MBSD、エージエントレスなフルタイム検疫ソリューション「Mirage NAC」を発表
MBSD、エージェントレスフルタイム検疫ソリューション
Mirage Networks社新製品を発表
~IP端末のリスク評価に基づくZONE管理による検疫、未知のワーム感染端末のリアルタイム排除を実現~
三井物産セキュアディレクション株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長野村一洋、以下「MBSD」)は2006年10月24日、米国Mirage Networks(ミラージュネットワークス)社のエージエントレス対応のフルタイム検疫ソリューション「Mirage NAC」を発表しました。「Mirage NAC」は、自社ネットワークに頻繁に出入りするエンドポイント(IP端末)をエージェントレスでフルタイムにコントロールできる専用アプライアンス製品です。「Mirage NAC」は、全てのIP端末に潜むリスクの評価を行ない、その端末のセキュリティレベルに応じたZONEへとシームレスに誘導させる「ZONE管理」による検疫を実現します。また、未知のワーム・ウイルス感染やセキュリティポリシーに違反している端末をリアルタイムに検知・排除し、さらに特定の隔離ZONEへと不正端末を再マッピングさせることが可能です。さらに専用のMirage APIを用いれば、サードパーティのセキュリティ製品との連携も行えます。これら機能により、「Mirage NAC」は、IT部門の管理配下でないものも含め、すべてのエンドポイントおよびネットワーク環境をフルタイムに保護・管理します。さらに「Mirage NAC」は、端末のハードウェア環境やOSにも依存せず、インラインなど障害のボトルネックにならない配置(仮想インライン方式)が行えるため、システム導入・運用管理にかかるコスト・作業負荷を劇的に削減します。
【 Mirage NAC特長 】
■フルタイムに全てのエンドポイントに潜むリスクを評価
ネットワークエントリー事前および事後を含むフルタイムで、全てのIP端末に対してIT部門管理配下の端末か、何らかの脅威に感染していないか、正当なIP・MACアドレスか(MAC認証)、有線接続か無線接続か、さらにPCか携帯端末かなどのデバイス種別・OS・オープンポートなどを総合的に判断・評価し、リスクが存在する場合はネットワークから不正端末を排除します。
※オプション製品のMirage ACSを併用すれば、デバイス上で専用のJAVAエージジェントが稼動し、最新のセキュリティパッチ・AVパターンファイルが更新されているか、アンチスパイウエアがインストールされていないか等のより深いインテグリティ・チェックを行なわせることが可能です。
■「ZONE管理」によるシームレスな検疫を実現
端末のリスク評価が行なわれた後、そのセキュリティレベルに応じた内部ネットワーク内のZONEへシームレスにマッピングが行なわれます。特定のZONEにマッピングされた端末においては、そのZONEで許可されたリソースの範囲内で通信を行う、アクセスコントロールが実施されます。また、ZONEマッピング後に端末から未知のワームなど新たな不正通信が検出された場合、よりプライオリティの高いZONE、例えば検疫ZONEへと再度マッピングを行なわせることができます。この端末リスク評価に基づいたZONE管理による検疫機能により、ZONE内のセキュリティレベルを一定に保ちつつ、アクセスコントロールでリスクを回避し、全てのエンドポイントおよびネットワーク環境を保護することができます。
■シグネチャなしで不正端末を検知・排除
「Mirage NAC」は、未知の攻撃や感染行動のような急激に拡散する脅威をリアルタイムに検知、その後脅威をふりまく不正端末をネットワークから自動的に排除することができるため、お客様のセキュリティ被害を最小限に抑止することが可能です。検知方式にはワーム・ウイルス等のいくつかの独特の行動パターンに着目した「ふるまい検知」を採用、このためシグニチャのアップデートは不要です。また、レイヤー2レベルでの排除を行なうため、FWやスイッチとの統合なしに「Mirage NAC」単独で排除を実施することができます。
■エージェントレス・マルチプラットフォーム対応
「Mirage NAC」では個々の端末に専用ソフトのインストールが不要、かつ端末のハードウェア環境やOSにも依存しないため、特別な端末管理を必要とせず、かつ外部からの持込PC対策に最適なソリューションです。また、インラインなど障害のボトルネックにならない配置(仮想インライン方式)が行えるため、システム導入・運用管理にかかるコスト・作業負荷を劇的に削減します。
■サードパーティ製のセキュリティ・ソリューションと連携
Mirageの専用APIを用いれば、お客様が既存で保有しているサードパーティ製の個人認証システム、パッチマネジメントシステム、アンチウイルスゲートウェイ、脆弱性スキャナ等と必要に応じて連携を行なうことができます。このシームレスな組み合わせ・連携により、お客様は既存のセキュリティ資産を有効に活かしつつ、よりお客様のセキュリティ要件に応じたソリューションを展開することが可能となります。
※連携実績ベンダー:McAfee(R),Infoblox(R),Netforensics(R)等。その他連携可能なソリューション・実績については、別途お問い合わせください。
【 Mirage NAC販売開始時期・製品価格 】
2007年1月に「Mirage NAC」製品説明会セミナーを開催予定です。詳細は当社営業担当もしくは販売代理店までお問い合わせください。
【 Mirage Networks社について 】
Mirage Networks社は内部ネットワーク・セキュリティ分野において、業界の中でも最も容易に導入可能なエンドポイント・コントロール製品を提供しています。Mirage Networks社は、脅威に感染した端末、IT部門に管理されていない端末、セキュリティポリシーに準拠していない端末などを管理する上で発生する様々な課題を、特許技術を駆使しながらアプライアンスベース、シグネチャの更新不要、エージェントレスというユーザにとってメリットとなるソリューションをもって解決しており、そのソリューションは世界のチャネルを通じ展開されています。Mirage Networks社はネットワーク上にエントリーされた全ての端末にセキュリティポリシーを実施させ、あらゆる技術が混在するインフラや流動的になりがちな境界線防御に対してより強固なネットワークセキュリティ・ソリューションを提供いたします。Mirage Networks社の詳しい情報については、http://www.miragenetworks.comをご覧ください。
【 MBSDについて 】
三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)は、システム運用管理および情報セキュリティに関する専門性と先進的な技術力を誇るITリスクマネジメントカンパニーです。MBSDでは、ITリスクマネジメントを「企業の経営全般を支えるIT環境の安全性を維持し、効果的に活用すること」と捉え、お客様のITリスクに関する課題発見から課題解決まで、安心してビジネスに取り組めるIT環境の実現のための各種ソリューション/サービスを提供します。
MBSDの詳細に関しては、http://www.mbsd.jp/をご参照ください。
セキュアディレクション、及びMBSDは三井物産セキュアディレクション株式会社の登録商標です。
その他、本リリース内に記載されている社名及び商品名は、各社の商標または登録商標です。
【 本プレスリリースに関する一般からのお問合せ先 】
三井物産セキュアディレクション株式会社ネットワーク・セキュリティ事業部
TEL:03-5641-2202 FAX:03-5641-2205
e-mail:info@mbsd.jp URL:http://www.mbsd.jp/
● 関連リンク
ダイセル化学、液晶表示向けフィルム用酢酸セルロース製造設備を増設
大竹工場における液晶表示向けフィルム用酢酸セルロース製造設備の起工式実施の件
ダイセル化学工業株式会社(本社:大阪府堺市、社長:小川大介)は、本日、当社大竹工場(広島県大竹市)における液晶表示向けフィルム用酢酸セルロース製造設備の起工式を執り行いました。
液晶ディスプレイ市場の拡大に伴い、その材料である液晶表示向けフィルム用酢酸セルロースの需要も急速に増大しており、将来的にも飛躍的な需要の拡大が見込まれております。これに対応して、当社は、当社姫路製造所網干工場(兵庫県姫路市)における液晶表示向け酢酸セルロース設備計画を策定し、2004年11月に公表いたしました。しかし、液晶ディスプレイ市場は当時の見通しを上回る急拡大を続けており、従来の計画のみでは需要家の供給要請に十分応えることができないと判断し、本年7月、広島県大竹市の当社大竹工場に隣接する工業用地約10万m2の公募に応募、同8月に取得するとともに、新たに同地における設備計画を策定いたしました。本計画の投資額は約400億円を見込んでおり、商業運転開始は2008年4月を予定しております。
本設備が稼動いたしますと、当社の三酢酸セルロース(※1)(TAC)の製造能力は、現在の約2倍となります。
当社大竹工場の敷地面積は約24万m2でしたが、2003年と2006年に隣接する工業用地を購入して約2倍の約46万m2といたしました。購入用地には、既に公表しておりますたばこフィルター用アセテート・トウ製造設備および使用済みタイヤを熱資源として再利用する循環流動層ボイラー等も建設中であります。これらと本設備が完成いたしますと、大竹工場は、従来の有機合成事業部門の製品群に加え、セルロース事業部門の主要製品の製造も担当することとなり、姫路製造所網干工場と並んで当社のコア事業の成長を担う最重要拠点のひとつとなります。
(※1) 三酢酸セルロース(TriAcetyl Cellulose)
酢酸セルロースのうち、主に液晶表示向けフィルムや写真フィルムの原料として使用されているものです。これに対し、主にたばこ用フィルターの原料となっているのが二酢酸セルロースです。
なお、アセテート繊維には、二酢酸セルロース、三酢酸セルロースともに使用されています。
以上
● 関連リンク
ビジネスコーチ、日経新聞からVIDEO&DVD「ビジネスコーチング入門」を発売
組織活性化サービスを提供するビジネスコーチ(株)、
映像で学べるビジネスコーチングを日本経済新聞社からVIDEO&DVDで発売
~新任管理者研修、能力開発研修などのヒューマンスキル研修に最適 ~
組織活性化のコンサルティングや管理職向けの研修サービスを提供するビジネスコーチ株式会社(代表取締役:細川馨 本社:東京都千代田区ホームページ:http://www.businesscoach.co.jp/)は、日本経済新聞社から日経VIDEO&DVD『ビジネスコーチング入門』を発売することとなりました。
■特徴
<リアリティのあるドラマ仕立てで、ビジネスコーチングを使う場面が自然と分かる>
日常、プロジェクトやチームを運営上、直面しがちな課題の中でもビジネスコーチングを使って解決できる場面をドラマ仕立てのストーリーで分かりやすく解説。
<映像だから、ビジネスコーチングスキルの実践方法を疑似体験できる>
"ことば"だけではイメージしにくい、ビジネスコーチング独自の会議の仕方(アクションミーティング)などを映像で解説。映像を見たその日から、そのスキルが実践できることを目指します。
■視聴対象
◆部下をリードし、マネジメントする必要のある管理職・マネージャー全員
■内容
◆第1巻 ビジネスコーチングの基礎知識
・プロローグ
・ビジネスコーチングと4つの質問
・ビジネスコーチングの構造
・ビジネスコーチングモデル1-価値観
・ビジネスコーチングモデル2-ミッション
・ビジネスコーチングモデル3-ビジョン
・ビジネスコーチングモデル4-コミットメント
・パーソナルコーチングによる信頼関係の構築
・思考の枠と人間理解
・エピローグ
◆第2巻 ビジネスコーチングを実践する
・プロローグ
・自分を正当化する部下たち
・部下を理解し承認する
・価値観を共有する
・組織の行動を加速させる アクションミーティングI
・組織の行動を加速させる アクションミーティングII
■媒体別発売日
◆VHS版 全2巻
2006年11月24日(金)
◆DVDビデオ版 全1巻
2006年12月13日(水)
■媒体価格
◆VHS版 全2巻
・VHSセット価格 税込み84,000円
・VHS各巻 税込み42,000円
・VHS各巻集収録時間 約20分
◆DVDビデオ版 全1巻
・DVDビデオ価格 税込み84,000円
・VHS全2巻分に加えて、DVDビデオ特典映像「収録内容のまとめ」
「Learning Quiz」を収録
・収録時間 約50分
以上
■ビジネスコーチ株式会社について
ビジネスコーチングは、従来の1対1のコーチングに加え、組織全体にコーチングを実施し、組織を大胆にモチベーションアップさせ、組織を長期的に成長させるシステムです。
ビジネスコーチ株式会社はビジネスコーチングを多くの企業に提供し、「組織を大胆に変革させ、6ヶ月間で確実に成果を上げる」「組織・個人の能力を最大限に引き出すビジネスリーダーを育成する」ために最大限寄与します。
<3つの特徴>
1.弊社ビジネスコーチ陣は、一部上場企業を中心に大企業120社以上の企業コーチングの実績があります。
日経ビジネスオンラインに実績を好評掲載中>>
◆『会議の生産性をあげる「4つの質問」』 2006/9/14
第1回 会議とコミュニケーションの改善で成果を挙げたNEC
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20060908/109500/
◆『「うちの部下は自発的に仕事をしない」』 2006/10/11
この悩みに応える(前編)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20061010/111339/
◆『「うちの部下は自発的に仕事をしない」』 2006/10/18
この悩みに応える(後編)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20061010/111343/
2.弊社代表の細川馨が講師を務める日経ビジネスアソシエ、日経ベンチャー
主催の公開セミナーでは、受講者が既に400人を越え、経営者・管理職の方々から常に高い評価を頂いています。(評点換算:5点満点中、平均4.8点)
3.世界ビジネスコーチ協会(WABC)と米国で500社を越える実績を持つ
Businesscoach.com社と提携をし、実績をベースにしたコーチングを提供しています。
【提供サービス:組織コンサルティング、管理職(マネージャー)研修、組織・人財診断、ビジネスコーチ養成スクール、1to1コーチング、eラーニング】
■Businesscoach.com社について
アメリカで500以上の組織のビジネスコーチング実績を持つビジネスコーチ会社。
主に組織のトップと共に企業バリューを作り上げ、それらを組織展開することでチェンジマネジメントを行うなど、企業の業績を向上するためのコーチングメソッドを持っている。
http://www.businesscoach.com/
関連URL:http://www.businesscoach.co.jp/
松下電工、小型スリム5型プログラマブル表示器3機種を発売
5型クラス最薄39mmの小型クールシェイプボディ
プログラマブル表示器「GT32」新発売
松下電工株式会社は、小型スリム5型プログラマブル表示器「GT32」3機種を11月1日から発売します。
「GT32」は5型TFT4096色カラー液晶またはブルーモードモノクロ液晶を搭載し、解像度は320×240ドット。本体は5型クラスとしては業界最薄※39.1mmのスリム設計で、取付空間が少ない小型機器や操作盤でも取り付けが可能です。業界初※のSDカードスロットを標準搭載し、画面データのコピーが可能に。カラー高機能タイプのGT32T1はクラス初※のサウンド出力機能を搭載し、視覚・触覚だけでなく聴覚も刺激した操作が可能。Ethernetも搭載し、ネットワーク経由での表示器とその先の当社PLC「FPシリーズ」の同時デバッグも可能です。
商品名:プログラマブル表示器GT32(GT32T0・GT32T1・GT32Mの3機種)
本体カラー:ヘアラインシルバー/ピュアブラック
ドット数(解像度):320×240ドット
表示色:
4096色(TFTタイプ) (GT32T0・GT32T1)
2色(白・青)(モノクロタイプ) (GT32M)
消費電力:10W以下(GT32M、GT32T0) 12W以下(GT32T1)
外形寸法:縦163.2×横128.8×奥行39.1mm
発売日:2006年11月1日
希望小売価格(税込):76,000円~153,000円
販売目標:5000台/月(2年後)
■主な用途
・生産設備やビル設備などの操作盤で表示、操作用に
・工場やオフィス・店舗機器などの組込表示部に
■主な特長
(1)クラス最小※小型クールシェイプボディで、幅広い用途に対応
(2)業界初・SDカードスロットと、クラス初・サウンド出力機能を搭載
(3)USBポート搭載で高速画面転送、Ethernet経由でのPLC同時デバッグが可能
■開発背景
プログラマブル表示器はFA(ファクトリーオートメーション:工場の自動化)や、生産現場では不可欠な機器として幅広く活用され、画面サイズに応じて豊富な機種が市場に投入されています。
当社は、2000年8月からプログラマブル表示器「GT10」を発売して以来、「GT30」「GT01」「GT11」「GT21C」と次々に新商品を発売し、見やすく手軽に使える小型タイプのプログラマブル表示器として市場より高い評価を得ております。
今回「GT32」の開発では、表示器を使う人にとってより見やすく操作しやすいことと、設備機械を設計する人にとっても使いやすいことに注力。表示器に機能をただ取り込むのではなく、PLCとコントローラーとの適正な分業を目指す当社として、特に操作・表示機能に絞っての機能向上を図りました。それにより、見易さと使い易さ、設備機械設計・製造のし易さを同時に実現できました。
※特長など詳細は添付資料参照
以上
● 関連リンク
ファンケル、集中スキンケアキット「スペシャルコンセントレーションキット 2006」を数量限定発売
冬の"とどこおり肌"へ、贅沢なスペシャルスキンケアキット登場!
スペシャルコンセントレーションキット 2006
(数量限定 11月21日発売)
(株)ファンケル(本社・横浜市中区、代表取締役社長執行役員藤原謙次)は2006年11月21日(火)、冬の"とどこおり"肌に贅沢な集中ケアができるスキンケアキット「スペシャルコンセントレーションキット 2006」<価格:4900円(税込)>を通信販売およびファンケル直営店舗において、数量限定で発売致します。
寒さが増すこの季節は、肌の乾燥や老化を進める要因があふれています。そんな時に、ただ与えるだけの肌ケアを行っても、肌は応えてくれません。冬の"とどこおり肌"に大事なのは、肌の奥まで美容成分がしっかり届くように、代謝が鈍って老廃物のたまった肌をきちんと浄化することと、その肌に美容成分をたっぷり与えていくことです。
今回販売する限定キットには、昨年12月の発売以来、大好評を得ている「ビューティ コンセントレート」(ハーフサイズ)や「モイストクリアマッサージパック」など5品の化粧品をセット。とどこおり肌を集中的に「浄化+浸透(保湿・エイジング)」ケアして、乾燥や年齢に負けないふっくらなめらかな肌に導く贅沢なスペシャルスキンケアキットです。セットには、キットのアイテムをすべて収納できるボリューム感のある「オリジナルコスメボックス」をもれなくお付けします。
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)
< 読者のお問合せ先 >
0120(35)2222(料金無料・フリーダイヤル)
(株)ファンケル 〒231-8528 横浜市中区山下町89-1
● 関連リンク
松下電工、「うるおいモード」搭載の電気式ミストサウナ「i-ミスト(アイミスト)」を発売
業界初! バスルームでお肌や髪をケアできる「うるおいモード」を搭載
電気式ミストサウナ “i-ミスト(アイミスト)”を新発売
松下電工株式会社は、独自の水破砕技術(※1)によるナノ微細水(※2)を応用したクリアミスト(※3)の電気式ミストサウナ“アイミスト(※4)”を2007年2月20日、住建マーケティング本部より発売します。
本製品は、クリアミストによりお肌や髪のケアに有効な業界初の『うるおいモード』と、発汗効果の高い『サウナモード』を搭載し、ご家庭で手軽に新しい入浴方法を体感できます。また、浴室で必要な換気乾燥暖房機能も備えています。
※1 水破砕技術:ノズルから噴射した水を表面加工された壁に噴き付け水を破砕。
※2 ナノ微細水 :水破砕技術により破砕し気水分離された1μm未満の微細水滴。
※3 クリアミスト :ナノ微細水を温風と同時に浴室内に吹出す、低温・高湿度な濡れにくいミスト。
※4 アイミスト:本製品の愛称。(i“私”だけの、家族愛“アイ”、innovation“イノベーション(革新)”の意味)
・商品名
電気式ミストサウナ
・タイプ/品番/希望小売価格(税込・工事費別)
3室用換気(常時換気) FY-28UST1 299,250円
2室用換気(常時換気) FY-28USP1 297,150円
1室用換気(常時換気) FY-28US1 278,250円
・発売日
2007年2月20日
・販売目標
8,000台/年(2007年度)
■ 主な特長
(1)業界初!お肌や髪のケアに適した『うるおいモード』を搭載
(2)発汗効果の高い『サウナモード』搭載
(3)濡れにくく、目に見えないクリアミストで幅広い入浴方法を実現
■ 開発背景
健康・美容への関心の高まりから、浴室関連機器の新しい機能として、家庭の浴室で手軽に楽しめ、身体に負担の少ない低温・多湿のミストサウナ機能が注目されています。また、浴室内に設置する設備としては、1台でさらに多機能な機器が求められています。
本機はこのようなニーズにお応えし、ミストサウナの機能に、業界初の『うるおいモード』を搭載しました。やや低めの温度設定でミストを発生させ、発汗を抑えながらお肌や髪にしっかりと保湿できる『うるおいモード』は、入浴中に洗顔から化粧水塗布まで、うるおった条件でケアできる、新しい入浴方法のご提案です。
当社は、新しい浴室文化創造をコンセプトに、今後さらにクリアミストの応用などにより、浴室環境機器の開発・充実を図ってまいります。
■ 特長
* 関連資料 参照
■ 商品仕様
* 関連資料 参照
以上
■ お問い合わせ先
松下電工株式会社 住建マーケティング本部 住建商品営業企画部
環境・設備機器商品営業グループ
TEL. 06-6908-1131(大代表)
● 関連リンク
イオンクレジットサービス、四国電力と提携しクレジットカード決済サービスを提供
イオンクレジットサービス
四国電力と提携し、電気料金のカード決済を開始
イオンクレジットサービス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森 美樹、以下、当社)は、四国電力株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役社長:常盤 百樹、以下、四国電力)と提携し、2007年1月検針分より電気料金のクレジットカード決済を開始いたします。
現在、クレジットカードは商品のお支払いだけでなく利用場所の拡大や利便性の向上により、日常生活の様々なシーンで利用され、欠かすことのできない重要な決済手段として定着しつつあります。
当社は、このような環境の下、公共料金をはじめとするカード決済分野の拡大に継続して取り組んでおり、
この度、四国4県に電力を供給する四国電力と提携し、当社カードによる決済が可能となりました。
カード会員さまは電気料金のクレジットカード決済をご利用いただくことにより、通常のカード利用と同様、お支払いを毎月のカード決済日に集約できることに加え、毎月のご利用料金に対して「ときめきポイント」が加算されますので、大変お得です。
お申し込みは11月1日から受け付けを開始し、2007年1月検針分の電気料金から決済される予定です。
当社は毎日の暮らしの中で便利に、お得に、安心してご利用いただけるカードを目指し、これからも「生活に密着した金融サービスの提供」に努めてまいります。
以 上
● 関連リンク
エス・イー・ラボ、企業ブログ「TeamPage」を販売開始
企業ブログ「TeamPage」の販売開始のお知らせ
当社は、平成18年10月24日、米国Traction Software社(米国)が開発した企業向けブログ製品である「TeamPage」の日本での販売代理店契約を日本の総代理店である株式会社アプライドナレッジ(小島政行社長:神奈川県横浜市)と締結し、「TeamPage」の販売を開始することをお知らせいたします。
企業ブログは近年大変注目されている製品ですが、TeamPageは元々企業向けに設計されており、企業内のコラボレーションワーク、企業間で必要な情報共有を高いセキュリティーのもとに実現する機能を搭載している製品です。
TeamPageは既に国内で発表されているいくつかの個人ブログ製品を焼きなおしたものに比べ、企業内での情報活用の活性化、コラボレーションの推進に主眼を置いた製品で、当社が従来得意としてきた成長・中堅企業マーケット及びこれから本格的な企業内ブログを検討している新しい市場に向けて販売してまいります。
当社は、特に企業内及び企業間での利用に向けての販売に集中し、3年で300社への導入を見込んでおります。
<TeamPage概要>
企業向け情報共有ツールとして米国で製薬業・政府関係機関を中心に販売されております。
日本でも製薬業、製造業等に導入され、2002年の販売開始以来全世界で100社以上の販売実績を有しております。
本製品は、企業などの各種の組織体でのコラボレーションワークに必要な情報を提供するツールとして定評があります。
開発・発売元:Traction Software社(1992年設立・米国)
稼働OS:Windows/Linux
日本総代理店:株式会社アプライドナレッジ
価格帯:75万円~750万円
<株式会社アプライドナレッジ概要>
代表取締役:小島政行(1988年設立・神奈川県横浜市)
資本金:4500万円
● 関連リンク
日本フードサービス協会、9月の外食産業市場動向調査を発表
日本フードサービス協会加盟会員社による
外食産業市場動向調査
平成18年9月度結果報告
社団法人日本フードサービス協会(略称:JF=ジェフ 本部:東京都港区 会長:米濱和英)では、協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査の平成18年9月度分の集計結果をまとめました。「外食産業市場動向調査」は、新規店も含めた外食市場の全体的な動向や業態の変化を把握する「全店データ」と既存店ベースによる店舗の経営状況・動向を探る「既存店データ」を業態別に集計し、前年同月比の指標として表しております。
<全店ベース(新規店も含めた)による外食市場の動向>
トータル売上は前年同月比104.6%と伸長
客数、客単価とも前年上回る
<全体概況>
外食産業の新規店も含めた全店ベースによる全業態トータルの9月度売上状況は、前年同月比104.6%と前年を4.6%上回った。客数は103.2%、客単価は101.3%とともにアップした。天候状況は秋雨が長かったものの、客数に大きな影響を及ぼすことにはならなかった。業態別の売上では、ファーストフード、ファミリーレストラン、パブ/居酒屋、ディナーレストラン、喫茶の全ての業態で前年を上回ったが、業種や企業によってはバラツキが見られる。客数は7月以降前年比プラスが続き、客単価も4月以降は前年を上回り、上昇傾向は続いている。店舗数は101.4%と若干の増加となっているが、とくに居酒屋関連の店舗の増加が目立つ。
既存店の売上は102.2%と前年同月を上回り、3月から7ヶ月連続でプラスとなった。
<業態別概況>
■ファーストフードの業態は、全体の売上は前年同月比106.7%と前年を大きく上回った。客数は105.1%、客単価も101.6%とアップした。分野別の売上では、全ての分野が前年を上回ったが、とくに洋風と和風、麺類、その他(カレー、アイスクリームなど)の伸びが高い。
■ファミリーレストランの業態は、全体の売上は100.9%と前年を0.9%上回った。客数は99.2%と前年を僅かに下回ったものの、客単価は101.7%とアップした。分野別では、洋風と中華は客数減により売上は僅かに下回ったが、和風と焼肉は客数が増え、売上もプラスとなった。
■パブ・居酒屋の業態は、全体の売上は109.0%と大きな伸びを示した。店舗数が111.3%と2桁増となり、客数は106.8%と増え、客単価も102.1%とアップした。とくに居酒屋の分野で店舗数および客数の増加が目立つ。
■ディナーレストランの業態は、売上は102.6%と前年を上回って推移した。客数は101.1%、客単価も101.5%とともに伸びた。客数・客単価ともに前年比プラスは05年4月以降続いている。
■喫茶の業態は、売上が103.7%と前年を3.7%上回った。客数は102.1%、客単価も101.6%と前年を上回った。
● 関連リンク
ヴイエムウェア、VMware仮想マシンを生成する変換ツールを発売
ヴイエムウェア、仮想世界への移行を容易に実現する次世代の変換ツールを発表
VMware Converter 3 ベータ版の無償ダウンロード提供を開始
業界標準システム向けの仮想インフラストラクチャソフトウェアにおけるトップベンダーであるヴイエムウェア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:三木泰雄)は本日、物理マシンおよびヴイエムウェア仮想フォーマット、サードパーティイメージフォーマットなどのソースから、VMware仮想マシンを容易に生成する変換ツールの次世代版VMware Converter 3を発表しました。VMware Converter 3は、シンプルかつ一元化された管理製品として、物理マシンから仮想マシンへ、また仮想マシンから仮想マシンの変換を高速かつ確実に実現します。
ヴイエムウェアでは、仮想環境への変換に容易で手頃なアプローチを求めるユーザの皆様にVMware Converter 3を無償提供いたします。また、VirtualCenter Management Serverのサポートおよびサブスクリプション契約を締結のお客様にはエンタープライズ版を無償で提供します。
ヴイエムウェアのインフラストラクチャ製品およびソリューション担当シニアディレクタであるKarthik Rau(カーシックラウ)は、「IT環境の仮想インフラストラクチャへのアップグレードを望む多くのお客様にとって重要な第一歩となるのが、物理システムの仮想マシンへの変換です。VMware Converter 3は、変換プロセスをシンプルかつ自動化し、さらに、仮想環境におけるワークロードを追加費用なしで実現したいユーザに広くお使いいただけます」と述べています。
VMware Converter 3は、高水準の拡張性、信頼性、ユーザビリティを実現するため、設計から一新しました。既存のヴイエムウェアの2製品(VMware P2V AssistantとVMware Virtual Machine Importer)を統合製品とすることで、物理マシンと仮想マシンをVMware仮想マシンに変換するプロセスの簡素化が図られています。VMware P2V Assistantは、既存の物理システムのスナップショットをVMware仮想マシンに変換する機能を備え、それにより、複雑なアプリケーション環境を再インストール、再設定する必要をなくします。
VMware Virtual Machine Importerは、各種ソースフォーマットから生成された仮想マシンを複数のVMware製品用途に変換する無償のユーティリティです。
VMware Converter 3がITプロフェッショナルを支援する新たな仮想環境を生成する機能は以下の通りです。
●以下のWindowsオペレーティングシステム(OS):Windows XP、Windows Server 2003(以上2バージョンの64ビット版を含む)、Windows 2000、Windows NT 4 SP4+が稼働する物理マシンからVMware仮想マシンを生成
●旧VMware仮想マシンフォーマットを新VMware仮想マシンフォーマットへインポート
●Microsoft Virtual Server、Microsoft Virtual PC、Symantec Backup Exec System Recoveryを含むサ
ードパーティフォーマットからVMware仮想マシンを生成
●テスト、開発、本番の各種環境間で仮想マシンを移動
●仮想マシンアプライアンスの膨大なディレクトリ(www.vmware.com/vmtn/appliances)から新たな仮想マシン環境を迅速に利用可能
VMware Converter 3には以下の新機能を含んでいます。
●エンドユーザサービスに影響を及ぼさず、ソースマシンの稼働中に、物理マシンから仮想マシンへの変換を可能にするゼロダウンタイム変換
●ブートCDのマニュアル利用やソースマシンの操作の必要なく、リモートコンソールからマシンをクローン可能なリモートクローニング
●最小限のステップで物理マシンが変換可能で、使いやすい新ユーザインターフェイスによりユーザビリティを向上
●クローニング速度の大幅なアップによるパフォーマンス向上
●ソースサーバ上の新旧ハードウェアおよびソフトウェアの広範なサポート
価格と出荷予定
VMware Converter 3は、www.vmware.com/converterbetaからベータ版を無償でダウンロードすることができます。製品版の提供は今後6カ月以内に開始される予定です。
ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェア社は、業界標準システムの仮想化ソフトウェアのグローバルリーダーとして、本社をカリフォルニア州パルアルトに置き、EMC 社(NYSE: EMC)傘下でビジネスを展開しています。VMware 製品は、世界的にビジネスを展開する大企業において採用され、現在のコンピューティング資源を最大限に活用しながら、企業のIT を簡素化し、変化するビジネス要求へのより速い対応を実現しています。VMware 製品は現在、世界各国で300 万人を越えるユーザを持ち、フォーチュン100 の99%など、20,000 社を超える企業で採用されています。ヴイエムウェア社についての情報は、 http://www.vmware.com/jp をご覧ください。
* VMware、VMwareロゴはVMware,Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。他のすべての社名および製品名はそれぞれの企業の商標もしくは登録商標です。
● 関連リンク
理化学研究所、特殊な細胞周期「エンドリデュプリケーション」を制御する遺伝子を発見
特殊な細胞周期「エンドリデュプリケーション」を制御する遺伝子を発見
- 植物細胞の大きさを決める機構を解明 -
◇ポイント◇
●細胞核のDNA量が増加したシロイヌナズナ変異株を探索して解明
●遺伝子を過剰に発現させると子葉の細胞が太って、芽生えが大きくなる現象を確認
●細胞核のDNAを増やし大きな作物の開発が可能に
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、国立大学法人お茶の水女子大学(郷通子学長)と日本女子大学(後藤祥子学長)との共同研究で、特殊な細胞周期のひとつである「エンドリデュプリケーション」を制御する遺伝子として「ILP1遺伝子」を同定しました。これは、理研植物科学研究センター(篠崎一雄センター長)植物ゲノム機能研究グループ・植物ゲノム機能研究チームの松井南グループディレクターと吉積毅リサーチアソシエイトによる研究成果です。
生物の体の大きさは、個体を構成する細胞の数と大きさで決められています。植物細胞では、核DNA量が多くなるほど細胞も大きくなることが知られています。1個の細胞中の核DNA量の増加は、核DNAが複製した後に細胞分裂が起こらない「エンドリデュプリケーション」という特殊な細胞周期によって起こります。研究に使用した実験植物(シロイヌナズナ)では、核のDNA量は基本が2C(核DNA量はC(シー)という単位で表します。2n(エヌ)※1である生物は2Cとなります。)ですが、花以外の器官の細胞ではエンドリデュプリケーションによって4Cから32Cと核DNA量が倍加します。しかし、エンドリデュプリケーションがどのようにして生じるのか、これまでほとんどわかっていませんでした。
今回、核DNA量が増加するシロイヌナズナの変異株を探索して解析したところ、「ILP1」というタンパク質がエンドリデュプリケーションを促進していることがわかりました。さらに、このタンパク質は核内に存在して遺伝子の発現を抑える機能があり、ILP1タンパク質が「サイクリンA2遺伝子」の転写量を抑えることで、細胞周期制御に関わることが知られている「サイクリンA2タンパク質」の機能が減少し、エンドリデュプリケーションが促進されて核DNA量が増えることがわかりました。
ILP1遺伝子が過剰に発現する植物では、一部の器官が大型化する現象が観察されます。このため、将来ILP1遺伝子を利用した作物の大型化にむけた育種への応用が期待されます。
本研究成果は、米国の科学雑誌『The Plant Cell』(10月号)にされます。
1.背 景
エンドリデュプリケーションは「細胞分裂が伴わないDNA複製」と定義付けられた、特殊な細胞周期の1つです(図1)。そのため、何回ものエンドリデュプリケーションが起こった場合、核のDNA量は基本の2Cから倍増するので、4Cや8Cといった倍化した核DNA量を持つ細胞が生まれます(図1)。このエンドリデュプリケーションは、ショウジョウバエや線虫、そして動物でも見られます。植物ではしばしば観察され、トウモロコシの胚乳では多いときには数百Cという核DNA量に達します。実験植物であるシロイヌナズナでも花以外の器官でエンドリデュプリケーションが観察され、核DNA量の増加と比例して、細胞も大きくなることが知られています。
生物の大きさは、個体を構成する細胞の数と大きさで決まるので、エンドリデュプリケーションは生物の大きさを決める仕組みの1つなのかもしれません。しかし、エンドリデュプリケーションがどのように生じるのか、そのメカニズムはほとんどがわかっていません。そのため、このメカニズムを解明することが、生物の大きさを決める仕組みを理解することになり、さまざまな利用も可能となります。
2.研究手法と成果
研究チームは、エンドリデュプリケーションが観察しやすいシロイヌナズナを利用して、核のDNA量が多くなる変異株を探索し、そのような表現型が優性に現れる変異株(ilp1-1D)を見つけました(図2A)。変異株ではタンパク質(ILP1)をコードする遺伝子が過剰発現していたので、この遺伝子がエンドリデュプリケーションを促進する働きを持つことがわかりました。また、核DNA量の増加と比例して、芽生えも大きくなることが観察されました(図2B)。
エンドリデュプリケーションも細胞周期の1つであるため、これまでに解析が進んでいる細胞周期に関わる遺伝子の発現を変異株(ilp1-1D)で調べました。その結果、エンドリデュプリケーションを抑制する働きがあると考えられている「サイクリンA2タンパク質」をコードする遺伝子の1つであるサイクリンA2(CYCA2)遺伝子の発現が減少していることがわかりました。
細胞周期を車に例えると、この場合では、CYCA2遺伝子はエンドリデュプリケーションに対してブレーキとして働きます。ILP1タンパク質は、CYCA2遺伝子によるブレーキ量を抑えることにより、エンドリデュプリケーションを促進する働きがあると考えられます。
さらに、マウスやヒトでもILP1に似たタンパク質があることがわかりました。マウスでも同様の働きがあるか調べたところ、予想通りマウスのILP1タンパク質もマウスの培養細胞でサイクリンA遺伝子の発現を抑えることがわかりました。このことは、ILP1タンパク質によるサイクリンA遺伝子の発現抑制が植物のみならず、動物などでも使われていることを意味します。しかし、マウスの個体ではほとんどエンドリデュプリケーションが見られません。おそらく、マウスではILP1はエンドリデュプリケーション以外の細胞周期現象に関わっているのではないかと考えています。
3.今後の期待
ILP1遺伝子が過剰に発現していた変異株(ilp1-1D)では、芽生えの細胞が大きくなりました。このことは、ILP1遺伝子の発現をコントロールすると、植物細胞を大きくすることが可能であることを意味しています。将来はILP1遺伝子を利用して、作物の大型化に向けた育種への応用が期待されます。例えば、トマトの実ではエンドリデュプリケーションが生じることが知られているので、ILP1遺伝子を使って大きなトマトを生み出すような品種改良が可能かもしれません。
< 補足説明 >
※1 n(エヌ)
n(エヌ)は1組のゲノムに相当する染色体数を指す。シロイヌナズナは二倍体(細胞や核に2セットの染色体をもつ生物)なため2n(エヌ)となる。
図1 体細胞分裂(左)とエンドリデュプリケーション(右)の模式図
体細胞分裂では、1回の細胞周期に対して一度のS期(DNA複製期)とM期(分裂期)があるため、細胞は4Cより多い核DNA量を持たない。それに対して、エンドリデュプリケーションではM期がなくなるため、核DNAが倍増していく。何回もエンドリデュプリケーションが生じることで、細胞核は4C、8C、そして16Cとなる。
(※ 関連資料を参照してください。)
図2 変異株(ilp1-1D)における表現型
A 野性株(上)と変異株(下)におけるDNA量を示したヒストグラム。縦軸は測定した細胞数、横軸はDNA量を示す。変異株では16Cを示すピークが野性株に比べて増加している。
B 野性株(上)と変異株(下)の芽生えの形態。変異株では野性株に比べて、子葉の面積が30%ほど広い。
(※ 関連資料を参照してください。)
● 関連リンク
エス・イー・ラボ、中堅企業向け統合基幹業務パッケージ「Pliant-2」を販売開始
中堅企業向け統合基幹業務パッケージ「Pliant-2」販売開始のお知らせ
株式会社エス・イー・ラボ は、平成18年10月24日、中堅企業向け統合基幹業務パッケージ「Pliant-2」を発表いたします。
当社は、昭和54年の設立以来、IBM社のサーバー(System i5)を中心にビジネスを展開し、これまでも、アプリケーション・パッケージとして、「e-PACK」、「Pliant」 をお客様へお届けしてまいりました。
これまで、当社の製品「Pliant」は、製造・会計・販売分野での業務改革を実現する統合基幹業務パッケージとして好評をいただいてまいりましたが、今回、新たに法改正対応を施し、さらに追加・拡張されたアプリケーション機能を装備しました。本製品の出荷時期は、平成19年3月を予定しています。基本価格は600万円で、初年度2億円,次年度5億円のビジネス展開を予定しております。
また、お客様独自の要件への対応につきましても、短期間・ローコストで、お客様にジャストフィットしたアプリケーションの提供を実現いたします。
「Pliant-2」の詳細機能につきましては、添付資料をご参照下さい。
● 関連リンク
JR東海、東海道新幹線の電源設備増強工事に250億円を投入
東海道新幹線の電源設備増強について
東海道新幹線は、日本経済の動向に合わせ、ここ数年、その輸送量は堅調な伸びを示しています。今後とも日本の大動脈輸送を支え、社会への貢献を果たすために、常に輸送基盤の整備を図っていく必要があります。
今後、お客様のご利用に合わせた柔軟な列車ダイヤを編成し、安定した輸送を確保するためには、電源の安定した供給が必要であることから、電源設備の増強工事を以下のとおり実施します。
1.工事概要
(1)周波数変換変電所新設 … 1箇所(沼津)
東海道新幹線の走行には60Hzの電力が必要ですが、富士川以東では電力会社等から50Hzの電力が供給されているため、東海道新幹線では3ヶ所の周波数変換変電所(浜松町、綱島、西相模)で50Hzの電力を60Hzに変換しています。
今回電源の安定供給のため、沼津周波数変換変電所を新設することとし、同変電所では、小型軽量で省エネルギー、メンテナンスの省力化が図れる静止形周波数変換装置を採用します。
この静止形周波数変換装置は、従来から使用している回転形周波数変換装置に比べ、設置面積が約7割減、電力損失が約6割減、メンテナンス費用が約9割減になります。
(2)受電設備改良 … 1箇所(新磐田)
新磐田変電所は、当社新菊川変電所から自社送電線を経由して受電していますが、今回、電力会社より直接受電し、電源強化を図ります。
(3)電力補償装置新設 … 5箇所(清水、新菊川、安城、新枇杷島、栗東)
電車線電圧を維持するための電力補償装置を新たに設置します。
(4)既設変電所の設備改良 … 3箇所(新横浜、鴨宮、大高)
き電用変圧器の増設や、既設の電力補償装置の改良を行います。
2.工事計画
(1)工事費
250億円
(2)完成時期
平成21年春 竣工
添付資料:別紙 「電源設備増強」
● 関連リンク
日立マクセル、「たまごっち」のキャラクターをデザインしたアルカリ乾電池「ダイナミック」を発売
業界初(*注1)「たまごっち」のキャラクターをデザインした
アルカリ乾電池「ダイナミック」を新発売
日立マクセル株式会社(執行役社長:角田 義人)は、株式会社バンダイから発売されている「たまごっち」のキャラクターを業界で初めて(*注1)電池本体にデザインしたアルカリ乾電池「ダイナミック」(単3形、単4形)を数量限定で10月25日より発売いたします。
携帯育成ゲーム「たまごっち」は、関連キャラクター商品も数多く発売され、乾電池仕様の玩具も発売されるなど、引き続き人気を博しております。このたび、小学生を中心に人気がある「たまごっち」の人気キャラクターデザインを、12本入りパック中4本のアルカリ乾電池「ダイナミック」(単3形、単4形)に採用いたします。さらに、プレミアムとして「たまごっち」の人気キャラクターを採用したオリジナルシールを付け(*注2)、数量限定で発売いたします。
今後ともマクセルは、進化を遂げる様々な機器の特性に応じてアルカリ乾電池の開発、商品化を進め、お客様に更にご満足いただける高性能・高品質な製品を提供してまいります。
(*注1)2006年10月現在。アルカリ乾電池において。マクセル調べ。
(*注2)商品本体には3種類のいずれかをパックに同梱。
・「たまごっち」は株式会社バンダイと株式会社ウィズの共同企画・開発商品です。
■製品情報、発売日、価格
<共通情報>
品種: アルカリ乾電池
入数: 12本
価格: オープンプライス
発売日: 10月25日
・型番: LR6(W)12P TGC
サイズ(形): 単3形
・型番: LR03(W)12P TGC
サイズ(形): 単4形
■ 主な特長
1.「たまごっち」人気キャラクターを電池本体にデザイン
「たまごっち」の人気キャラクターである「まめっち」「めめっち」「くちぱっち」のデザインを施したアルカリ乾電池を12本中4本に採用しました。
2.人気キャラクターのプレミアムシール付き
本体デザイン同様に人気キャラクター「まめっち」「めめっち」「くちぱっち」のオリジナルシール付き。3種類のいずれかをパックに同梱しています。
【お客様お問い合わせ先】
日立マクセル株式会社 お客様ご相談センター
〒102-8521 東京都千代田区飯田橋2-18-2
TEL:03-5213-3524 FAX:03-3515-8261
● 関連リンク
全日空商事、NCA新鋭貨物機「B747-400F型」のジオラマ付きダイキャストモデルを発売
NCA新鋭貨物機 B747-400F型のジオラマ付きダイキャストモデル
~羽田空港「ANA FESTA」エアラインプラザ店ほかで限定発売~
全日空商事株式会社は、このほど、日本貨物航空(NCA)の新鋭貨物機、B747-400F型のジオラマ付きダイキャストモデルを発売しました。
今回発売の商品は、機体、ジオラマともに400分の1スケールで、成田空港210番スポットでB747-400F型機がノーズ、メインデッキ、ベリー、バルクのカーゴドアを開いて貨物を搭載している様子をモデル化したものです。ジオラマには同スポットのグラウンドマーキングが印刷され、貨物第一ビルが組み込まれています。さらに、メインデッキローダーからコンテナドーリーに至るまで、空港での実車取材により忠実に再現された地上支援車輌群がGSE(Ground Service Equipment)アクセサリーとして付属しており、自由なレイアウトが楽しめます。また、航空貨物用コンテナ1台1台ごとに実在のナンバーが印刷されているなど、細部にわたるこだわりも見逃せません。
本来はNCAの顧客向け就航記念品として企画製作されたものを一般向けに限定販売するもので、貨物専用機の空港での貨物搭載情景を精巧にモデル化したジオラマセットは世界でも初めての商品といえます。販売価格は、ディスプレーケース付きで16,800円(税込)。羽田空港第一旅客ターミナルビル1階到着ロビーの全日空商事直営空港売店「ANA FESTA (エーエヌエー・フェスタ)」エアラインプラザ店ほかで販売しています。
※商品の詳細は別添のとおり。
● 関連リンク
コクヨS&T、インテリア感覚で楽しめるデザインのステーショナリー「アクティック」シリーズを発売
~インテリア感覚で楽しめる「WiLL STATIONERY」~
「ACTIC(アクティック)」シリーズの新製品を発売
~クリヤーホルダーや蛍光マーカー、ボールペンなど7アイテム~
コクヨグループのコクヨS&T株式会社(本社:大阪市/社長:森川卓也)は、インテリア感覚で楽しめるデザインのステーショナリー「WiLL STATIONERY ACTIC(ウィル ステーショナリー アクティック)」シリーズの新製品を、12月8日に新発売します。
「ACTIC」シリーズは、「インテリアになるステーショナリー」をコンセプトに、家庭でもオフィスでも楽しんで使える、シンプルながらも新しい感覚のデザインを採用しています。今回発売する「ACTIC」シリーズは、次の7アイテムです。
(1)書類の出し入れがしやすい大きく開くポケット仕様の「クリヤーホルダー(ワイドオープンタイプ)」
(2)左右の2つのポケットが書類の分類に役立つ「ダブルポケットホルダー(ワイドオープンタイプ)」
(3)雑誌や書類の収容に最適なA4ヨコサイズの「ファイルボックス-FS」
(4)軸の断面形状が長方形で、握っただけでペン先の方向が固定され、均一な幅の線を容易に引くことができる「蛍光マーカー(2色ツイン)」
(5)指にフィットして握りやすい卵形の「消しゴム」
(6)グリップの形状を三角形にすることで、指に面でフィットして握りやすくしたトライアングルグリップの「シャープペンシル(三角グリップ)」
(7)握りやすく滑りにくいトライアングルグリップの「ボールペン(三角グリップ)」
○発売予定:2006年12月8日
○販売予定価格(消費税込):94円(クリヤーホルダー)~472円(蛍光マーカー2色ツイン3本セット)
○年間売上目標:5,800万円(7アイテム合計)
【 「WiLL STATIONERY ACTIC(アクティック)」新製品の特長 】
(※ 関連資料を参照してください。)
< お問い合わせ先 >
コクヨお客様相談室;0120-201594
● 関連リンク
三井物産、南ア輸送公社向けに鉄鉱石線用電気機関車32両を190億円で受注
南ア輸送公社向け機関車受注
当社は、南アフリカ共和国(南ア)国営の総合輸送公社Transnet Limited社(Transnet)向けに鉄鉱石線用電気機関車32両を受注しました。
受注金額は190億円で、更に、オプションとして追加30両(総額150億円相当)も含まれています。この電気機関車は、南ア北ケープ州に位置する、世界有数の埋蔵量を誇るSishen鉱山から積出港Saldanha港まで861kmの鉄鉱石運搬に用いられます。本機関車の主変換装置・電動機をはじめとする電気システムは東芝が担当し、車体部分は南ア現地企業であるUnion Carriage & Wagon社より調達します。
当社と東芝が、1980年代に南ア向けに納入した電気機関車(75両)は、高い信頼性・高稼働率を有しています。この実績を基に、本年2月の石炭運搬用電気機関車(110両、総額400億円)案件に続く、今回の受注となりました。
南アフリカは石炭及び鉄鉱石など重要鉱物資源で世界屈指の産出量を誇り、近年は資源高を追い風に経済成長が著しいものの、アパルトヘイト制度の廃止後、鉄道・港湾といった主要インフラ整備の老朽化が進行し、成長のボトルネックとなっています。
石炭・鉄鉱石等の世界的需要が高まり、鉄道整備の重要性が内外から強まっている状況下、南ア政府による強い指導もあり、Transnetはこの程輸送インフラ整備5カ年計画を制定の上7000億円に上る設備投資を行うことを決定し、Transnetは今後も継続的に電気機関車を調達する方針です。
南アに代表される南部アフリカ諸国は天然資源に恵まれており、資源輸送用途として鉄道整備に対する需要は大きく、当社及び東芝は今回の大型受注を機に南ア及びその他アフリカ諸国での更なる機関車受注の拡大を目指します。
南ア政府は「ブラック・エコノミック・エンパワーメント(BEE)政策」と呼ばれる、人種間の貧富の格差縮小を目指す政策を推進しています。具体的な施策として、企業株式の黒人による保有増加、資材調達においての黒人企業の優先が中心になっています。
当社は南アフリカ黒人資本と共同で設立した新会社Venus Railway Solutions (Pty)Ltdを本契約の主契約者にすることでBEE政策に対応します。
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。
● 関連リンク
コクヨS&T、セキュリティー機能を備えたビジネスバッグを発売
~セキュリティ機能を備えたビジネスバッグ~
「セキュアバッグ ライト<ACE K-style>(エース ケイスタイル)」を新発売
~エース株式会社とのコラボレーション~
コクヨグループのコクヨS&T株式会社(本社:大阪市/社長:森川卓也)は、エース株式会社(東京本社;東京都台東区 社長;森下 宏明)とのコラボレーションにより、セキュリティ機能を備えたビジネスバッグ「セキュアバッグ ライト<ACE K-style>(エース ケイスタイル)」を開発、11月13日に新発売します。
「セキュアバッグ ライト<ACE K-style>」は、昨今、ビジネスシーンにおいてますます重要になっている情報漏えい対策に役立つ機能を備えた商品です。メインポケットは2桁ダイヤル式ファスナーロックで施錠できるので、不正な開閉を防止します。また、不特定多数の人が出入りするセミナー会場などで席を立つ際に、鍵付きワイヤーでバッグを机の脚などに繋ぐことができる3桁ダイヤル式モバイルロックキットが付いているので、盗難の抑止に役立ちます。
出張に適した収容量のビジネストリップタイプと通勤時の使用を考えた設計のデイリーユースタイプの2種類があり、それぞれA4サイズの書類の収容に合ったMサイズとB4サイズの書類まで収容可能なLサイズを品揃えています。
○発売予定;2006年11月13日
○販売予定価格(消費税込);16,800円(デイリーユースタイプMサイズ)~22,050円(ビジネストリップタイプLサイズ)
○年間売上目標;5,000万円
【 「セキュアバッグ ライト<ACE K-style>」シリーズの商品特長 】
1.不正開閉を防止するファスナーロック付き
メインポケットは、2桁のダイヤル式ファスナーロックで施錠できます。他者の不正な開閉を防止できます。
ロックを解除するナンバーはお客様自身で設定や変更ができます。
2.離席時の盗難抑止に役立つモバイルロックキット付き
3桁のダイヤル式モバイルロックキットを付属しています。
不特定多数の人が出入りするセミナー会場などで席を立つ際に、鍵付きワイヤーでバッグを机の脚などに繋ぐことができるので、盗難の抑止に役立ちます。
ロックを解除するナンバーはお客様自身で設定や変更ができます。
3.軽量素材を使用
本体には、持ち運びに便利な軽量素材(ポリエステル)を使用しています。
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。
● 関連リンク
コクヨS&T、耐久・耐水性に優れたフィルムラベル「水に強い・屋外にも使えるタイプ」を発売
フィルムラベル「水に強い・屋外にも使えるタイプ」を新発売
~「インクジェットプリンタ用」と「カラーレーザー&カラーコピー用」~
コクヨグループのコクヨS&T株式会社(本社:大阪市/社長:森川卓也)は、屋外に使用できる耐久性を持ち、耐水性にも優れたフィルムラベル「水に強い・屋外にも使えるタイプ」を11月1日に新発売します。
今回発売するフィルムラベル「水に強い・屋外にも使えるタイプ」は、屋内や屋外はもちろん、-20℃~80℃といった特殊な環境下でも使用可能です。「インクジェットプリンタ用」と「カラーレーザー&カラーコピー用」の2種類を品揃えています。
「インクジェットプリンタ用」は、本体フィルムに印字した上から、紫外線をカットする保護フィルムでラミネートし、水や汚れ、摩擦、色あせを防止できます。また、保護フィルムは独自の機構を採用しており、気泡を作らずきれいに貼り合わせることができます。用紙サイズはA4で、ノーカットタイプラベルと保護フィルム3セット入りです。
「カラーレーザー&カラーコピー用」は、耐水性に優れ、しかもはがれにくい強粘着剤を使用しています。印字内容が引き立つ白マットタイプと下地を生かせる透明光沢タイプの2種類があります。どちらも1面カット、12面カット、27面カットを品揃えており、すべてA4サイズ10枚入りです。
○発売予定: 2006年11月1日
○販売予定価格(消費税込): インクジェットプリンタ用 1,050円
カラーレーザー・カラーコピー用 1,680円
○年間売上目標: 5,000万円
【お問い合わせ先】
コクヨお客様相談室;0120-201594
● 関連リンク
産総研、LSI実装用のピラミッド型の微細金接続端子形成技術を開発
■LSI実装用のピラミッド型の微細金接続端子形成技術を開発
-産総研の「地域中小企業支援型研究開発制度」の成果-
●ポイント
1.10μmのピラミッド型金接続端子(バンプ)を20μmピッチで作製
2.通常のフォトリソグラフパターンでピラミッド型バンプが形成できる
3.低荷重(従来の1/3)でチップを接続できるので、チップにダメージを与えず信頼性の高い、高密度実装が可能になる
概要
独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)エレクトロニクス研究部門【部門長 和田 敏美】高密度SI研究グループ 青柳 昌宏 研究グループ長は、株式会社みくに工業【代表取締役 林 誉英】および長野県工業技術総合センター 精密・電子技術部門【所長 島田 享久】と共同で、LSI半導体チップの高密度実装に用いるピラミッド型の微細金バンプの形成技術を開発した。
シリコンチップ上へフォトリソグラフィ技術によってレジストパターンを形成し、低温でナノ金属粒子を堆積するガスデポジション法という方法を用いて、約10μm角のピラミッド型金バンプを20μmピッチで形成した。形成されたピラミッド型金バンプは圧着によるチップ接続の際、ピラミッド先端の壊れやすさから、従来の柱状バンプに比べて1/3以下の低加重でチップ接続が可能である。これはLSI半導体チップにダメージを与えることのない新たな高密度実装技術に道を開く成果である。
なお、本事業は産総研の「地域中小企業支援型研究開発制度」で行ったものである。
試作した10μm角のピラミッド型金バンプの電子顕微鏡写真
※添付資料を参照
この技術は、平成18年10月26日MES2006(第16回マイクロエレクトロニクスシンポジウム)で発表する。
開発の社会的背景
LSIチップの性能は年々飛躍的な進歩を遂げ、今やCPUチップのクロック周波数が3GHzを越えている。しかし、CPUチップからメモリ等への外部バスの信号伝送クロック周波数は500MHz程度であるため、システム全体の速度上昇が頭打ちとなっている。近年のユビキタス情報社会の実現に向けた情報携帯端末等の小型電子機器に対する高機能化の要求はますます高まり、その要求に応えるためには高密度システム集積技術が必須となっている。
半導体チップを基板に電気的に接続する際、ワイヤーによって接続するのではなく、一列に並んだバンプと呼ばれる突起状の端子によって接続する。これをフリップチップ接続というが、従来のバンプ形成は主にめっき法によって行われていた。めっき法によって形成されるバンプは、その殆どが柱状であり、高密度のバンプ形成には非常に時間がかかるだけでなく、それらを用いたフリップチップ接続では高い圧着荷重が必要となり、チップにダメージを与えるので接続の信頼性がよくなかった。
研究の経緯
産総研エレクトロニクス研究部門高密度SI研究グループは、産総研の実施している「地域中小企業支援型研究開発制度」を利用して、株式会社みくに工業および長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門と共同で「ナノ粒子ガス堆積バンプを用いたLSI高密度実装技術の研究」を行ってきた。
研究の内容
今回開発した10μm角の微細なピラミッド状の金バンプは、次のようなプロセスで形成した。
1.シリコンチップ上にポジ型フォトレジストのフォトリソグラフィにより、バンプを形成する箇所にバンプサイズ径に相当する開口部を設ける。
2.ガスデポジション法により、フォトレジストの開口部が塞がるまで金微粒子を堆積すると、開口部内にピラミッド状の金バンプが形成される。
3.有機溶剤を用いてフォトレジストを除去すると、レジスト上に堆積した不要の金微粒子も同時に除去される。
これらの形成プロセスの各要素技術は既に確立されていたが、本研究では、特にLSI半導体チップ上に形成することを想定して、LSIにダメージを与えないように低温化などを考慮してプロセス開発を進めた。
今回、試作したピラミッド形状の金バンプは10μm角の寸法で20μmピッチ、500個/列であるが、2.8秒/個の高速形成できることがわかった。
試作したピラミッド形状の金バンプについて圧縮試験を行った結果、荷重30mNでのバンプの変位量は、5μmであった。これは同じ寸法の従来のめっきバンプ(柱状バンプ)に比べて10倍以上の変位量である。フリップチップ接続にこのバンプを使用した場合、非常に小さい荷重でバンプ先端が潰れることから、バンプや対向するパットの高さばらつきを吸収し、確実な接続を得るに十分な潰れ量を、低荷重で実現できることを示している。
バンプのチップへの接着強度をシェアテストした結果、従来のめっきバンプと同等以上の強度を有することを確認した。さらに、1000個の微細ピラミッド形状金バンプによる熱圧着試験を行った結果、従来に比べて、1/3の加重で十分な接続形状が得られることを確認した。
先鋭形状のバンプについては、本技術以外にもめっき法などによる形成方法が報告されfているが、本技術はめっき法と比較して成膜スピードが格段に高く、より高速にバンプ形成ができる。また、フォトレジストの成膜、現像に関しては実績のある通常のフォトリソグラフィの工程が使用できる為、開口部の安定形成に対する信頼性も高い。
※図は添付資料を参照
今後の予定
本技術で形成する金バンプは、ピラミッド形状からくる先端の潰れやすさ及び横方向への広がりの少なさによって、狭ピッチのフリップチップ接続において非常に有効である。フリップチップ実装において、バンプの更なる狭ピッチ化、高密度化に向けて有望な技術である。製造プロセスも通常のフォトリソグラフィ技術を用いることから汎用性が高くMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)などの分野への応用も考えられる。また、ここでは四角形のフォトレジストパターンを用いることで、ピラミッド型の錐形状バンプを形成したが、このパターンを変えることで任意の微細錐形状バンプを作製することができる。
今後はバンプ形成専用の装置開発も含め、更に研究を進めていく。
用語の説明
◆ガスデポジション法
不活性ガス中で試料を蒸発させ、ナノサイズの微粒子を生成し、その不活性ガスをキャリアガスとして高速で基板へ衝突させて成膜する蒸着技術。産総研の前身である機械技術研究所で実施されたジェットモールド技術の研究開発の中で金属の堆積手法として開発された。[戻る]
問い合わせ
独立行政法人 産業技術総合研究所 広報部
広報業務室 菅原 敏之 〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
つくば本部・情報技術共同研究棟8F
電話:029-862-6216 FAX:029-862-6212 Eメール:presec@m.aist.go.jp
● 関連リンク
ライフ、全国晋作会連合会と「高杉晋作」テーマの社会貢献型クレジットカードを発行
「晋作カード」募集開始
~山口県NPO法人と提携し幕末史の研究、顕彰活動を応援~
ライフ(東京都千代田区、社長:磯野和幸)は、特定非営利活動法人全国晋作会連合会(山口県萩市、会長:藤原弘毅)と提携し、『動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し』と称され、奇兵隊を創設した幕末の長州志士、「高杉晋作」をテーマとした社会貢献型クレジットカード「晋作カード」を10月25日より募集開始いたします。
高杉晋作生誕地である山口県萩市は、「江戸時代の地図がそのまま使えるまち」である萩市街を『萩まちじゅう博物館』と称し、史跡観光のPR活動を展開しております。
全国晋作会連合会はその一翼を担う組織として、萩博物館の高杉晋作資料室に事務局を設け、萩市長が理事となり、高杉晋作ら維新関連資料の研究や保存・イベント等を行っております。
「晋作カード」は、カードショッピングによるライフの収益金の一部を、恒常的に活動資金として提供し、カード利用を通じて顕彰事業(銅像建立、資料収集、研究等)の推進を応援できる社会貢献型カードです。また、カードフェイスは高杉晋作ファンならずともつい史跡めぐりに出掛けたくなるような、そんな気持ちにさせるに仕上がりになっております。
ライフは今後も、NPO団体等との提携を通じて、より地域に密着した、さまざま社会貢献サービスを推進し、「社会より支持を得る」カード会社として、更なる飛躍を実現できるよう取り組んでまいります。
【カード特典】
カード会費:入会金、年会費ともに永久無料
ETCカードについても同様
付帯条件 :(1)カード会員保証制度(盗難・紛失)
(2)ライフサンクスプレゼント
日立、クラリオン株式の公開買付けを開始
公開買付けの開始に関するお知らせ
株式会社日立製作所(以下、日立)は、2006年10月11日に、クラリオン株式会社(コード番号:6796/取締役社長 泉龍彦/以下、クラリオン)の株式を公開買付けにより取得することを公表しましたが、本日、以下の通り公開買付けを開始することを決定しましたので、お知らせします。
1.公開買付けの目的
日立及びクラリオンは、2000年12月に、車載情報システム(Car Information Systems/以下、CIS)の開発を行う合弁会社である株式会社エイチ・シー・エックス(以下、HCX)の設立を端緒に、2004年12月には日立がクラリオンの株式を取得して筆頭株主となり、また、2005年4月にはCIS事業に関する包括的業務提携契約を締結し、ナビゲーションシステムをはじめとする各種製品・システムにおいて技術開発や資材調達の面で協業してきました。
日立では、CIS事業を含むオートモティブシステム事業を日立グループの中核事業の一つと位置付けて経営資源を投入し、強化を図っています。特に「走る・曲がる・止まる・伝える」という自動車に不可欠な4つの機能を融合した次世代自動車の実現に向けて自動車業界が急速に技術的な発展を遂げつつある中で、「伝える」機能のキーコンポーネントであるナビゲーションシステムを中核としたCIS事業のさらなる成長は、オートモティブシステム事業の発展にとって不可欠な要素であり、一層の強化が必要であると考えています。
そこで、日立は従来から緊密な関係にあるクラリオンを日立グループの一員として迎え入れることで日立とクラリオンの連携をさらに強化します。クラリオンが培ってきたカーオーディオやカーナビゲーションなどのエンターテインメントシステムの商品企画力・開発力や、日本をはじめ、世界各地で自動車メーカーやアフターマーケットで強みを発揮する販売力をこれまで以上に活用することによって、さらなる事業の発展を目指し、今般、クラリオン株式の公開買付けを実施することとしました。
さらに、本公開買付け終了後、クラリオンの当社子会社化を条件に、日立の100%子会社である株式会社ザナヴィ・インフォマティクス(代表取締役社長沼田修/以下、ザナヴィ)をクラリオンの100%子会社とし、両社が一体となってシステム開発を進めることによって、製品の基盤となる基本ソフトウェアや将来に向けた技術開発、さらに、資材調達から生産、販売、サービスまでのサプライチェーン全般において、CIS事業の基盤強化を図る考えです。
これらの再編を通じ、日立、クラリオン、ザナヴィ、HCXの4社において、事業計画や運営体制の一体化を進め、経営の一層のスピードアップと経営資源の有効活用による事業効率の向上を実現します。2005年度のザナヴィの売上高は444億円、クラリオンは1,841億円でしたが、2010年度には、CIS事業における連結売上高を2,900億円とすることを目標としています。2006年10月11日に日立及びクラリオンが調印した基本合意書に基づき、今後の事業計画における連携の深化、シナジー効果のさらなる創出に向け検討を進めていきます。
なお、クラリオン株式は、東京証券取引所市場第一部及び大阪証券取引所市場第一部に上場しておりますが、本公開買付けにおいては買付予定株式数に上限を設定していないため、本公開買付け終了後、クラリオン株式が東京証券取引所及び大阪証券取引所の定める株券上場廃止基準に抵触する可能性があります。しかし、本公開買付けはクラリオン株式の上場廃止を企図するものではないため、当該株券上場廃止基準に抵触した場合は、クラリオン株式の上場を維持するために、日立は最大限協力するものとします。なお、それにもかかわらず、クラリオン株式の上場の廃止を回避することができない場合には、日立及びクラリオンは、協議のうえ、クラリオンの少数株主の保護のために必要な措置を講じるものとします。これらの場合の具体的な措置については、本公開買付けの結果を踏まえて決定します。
本公開買付けについては、クラリオンの取締役会の賛同を得ています。
※公開買付けの概要など詳細は添付資料参照
JTBグループ、クルーズアドバイザーの配置を増強しクルーズマーケットへの取り組み強化
ユニークなオリジナル商品の導入とクルーズアドバイザーの配置増強でクルーズマーケットへの取り組みを加速!
― 世界で唯一「分譲マンション」として販売されているクルーズシップを利用したコース新設
― 2006年度に新たな合格者を含めて330名のクルーズアドバイザーを全国の販売店に配置
JTBグループは、今後ますます増え続けるクルーズマーケットへの取り組みを強化します。
2005年の我が国のクルーズ人口は約15万6千人で、この内、外航クルーズ乗客数は約7万8千人(対前年比6.3%増)でした。目的別に見ると、外航クルーズにおいては、レジャー目的の利用者が93.8%と前年に引き続き90%を超えており、クルーズマーケットは個人需要を中心に拡大方向です。
(資料:国土交通省海事局外航課「2005年の我が国のクルーズ等の動向について」より)
JTBグループで高品質旅行を取り扱うロイヤルロード銀座支店は、今般、世界で唯一「分譲マンション」として販売されているクルーズシップ「The World号」のレンタルプログラムを特別に利用。人気の「リオのカーニバル」の時期に合わせた夢のクルーズを企画します。同支店では2003年度からクルーズデスク(要員11名)を設置、クルーズアドバイザー8名を配置し、自信をもってクルーズの魅力、楽しさをご案内しています。
クルーズの販売ではコンサルティングが重視される。このため、クルーズの販売強化にむけ、JTBグループは、2003年度の“クルーズアドバイザー認定制度”の開始とともに受験を奨励した。すでに全国23支店にクルーズデスクを設置し、229名のアドバイザーを配置しています。2006年度は、新たな合格者を含めて330名のクルーズアドバイザーが全国の販売店に配置される予定です。
●“クルーズアドバイザー認定制度”(クルーズアドバイザー認定委員会HPより)
クルーズアドバイザー制度は、クルーズ・コンサルタント(C.C)及びクルーズ・マスター(C.M)の2段階で構成され、クルーズ旅行に関するスペシャリストとして、主として旅行業界でご活躍いただく方のためのステップアップ式の資格認定制度です。本制度は、旅行会社に勤務される方々に、セミナーを通じてクルーズに関する専門的知識を修得していただき、お客さまからの相談やお問い合せに的確に対応することが出来、自信を持ってクルーズ旅行商品を販売することが出来るようになることを目的としています。
クルーズアドバイザー認定委員会(社)日本外航客船協会/(社)日本旅行業協会
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)
< お客様からのお問合せ先 >
JTBロイヤルロード銀座 クルーズデスク
03-3572-5892
日野自、17年連続完走めざし2007年パリダカに2台体制で参戦
日野自動車、2007年パリダカに2台体制で参戦、17年連続完走を目指す
日野自動車株式会社(以下日野)は、2007年1月6日にスタートする“世界一過酷なラリー”ダカールラリー(通称パリダカ)カミオン(トラック)部門に、「日野レンジャー」2台体制で参戦、初参戦以来の17年連続完走を目指します。
2006年レースより、チーム名を“HINO TEAM SUGAWARA(日野チームスガワラ)”と一新し、日野は菅原義正氏率いるチームスガワラへの支援体制を強化、車両開発を中心に取り組んできました。
今回、2007年レースに向け、車体周りの空力特性を大幅に改善した新型車を開発しました。これにより、車両の熟成度を向上させ、「日野レンジャー」の軽量・コンパクトなボディの優位性をこれまで以上に活かしたレース運びを狙うことができます。
また、日野グループより派遣するメカニックの人数を昨年の4名から2名増員の6名として、万全なバックアップ体制で挑みます。
ドライバーは、前回に引き続き、パリダカ24年連続出場・18年連続完走の史上最多記録を現在も更新中の菅原義正氏と、2年連続上位入賞を果たした照仁氏の親子参戦となります。HINO TEAM SUGAWARAは、総合力を高めた布陣で、17年連続完走を目指します。
日野は、1991年に日本のトラックメーカーとして初参戦。以来連続出場・連続完走の記録を更新しています。1997年には、パリダカカミオン部門史上初の総合1・2・3位独占という快挙を成し遂げています。“世界一過酷なラリー”と称されるパリダカで、常に完走し、カミオン部門総合でもモンスターカミオンと上位争いをし、入賞を果たしてきました。
日野は、パリダカを通じ、持てる“技術力”“商品力”“挑戦する企業スピリッツ”を 実証し続けてまいります。
尚、レース期間中(2007年1月6日~1月21日)は、日野HP(http://www.hino.co.jp/j/brand/race/dakarrally/index.html)にて毎日現地速報をお伝え致します。
ご覧下さい。
プラネックス、ギガビット対応LAN接続ハードディスクケースを発売
ギガビット対応 LAN接続ハードディスクケース「NAS-01G」を発売
プラネックスコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:久保田克昭、本社所在地:東京都渋谷区、JASDAQコード 6784)は、ギガビット対応 LAN接続ハードディスクケース「NAS-01G」を11月上旬より発売いたします。本製品はLANケーブルでネットワークに接続することでファイルを共有することができるファイルサーバ(NAS)です。なお、この製品の発売につきましては、当期業績予想に折り込み済みとなっております。
【 主な特長 】
■簡単セットアップ
内蔵メモリに専用OSがインストール済みなので、ハードディスクをセットするだけですぐに使えます。
■高速ギガビット対応
インターフェースはギガビット(1000BASE-T)ポート×1、USBポート×2の構成となっています。
外付けUSBハードディスクやプリンターを接続できます。
■対応ハードディスク
400GBの大容量ハードディスクに対応しています。
■多機能サーバ
ファイルサーバの他に、Webサーバ、FTPサーバ、USBプリントサーバ機能も搭載です。
※USBプリントサーバはサポート対象外となっております。
*製品仕様は、添付資料をご参照ください。
◆読者からのお問い合わせ窓口 0120-415-976
ユーザ直販ページ PLANEX Direct 0120-415-978
http://direct.planex.co.jp/