズ社コンバージェント・プラットフォーム&サービス・グループのゼネラル・マネージャ、ジェリー・マグアイヤ(Jerry McGuire)は、次のように述べています。「当社のSHARCプロセッサは、プロフェッショナル・オーディオ・アプリケーション向けのリーディング・プロセッサとして高い評価を得ています。最高400MHz動作のコアによる業界最高の浮動小数点性能を提供するSHARCは、ハイファイ・アプリケーションに最適なプロセッサです」

 ダメージ・コントロール社は、SHARCに加え、8ビット高速低消費電力8チャンネル逐次近似A/Dコンバータ(ADC)「AD7908」などのADIの高性能アナログ部品も採用しました。AD7908は、SHARCプロセッサと容易にインターフェースがとれ、ユーザ・インターフェースや、デジタル・ポテンショ・メータ(デジポット)「AD5207」へのデジタル・シグナル・コンバージョン処理を行います。デジポットは、システムの許容誤差をキャリブレーションするために、オーディオ・シグナル・チェーン内で用いられています。


■浮動小数点DSP市場を牽引するSHARCプロセッサ
 SHARCプロセッサは、優れたコア性能およびメモリ性能とそれを補完する卓越したI/Oスループットにより、10年以上にわたり浮動小数点DSP市場で圧倒的な地位を誇っています。SHARCファミリーは、1ドル当たり319 MFLOPSからのため、多種多様なアプリケーションで浮動小数点を経済的に採用することができます。最高性能のマルチプロセッシング向けでは、「TigerSHARC(R)」プロセッサが、毎秒10億浮動小数点演算(>1 GFLOPS)をはるかに超える性能を提供します。1Gバイト/秒のマルチプロセッシング・リンク・ポートは、複数のTigerSHARCプロセッサと、各デバイスに集積された24Mビットのオンチップ・メモリをグルーレスに接続します。


■アナログ・デバイセズについて
 アナログ・デバイセズ(ADI)は、半導体市場において40年という長い間成長を続けてきましたが、その成長を支えてきたのが技術革新、高性能、および卓越した技術力を受け継いできた企業文化です。
 ADIは、データ・コンバージョンおよびシグナル・コンディショニング技術の世界的リーディング企業として、業界で高い評価を得ており、実質的にあらゆる種類の電子機器分野を網羅する世界各国の60,000社以上の顧客にサービスを提供しています。アナログおよびデジタル信号処理アプリケーションに用いられる高性能集積回路の世界的なリーディング・メーカーとして、40年の歴史を誇るADIは、本社をマサチューセッツ州ノーウッドに構え、世界各地にデザイン、製造工場があります。アナログ・デバイセズの普通株はニューヨーク証券取引所に上場しており、ADIはS&P 500インデックスに挙げられています。http://www.analog.com


※SHARC、VisualDSP++、CROSSCORE、 EZ-KIT Lite、TigerSHARCは、アナログ・デバイセズ社の登録商標です。


【 製品に関する読者からのお問い合わせ先 】
 アナログ・デバイセズ株式会社
 ホリゾンタル・セグメント・マーケティング・グループ
 電話 03-5402-8128

2007'05.27.Sun

コニカミノルタ、デジタル複合機がドイツの環境保護マークの認証を取得

コニカミノルタのデジタル複合機「bizhub 420」

ドイツの環境保護マーク「ブルーエンジェルマーク」の2007年からの新認定基準の認証を“世界初取得”


 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長:木谷彰男)では、デジタル複合機「bizhub 420」が、2007年1月から認定基準が大幅に厳しくなるドイツの環境保護マーク「ブルーエンジェルマーク」の認証を、新設の「オフィス機器」※分野において、世界で初めて取得いたしました。
 ※電子写真方式およびインクジェット方式の事務所用のプリンタ、複写機、複合機(多機能複写機)が対象 

 「bizhub 420」は、コニカミノルタならではの信頼性をさらに高めつつ、セキュリティ機能や、ユニバーサルデザインで定評があるのと同時に、環境配慮を推し進め、有害物質不含有化の実現(欧州RoHS指令遵守)はもとより、省エネルギー化の追及により、国内外の環境規格に適合した複合機です。国内では、環境負荷の少ない複写機としてエコマークの認証を取得しているうえ、グリーン購入法の規格もクリアしております。また、国際エネルギースタープログラムの基準にも適合しております。

 今回新たに取得したブルーエンジェルマークは、ドイツにおいて世界に先駆けて環境問題の解決を図ると同時に、環境保全型商品の開発や販売を促進する目的で、1978年に導入されたマーク制度です。審査基準は対象商品毎に異なり、約3年毎に改定されます。
 2007年1月からは、プリンタ・複写機・複合機の審査基準が「オフィス機器」として統合され、且つ現行より、さらに基準が強化され、「資源保護、有害物質削減はもとより、使用時のエネルギー消費の低減、いわゆる待機時の電力消費が少ない機器」が要求基準となっております。
 また、長寿命、リサイクル設計、使用済みの製品とコンポーネントの再利用および活用が求められているうえ、騒音基準も強化されております。大気放出については、従来のTVOC(トータル揮発性有機化合物)やオゾンについても基準が強化され、ハードルが一層高くなっております。オゾン濃度の場合は、従来基準の25%低減という厳しい基準となっております。

 コニカミノルタでは、1992年1月に複写機分野において、世界で初めてブルーエンジェルマークの認証を受けて以来、改定毎に基準をクリアし、環境に配慮した製品開発に積極的に取り組んでまいりました。現在では、全オフィス向け複写機・複合機が現行基準に適合しております。現在の戦略商品と位置づけているデジタル複合機の多くは、今回新設された「オフィス機器」に分類されますので、その他の機種についても順次この新基準での認証を取得していく予定です。

 コニカミノルタは、環境への配慮を経営の最重要方針と位置づけ、今後とも各国の環境保護認定制度への対応は言うまでもなく、企業の社会的責任として、これからも地球規模での環境保全に努めてまいります。


【 関連リンク 】
 bizhub 420 製品ページ
 http://konicaminolta.jp/products/business/copiers/bw/bizhub_420/index.html

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