シャープ、光学サイズ1/4型AF付200万画素のCMOSカメラモジュールを発売
携帯電話の薄型化に貢献
業界最薄クラス、光学サイズ1/4型AF付200万画素CMOSカメラモジュールを発売
シャープは、携帯電話などのモバイル機器向けに、オートフォーカス機能付き光学サイズ1/4型200万画素で、業界最薄クラスのサイズ(厚さ:5.0mm)を実現したCMOSカメラモジュール<LZ0P39DS>を開発、2007年7月から量産出荷を開始します。
国内の携帯電話は、カメラ部のオートフォーカスや高画素化などの高性能化に加え、ワンセグ放送の視聴機能など高機能化が進んでおりますが、同時に手にフィットするコンパクトでスリムなデザインへのニーズが、高まっております。
今回、新たに開発したCMOSカメラモジュールは、こうした要望に対処するため、DSPチップ※1とCMOSセンサチップ※2の1チップ化や、オートフォーカス機構の小型化や独自の高密度実装技術を駆使することにより、業界最薄クラス(厚さ:5.0mm)を実現しました。加えて、UXGAサイズで1秒間に15フレーム(15fps※3)の動画撮影にも対応しています。
品 名:1/4型AF付200万画素CMOSカメラモジュール
形 名:LZ0P39DS
サンプル価格(税込み):5,000円
量産出荷開始:2007年7月
月産個数:30万個
■主な特長
1.業界最薄クラスのサイズ(厚さ:5.0mm)を実現
2.UXGAサイズで1秒間に15フレーム(15fps)の動画撮影が可能
※1:DSP(Digital Signal Processor)チップ。ディジタル信号処理を行うための演算処理を行うデバイス素子。
※2:CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor:金属酸化膜半導体)チップ。半導体で作られた個体撮像素子。
※3:fps(frame per second)。1秒間に何枚の画像を表示するかを示す。
【 仕 様 】
形 名:LZ0P39DS
撮像素子:1/4型 2メガピクセルCMOS
出力画素数:1,600(H)×1,200(V)
モジュールサイズ(フレキ基板を除く):0.36cc(8.5×8.5×5mm)
光学機能:オートフォーカス機能付き
フレームレート:15fps(UXGA画像時)
映像出力インターフェース:UYVY-8bit
レンズF値:F2.8/H:53°
インフォマート、卸売企業の商品販促活動など向け「Web販売支援システム」を提供
新システム「Web販売支援システム」提供開始のお知らせ
今回、当社は「Web販売支援システム」を、2007年6月中旬より提供を開始いたします。その内容に関し、下記の通りお知らせいたします。
記
1.Web販売支援システム
食品食材・消耗品資材を扱う卸売企業の商品の販促活動、営業、商談、受発注、決済等を自社のホームページ上で展開ができ、既存取引先との関係強化と業務効率化及び新規顧客の集客をサポートする新システムです。
2.システム提供に至った経緯
昨年11月27日に「食品食材市場eマーケットプレイスの機能貸し出し」としてお知らせいたしました、食品総合卸売企業のユーシーシーフーヅ株式会社での稼動実績及び卸売企業のニーズによる機能をさらに追加し、システムの改良を進め、今回のASP方式での提供開始となりました。
3.システム導入のメリット
・多くの貴重な販売情報を、顧客に一斉伝達できるため、既存顧客との関係を強化できます。
・自社ホームページにアクセスした新規顧客も同システムへ誘導、新規取引につながります。
・「FOODS Info Mart」買い手企業約2,500社にもアプローチが可能、新規取引につながります。
・Web の即時性、同報性、双方向性を活用し、顧客の囲い込み、新規顧客の開拓、販売増、コスト削減、業務効率化をサポートします。
【Web販売支援システム相関図】
※ 関連資料参照
【Web販売支援システム機能一覧】
※ 関連資料参照
【販売価格】
初期導入費用:3,150,000円(税込)から
月額システム使用料:315,000円(税込)から
※1998年からフード業界の企業間電子商取引(BtoB)プラットフォーム「FOODS Info Mart」を提供してきたノウハウを基に、効率的なシステム開発を進めた結果、安価な価格が実現しました。
4.今後の見通し
Web販売支援システム提供開始による平成19年12月期の業績への影響につきましては、システムの提供が開始段階であることから、軽微と見込んでおりますが、業績に重要な影響を与えることが判明した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
● 関連リンク
リクルート、子会社RVCの全株式をジュピターテレコムに譲渡
ジュピターテレコムとリクルート
リクルートビジュアルコミュニケーションズの株式譲渡に合意
株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都港区、代表取締役社長最高経営責任者:森泉知行、以下J:COM)と株式会社リクルート(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:柏木斉、以下リクルート)は、リクルートの100%子会社である株式会社リクルートビジュアルコミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木達也、以下RVC)の全株式をJ:COMに譲渡することで合意し、株式譲渡契約書を締結しましたので、お知らせします。
<株式譲渡の背景>
J:COMはケーブルテレビ、高速インターネット接続サービス、固定電話、移動体通信の4サービスを提供する国内最大のケーブルテレビ局統括運営会社です。J:COMでは持続的成長を実現するため、グループ独自のメディアを広告宣伝・販売促進媒体として強化し、収益の多様化を図る方針です。そのため、本年3月にメディア事業部を新設し、自社メディアを最大限に利用した広告メディア事業モデルの確立と番組制作体制の強化による広告収益の拡大を目指しています。
RVCは、1983年にリクルートが設立して以来、映像制作及び映像を活用した販売促進ソリューションを提供しています。近年は、衛星放送、ケーブルテレビ放送(計200万世帯以上*1)を主たる対象とした「大人の趣味と生活向上◆アクトオンTV(ティービー)」の番組制作・運営を行うとともに、「映像情報」を活用した様々なレスポンス型販売促進ソリューション*2を提供しており、高額な商品やサービスを中心とした広告クライアントを数多く保有しています。リクルートは、RVCをJ:COMに譲渡することが、その保有する潜在的能力を大きく引き出し、今後の事業の発展及び企業価値の向上に資するものと考え合意しました。
*1J:COMグループ世帯数を除く
*2 視聴者の反応とクライアントのニーズをマッチングさせる販売促進手法
今回、J:COMの広告メディア事業とRVCの事業を統合させることで、J:COMグループの広告クライアント数及びお客さまリーチが飛躍的に拡大することとなり、広告メディア事業の積極展開に向けた確固たる基盤が築かれます。更にJ:COMの既存メディア媒体(TV・雑誌・VOD等)に、映像を用いたレスポンス型クロスメディア広告も加わることで一層の商品ラインナップの拡充が図られると共に、新しいビジネスモデルの創出も可能となります。
J:COMと映像を用いた広告事業モデルの先駆者であるRVCは、両者のシナジーを有効に活用し、今後広告メディア事業の規模拡大を促進してまいります。
*以下、日程などは添付資料をご参照ください。
電力中央研究所、ナノサイズ空隙間で気体・液体・固体の状態変化の基本理論を解明
ナノサイズの空隙間の
気体・液体・固体の状態変化の基本理論を解明
~今後のナノサイズの部品・装置開発に役立つ成果~
財団法人電力中央研究所(理事長:(正式表記は関連資料を参照)、東京都千代田区大手町)は、京都大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 宮原 稔 教授と共同で、物質におけるナノメートルサイズの空隙において、物質の沸点(液体から気体)や融点(固体から液体)や昇華点(固体から気体)が、通常知られている温度と著しく異なることを発見した上で、この現象を熱力学で説明することに成功しました。
本成果は、将来ナノテクノロジーが進歩し、ナノメートルサイズの部品を用いる際に、部品同士の間に生じる空隙で、部品を取り巻く周辺の物質が、通常とは異なる沸点・融点・昇華点で相転移し、ナノメートルサイズの部品への機能障害を防ぐのに役立つものです。さらに今後、単原子分子より複雑な分子について、同様の熱力学方程式を導き出す際に、本成果が基礎理論になります。
また、ナノメートルサイズの空隙の沸点・融点・昇華点は、通常の状態とは著しく異なることから、この特異性を利用した新たなナノメートルサイズの装置の開発などにブレイクスルーをもたらす可能性があります。
この成果は、物理化学の世界トップクラスの雑誌 The Journal of Chemical Physice (AIP)に2月7日付で掲載され、更に、本論文は、米国の二つの物理学会である American Physical Society (APS) と、American Institute of Physics (AIP) が共同運営している Virtual Journal of Nanoscale Science & Technology に選出されました。
詳細につきましては、 添付資料 をご参照下さい。
● 関連リンク
ドコモエンジニアリング、「N902iL」対応の中小規模向けIPテレフォニーパッケージを販売
FOMA/無線LANデュアル端末「N902iL」に対応した
中小規模向けIPテレフォニーパッケージ「SIP:PKG mini II」を販売
ドコモエンジニアリング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉利俊一 以下、ドコモエンジニアリング)は、沖電気工業株式会社(本社:東京都港区、取締役社長兼CEO:篠塚勝正 以下、OKI)のIP&モバイルビジネスホン「IPstage MX/SX」を採用した中小規模向けIPテレフォニーパッケージ「SIP:PKG mini II」の販売を開始いたします。
近年の企業は、飛躍的スピードで多様化するビジネスに対応できる、時間や場所に左右されない柔軟なリアルタイムコミュニケーションスタイルの実現を求めています。また、コスト削減とともにコミュニケーションのIP化による他システムとの連携など今後の将来性を見据えた柔軟なシステムが必要です。
ドコモエンジニアリングは2005年4月に「SIP:PKG mini」の発売を開始して以来、お客様ニーズに基づく機能強化を行い実績をあげてまいりました。
このたび最新のFOMA/無線LANデュアル端末に対応するとともに、さらなる機能強化を目的として製品ラインナップの拡充のもと「SIP:PKG mini II」の販売を開始いたします。
新パッケージ「SIP:PKG mini II」では、新たにNTTドコモの「N902iL」に対応することで端末の操作性やセキュリティを高めました。
加えて、停電時には主装置から多機能電話機などに電源供給を行うことで安定した運用を可能とし、停電対策用の回線コストや全通信機器への無停電電源装置(UPS)設置コストの削減を実現します。
さらに、NTT東日本およびNTT西日本が提供する「ひかり電話ビジネスタイプ」を利用可能とすることで通話料を低減することができます。
ドコモエンジニアリングは、このIPテレフォニーシステムをサイトサーベイ含む無線LAN設計や、実際の設置設定工事、運用開始後の保守までの全ての工程をパッケージ化し、「ワンストップ」で実現いたします。
商品の詳細については⇒こちらをご覧ください。
http://www.docomo-e.co.jp/product/product_service/sip_pkg_mini2.html
NTTデータ先端技術とアラクサラ、「認証・検疫ネットワーク」が容易に実現できることを確認
NTTデータ先端技術、アラクサラネットワークス、
NOSiDEとAXシリーズの連携による企業向け検疫ネットワークの容易な構築を実現
エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長 三宅功。以下NTTデータ先端技術)とアラクサラネットワークス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長 和田宏行、以下アラクサラ)は、NTTデータ先端技術が提供する統合型LAN検疫ソリューション「NOSiDE(R) Inventory Sub System 2007」とアラクサラの提供する多様なネットワーク認証機能を提供するAXシリーズの連携検証を行い、クライアントPCのネットワーク接続時にポリシーベースのアクセスコントロールを行う「認証・検疫ネットワーク」が容易に実現できることを確認しました。
企業や公共団体の情報システムにおいて、ネットワークに接続されるクライアントPCのセキュリティ設定が不適切になっていたり、OSのセキュリティパッチレベルが低いことに起因するセキュリティ脅威の増大が問題となっています。これに対処するために、認証・検疫ネットワーク(ユーザ認証と同時に端末セキュリティチェックを実行することにより、セキュリティポリシーに基づくネットワークレベルでのクライアントPCのアクセスコントロールを実現するソリューション)に対する需要が高まっています。
従来、このような認証・検疫ネットワークを構築する際には、クライアントPCの状態確認・制御用のソフトウェアモジュール(サプリカントもしくはエージェント)をインストールする必要があったり、クライアントPCの制御用ポリシーの設定や治療(問題の自動解決)サーバの構築、周辺環境を含めた既存のシステムやネットワークの大幅な設定変更を必要とするなど、導入に多くの時間や費用を必要とすることが、普及を妨げる原因となっておりました。
今回の検証では、NOSiDE(R) Inventory Sub System 2007の特長である、サプリカントソフトの事前インストール不要、エージェントレス検疫への対応、検知・隔離・治療までのワンストップ処理、およびAXシリーズの特長である、多様な認証方式(802.1x認証、WEB認証、MAC認証)のうち、可用性の高いWEB認証機能との連携により、認証・検疫ネットワークの構築が実現可能であることを確認しました。これにより、クライアントPCのきめ細かなアクセスコントロールを行い、企業ネットワークにおけるセキュリティの向上に資することが期待できます。また、今回の連携は、国産ベンダー同士のコラボレーションによる検疫ネットワークの構築を実現可能するものになります。
今回の連携について各社から以下のコメントを頂いております。(五十音順)
■エヌ・ティ・ティ・データ カスタマサービス株式会社(執行役員 ソリューション事業部長 奥田 晃)
今回のNOSiDEとAXシリーズによる国産製品同士の検疫システムの検証成功を歓迎します。
弊社では、ITシステムの構築から運用にいたるサービスを全国222の拠点にて提供しておりますが、今回の連携により、国産製品による安定した製品の提供、お客様環境に影響の少ないソリューション提供が行え、お客様のセキュリティ対策に寄与し高品質のサービスの提供が出来るものと確信しております。
■株式会社日立システムアンドサービス(ネットワーク・セキュリティソリューション本部 本部長 西條 洋)
当社は、お客様のネットワークやセキュリティ環境の導入支援から保守運用まで幅広くサポートしているシステムインテグレータです。AXシリーズの販売パートナーである当社にとって、今回のNOSiDEとの連携により、既にAXシリーズを導入しているお客様に検疫ソリューションを提供できると考えています。また、これからAXシリーズをベースにネットワークやセキュリティ環境を新規で構築されるお客様にも、AXシリーズの多様な認証方式とNOSiDEの柔軟な検証・検疫システムとの組合せにより、新たな検疫ソリューションも含めて提供していくことで、更なる拡販が図れるものと確信しています。
■エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社について
エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社は、オープン製品・技術について高いスキルを持った方式技術者集団として情報・通信システムの基盤となるシステムプラットフォームの構築を行います。NTTグループ、内外の専門家、ベンダー等のビジネスパートナーとの協調関係のもと、付加価値の高いノウハウを創造し、お客さまに役立つベストプラクティスを提供します。
会社名:エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社
設立日:1999年8月3日
代表者:代表取締役社長 三宅 功
資本金:1億円
所在地:東京都江東区豊洲3-3-9
従業員数:200名(2007年4月末現在)
URL:http://www.intellilink.co.jp/
■アラクサラネットワークス株式会社について
アラクサラネットワークス株式会社は、「快適で安心して使えるネットワークを世界の人々に提供し、豊かな情報通信社会の実現に貢献」を企業理念としています。情報ライフラインを支える概念としてギャランティード・ネットワークを提唱し、ネットワーク構築に必要な基幹系ルータおよびスイッチの開発から設計、製造、販売、保守のサービスを提供しています。
会社名:アラクサラネットワークス株式会社
設立日:2004年10月1日
代表者:代表取締役社長 和田宏行
資本金:55億円
所在地:神奈川県川崎市幸区鹿島田890 新川崎三井ビル西棟
従業員数:約340名(2007年3月末現在)
URL:http://www.alaxala.com/
<商標名称等に関する表示>
*NOSiDEは株式会社エヌ・ティ・ティ・データの登録商標です。
*その他、本文に記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
<本件に関する問い合わせ先>
NTTデータ先端技術株式会社 EA事業部NOSiDEビジネスユニット
Email:noside-info@intellilink.co.jp
URL:http://www.intellilink.co.jp /
アラクサラネットワークス株式会社 マーケティング本部
〒212-0058 神奈川県川崎市幸区鹿島田890 新川崎三井ビル西棟
URL:http://www.alaxala.com/jp/contact/
損保ジャパン、中国現地法人の上海支店設立内認可を取得
中国現地法人の上海支店設立内認可を取得
- 日系損害保険会社として初めて2ヶ所での営業認可を取得 -
株式会社損害保険ジャパン(以下「損保ジャパン」、社長:佐藤正敏)が2005年に設立した損保ジャパンの中国現地法人である日本財産保険(中国)有限公司(「損保ジャパン中国」、社長:高橋正美)は、6月5日付で上海支店設立内認可を中国保険監督管理委員会(以下「中国保監会」)から受領しました。
今後、損保ジャパン中国は、直ちにシステム整備や必要人員の確保など中国保監会の正式認可を得るための準備作業に移行し、できるだけ早急に支店開設を目指します。今回の上海支店開設により、損保ジャパンは日系損害保険会社としては初めて、中国において大連・上海と2ヶ所での営業認可を有することとなります。
1.認可取得までの経緯
損保ジャパンは、2005年6月に日系損害保険会社として初めて現地法人損保ジャパン中国の設立を果たし(2003年に設立した大連支店を現地法人に昇格)、遼寧省を中心とした業務展開を行いながら業容を順調に拡大してきました。
さらに、損保ジャパン中国は、日系企業の進出の著しい地域への拠点展開を進めるべく、上海支店設立認可申請を中国保監会に行っていましたが、このたび中国保監会より内認可を取得したものです。
2.上海支店の概要(予定)
名称:日本財産保険(中国)有限公司 上海分公司
住所:上海市長楽路989号 世紀商貿広場39階
要員体制:日本からの派遣社員15人、現地採用職員60人
3.今後の展開
(1)拠点拡大戦略の展開
損保ジャパンは、大連・上海に続く自前の引受拠点の拡大、具体的には北京・広州・蘇州など日系企業の進出の著しい地域への現地法人の支店展開を目指します。それによって、損保ジャパンのコア事業である損害保険事業展開のために不可欠となる自前の元受ファシリティを拡充し、お客さまにご満足のいただける、より良い商品・サービスを直接提供する体制を整備していきます。
(2)アライアンス戦略の展開
損保ジャパンは、各分野における一流のパートナーとのアライアンス構築を引き続き推進していきます。自前の拠点で全て対応するのではなく、各分野の一流プレーヤーとの提携を積極的に進め、日系企業を中心とした中国全土の顧客に対して、満足度の高い商品・サービスを提供していきます。
【 ご参考 】
(現地法人の概要)
社名:日本財産保険(中国)有限公司
住所:遼寧省大連市西崗区中山路147 森茂大厦10階
設立日:2005年6月1日
資本金:5億元
(損保ジャパンの中国拠点(駐在員事務所))
北京、蘇州、広州、深セン、重慶
以 上
*添付資料あり。
● 関連リンク
SBIホールディングスなど、金融分野での「仮想世界」創造めざすジョイントベンチャー設立
金融分野での「仮想世界」創造を目指すジョイントベンチャー設立の基本合意について
当社及び当社子会社で次世代金融サービスの開発を行っているSBI Robo株式会社(本社:東京都港区、代表者:渡部 薫、以下「SBI Robo」)は、仮想世界「Cyber MEGACITY(サイバーメガシティ)-東京0(ゼロ)区」の創造を目指すジョイントベンチャーを、アニメーションの企画制作グループである株式会社美よんどしい(本社:東京都武蔵野市、代表者:田中 栄子、以下「Beyond C.」)及び、企画コンサルティング会社である株式会社アーカイブゲート(本社:東京都新宿区、代表者:榊原 正人、以下「AG」)と設立することで基本合意いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.基本合意の背景
近年、ウェブ上の仮想世界と現実世界での通貨のやり取りが実際に行われるようになってきておりますが、このような状況下、SBI Roboにおいては、仮想通貨ビジネスの可能性と現実世界の金融インフラの統合を視野に入れたサービスを、新たなデジタル経済圏「Cyber MEGACITY-東京0区」構想として研究してまいりました。
この度の基本合意により、今後はSBI Roboはサーチテクノロジーやソーシャルマーケティングテクノロジー(広告配信)を、Beyond C.の関連会社で「アニマトリックス」「マインド・ゲーム」「鉄コン筋クリート」等の映画製作で有名なSTUDIO4℃が東京0区の仮想世界のグランドデザインや都市デザインを、AGが企画コンサルティング及び営業販売を担う体制を前提として事業化を推進していくこととなります。
そして、当社グループが各種金融プラットフォームを提供することで真の金融インフラを有する仮想世界、ロンドンのThe CITY、ニューヨークのWall Streetに匹敵する仮想金融街の創造を目指してまいりますが、その詳細につきましては、今後順次お知らせいたします。
2.基本合意の概要
(1)出資比率:
SBIホールディングス 52%
SBI Robo 25%
Beyond C. 20%
AG 3%
(2)日程:
2007年5月31日 基本合意書締結
2007年6月中 合弁契約書締結(予定)
(商号、資本金等の項目につきましては、合弁契約書締結時に決定する予定です。)
【Beyond C.代表取締役/STUDIO4℃プロデューサー・CEO 田中栄子からのコメント】
『クリエイションのゴールは未来だ!
インターネット及びウェブというバーチャルな世界が空想の世界から現実のものとなった初期に、STUDIO4℃ではリアルな現実とサイバーな世界の融合を構想し、ひっそりと「BEYOND CITY」なる空間を構築してきました。
この度、私たちクリエーターが長年構想していた世界観がSBI Roboの未来を創造するビジョンと共有でき、新たなデジタル経済圏「Cyber MEGACITY」となって、その実現に向けた最初の一歩が踏み出されたことを光栄に思います。
世界的に見て日本のクリエーターがアニメという映像の枠を超えて、サイバー空間の創造という新しいメディアにデビューすることは大変晴らしい可能性に満ちています。期待して下さい。』
【SBI Robo株式会社の概要】
商号: SBI Robo株式会社
代表者: 渡部 薫
所在地: 東京都港区六本木1-6-1
設立: 2006年6月
事業内容:
サーチエンジンの開発
Web2.0プラットフォームを中心としたサービス企画・開発等
【株式会社美よんどしいの概要】
商号: 株式会社美よんどしい
代表者: 田中 栄子
所在地: 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目5番10号
設立: 1997年5月
事業内容:
アニメーションと、その関連商品、及びマルチメディア関連情報サービスの企画・開発・製作・配給・著作権管理
制作スタジオとして株式会社STUDIO4℃を配し、メインの劇場用アニメーション映画では国内外の映画賞を数々受賞
【株式会社アーカイブゲートの概要】
商号: 株式会社アーカイブゲート
代表者: 榊原 正人
所在地: 東京都新宿区西落合1-28-14
設立: 2006年10月
事業内容: エージェント事業、コンテンツライツの開発、管理販売
以 上
● 関連リンク
日立公共システムエンジニアリング、漢字統合管理システム「漢字かなめ」の機能を強化
Windows Vista(TM)導入に伴う、従来業務システムの外字文字の変換機能を提供
~ 漢字統合管理システム「漢字かなめ」の機能強化 ~
日立公共システムエンジニアリング株式会社(取締役社長 森内 康浩/以下日立GP)は、このたび、漢字統合管理システム「漢字かなめ」の機能強化として、Microsoft社の新OS「Microsoft Windows Vista(TM)」導入に伴う、従来業務システムの外字文字の変換を行うソフトウェア「漢字かなめ/コード変換EX」を2007年6月6日より販売を開始します。
Microsoft社のOS「Microsoft Windows Vista(TM)」にて搭載する文字が最新のJIS文字コード規格「JIS X0213:2004」へ対応したことにより、Windows Vista(TM)を搭載したPCを導入した場合、文字環境の違いから文字化け等の現象が発生します。これを防ぐためには、従来の業務システムの「JIS X0213:2004」対応のための改修、またこの業務システムで扱うDBの文字データ移行作業などが必須であり、これは業種・業態を問わず、情報システムの運用には共通の課題となっています。
今回販売を開始する文字コード変換ソフトウェア「漢字かなめ/コード変換EX」は、従来の業務システムにて使用している文字コードと、Windows Vista(TM)の標準文字コードである「JIS X0213:2004」を対応づけることにより、Windows Vista(TM)を搭載したPCと業務システム間にて相互の文字コード変換を行うことができます。これにより、業務システムの大幅な改修を実施せずに、短期間で文字化け等への対策を行うことができます。
本ソフトウェアは、このような対策だけではなく、今後Windows Vista(TM)の普及状況に応じて必要となるDBの文字データ移行等にも使用できます。また、Windows Vista(TM)の文字コードへの対応に向けた、業務システムの段階的な移行も可能となります。
なお、本ソフトウェアでは、Windows Vista(TM)以外にも、従来使用されてきた文字コードから、各社のメインフレームにて使用している文字コードなど、複数の文字コードの間にて双方向の変換も可能となります。文字同定サービスで生成される変換テーブルも利用することができます。
■販売ソフトウェア/サービス
(1)漢字かなめ/コード変換EX:
各種文字コード間の双方向の変換を行います。
・JIS第3,4水準の4バイトコード(サロゲート領域)
・SJIS、Unicode(UCS-2)UTF-8、UTF-16、EUC-HJ
・各社のホストコード・固定長、可変長ファイル変換(ファイル単位)
・文字列データ変換(1レコード単位、文字列単位)
(2)漢字かなめ/コード変換EX 基本保守サポートサービス
(3)漢字かなめ/文字同定サービス
類似する複数の外字データを、一定の基準に沿って文字同定し、同定結果の外字ファイル・変換テーブルを生成します。
■価格
(1)漢字かなめ/コード変換EX:3万円/ライセンス
(2)漢字かなめ/コード変換EX 基本保守サポートサービス:4,500円/年額
(3)漢字かなめ/文字同定サービス:個別見積
■提供時期 2007年6月6日
■販売目標 2008年度までに2,000本
■製品ホームページ
・漢字かなめ
http://www.gp.hitachi.co.jp/eigyo/product/kaname/
・漢字かなめ/文字同定サービス
http://www.gp.hitachi.co.jp/eigyo/product/kaname/dotei.html
■関連情報
・日立文字基盤ソリューション
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app/moji/
・公共機関向け電子字典「五萬悦」
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app/gomanetsu/
■日立GPホームページ
http://www.gp.hitachi.co.jp/
■会社概要
・資本金 :3億円
・従業員数 :826人(2007年4月)
・事業概要 :
(1)公共分野におけるシステム設計・開発を中心としたソリューション事業
(2)アプリケーションパッケージ事業
(3)インターネット総合サービス事業
・対象分野 :
中央省庁、自治体、公社・公団、年金基金、図書館、大学、研究所、病院、民間企業
・拠点 :
東京、横浜、さいたま、水戸、名古屋、大阪、福岡、北京
■他社商標注記
・Microsoft,Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
以上
● 関連リンク
ソフォス、ゼネラル・エレクトリック社と統合脅威管理ソリューションの契約を締結
ゼネラル・エレクトリック社、ソフォスと統合脅威管理ソリューションの契約を締結
ITセキュリティ・アンド・コントロール大手のソフォス(本社:英国アビンドン、最高経営責任者:スティーブ・マンフォード)は、世界大手ブランドのゼネラル・エレクトリック社との間で、2007年からソフォス社製のセキュリティ・アンド・コントロールソリューションの設置開始を発表しました。
契約によると、ソフォスは、世界各地に展開するゼネラル・エレクトリック社350,000台までのエンドポイント(サーバー/クライアント/ノートPC)に展開されることになります。
ゼネラル・エレクトリック社は、複数のソリューションを管理するために発生する煩雑さとコストの削減を実現するために、ネットワークアクセス管理と、アンチウイルス、クライアントファイアウォール保護の機能を導入します。ソフォスのセキュリティ・アンド・コントロールソリューションは、利便性と簡易性をIT管理者に提供することができます。
ソフォス社CEOのスティーブ・マンフォードはこう述べています。「企業は、コンピュータ個々のエンドポイントセキュリティをあらゆる面から対応できる統合エージェントを望んでいます。他ベンダーのセキュリティパッケージは、複数のアプリケーションがひとつにまとめられているため、複雑で、ユーザーのコンピュータ内でリソースの競合を起こしています。企業内の流れは変わりました。NAC および統合セキュリティはエンドポイントにあります。」
<ソフォスについて>
ソフォス(本社:英国アビンドン、最高経営責任者:スティーブ・マンフォード)は法人向け IT のセキュリティ&コントロールソリューションにおける世界的なリーディングカンパニーです。本拠点を英国アビンドンおよび米国ボストンに構え、ウイルス・スパム・スパイウェア・業務上不要なアプリケーション・不正侵入の阻止、ネットワークアクセス管理、セキュリティポリシー管理のソリューションを提供しています。ソフォスのソリューションは政府・教育機関・製造・流通・金融その他あらゆる業種に提供されています。そのテクノロジーは世界150カ国以上 1億ユーザー以上のお客様に採用されています。ソフォス株式会社は 2000年 7月に設立され、日本国内での販売、サポート、サービスの提供を行っています。そのソリューションは国内でもすでに3,500社以上で導入されています。
詳細はソフォスのサイトをご参照ください。 http://www.sophos.co.jp
<本件に関するお問い合わせ先>
ソフォス株式会社 カスタマーサービスセンター
TEL:045-227-1800 FAX:045-227-1818
URL: http://www.sophos.co.jp
● 関連リンク
NTTコムとNTTレゾナント、RSSを自動表示する「おすすめRSS」の共同実験を開始
「goo」で各ユーザの嗜好に適したRSSを表示する
「おすすめRSS」に関する共同実験を開始
NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)と、NTTレゾナント株式会社(略称:NTTレゾナント)は、NTT Comが開発した「リコメンデーション技術」を活用し、インターネットポータルサイト「goo」が提供している「goo RSSリーダー(ウェブ版)(*1)」からの閲覧履歴を元に、ユーザの各々の嗜好に適したRSS(*2)を自動表示する「おすすめRSS」の共同実験を開始します。
本共同実験では、「goo RSSリーダー(ウェブ版)」において、各ユーザの嗜好に適したRSSを自動的に表示する「おすすめRSS」に関するユーザの利便性や満足度を検証します。
1.「おすすめRSS」の概要
「おすすめRSS」は、RSSで更新情報を配信している膨大な数のウェブサイトの中から、各ユーザの好みに合わせた情報を含むウェブサイトのRSSを自動的に絞り込み、表示します。これにより、ユーザは、自分の嗜好に適した新たな情報を容易に発見することができます。
本機能は、「goo RSSリーダー(ウェブ版)」において、実験期間中、無料で提供します。
<「おすすめRSS」の機能>
「goo RSSリーダー(ウェブ版)」にログインしている各ユーザの嗜好に適したおすすめRSSを一覧表示します。「おすすめRSS」の表示にあたり、ログインしている各ユーザの閲覧履歴をもとに、他のユーザの閲覧履歴の集計を参照しながら関心があると思われるRSSを類推して自動表示します。
表示されるRSSは、いつどれくらいの頻度で閲覧したか、また同じRSSを閲覧した人たちが他にどのようなRSSを閲覧したかといった情報を基準とし、多くの人が閲覧しているRSSを重視した「人気順」や、閲覧者数よりも各ユーザの嗜好を重視した「こだわり順」で表示することができます。
2.「リコメンデーション技術」の概要
各ユーザのRSS閲覧履歴を、閲覧した時期や頻度などを統計処理するアルゴリズムを用いて分析することで、興味があると推測される情報を把握し、適したRSSを抽出します。各ユーザのRSS閲覧履歴と全ユーザのRSS閲覧履歴との比較を行い、類似する閲覧履歴を持つユーザ特性を分析することで、リコメンデーションの精度向上を図っています。
3.実験期間
平成19年6月6日~平成19年12月下旬予定
4.今後の展開
今後、NTTレゾナントは、今回の実験で得たユーザニーズを踏まえ、「goo RSSリーダー(ウェブ版)」におけるリコメンデーション機能の商用化を目指します。また、NTT Comは、リコメンデーションやパーソナライズに関する技術評価を行い、新たなサービスの創出を目指します。
●別紙:「goo RSSリーダー(ウェブ版)おすすめRSS」の画面イメージ
http://www.ntt.com/release/2007NEWS/0006/0606a.html
(参考URL)「goo RSSリーダー」のURL:http://reader.goo.ne.jp
《補足》
(*1)【goo RSSリーダー(ウェブ版)】
指定したWEBサイトのRSSを一定時間ごとに自動的に取得し、更新があると記事へのリンクを表示してユーザに知らせるソフト。記事へのリンクをクリックするとWEBブラウザのウィンドウが開き、目的の記事が表示される。
(*2)【RSS】
ニュースやブログなどの最新記事の見出しおよび概要が記録されたファイルの規格です。RSSに対応したサイトにはこの規格のファイルが置かれています。
RSSは、コメントの書き込みが頻繁なブログや、情報更新が盛んなニュースサイトでの提供が多く、インターネット上にあふれる情報の中から、最新の情報をいち早く入手する手段として注目されています。
シーメンス旭メディテック、結石治療用体外式結石破砕システムの新機種を発売
シーメンス旭メディテック、体外式結石破砕システム
新機種 MODULARIS Variostar(モジュラリス バリオスター)を発売
シーメンス旭メディテック株式会社(本社 品川区、代表取締役社長 スティーブン・ファインバーグ)は、2007年6月13日、結石の治療に使用される体外式結石破砕システムの新機種MODULARIS Variostar(モジュラリス バリオスター)の販売を開始します。
MODULARIS Variostarの大きな特徴は、従来の当社製品では治療部位の下方45°からしか狙うことのできなかった衝撃波の照射角度をフレキシブルに変更できることです。患部へ上方からや斜め方向などから照射が可能になった結果、結石破砕時の位置決めがこれまでと比べて容易に行うことができ、患者と医療スタッフの負担が軽減されます。
衝撃波ヘッドは電磁誘導方式”Cplus(シープラス)-tube”を搭載。低エネルギーから高エネルギーまで38段階の幅広いダイナミックレンジを実現し、エネルギー照射をきめ細かく制御することにより、多様な結石の破砕に対応しています。
MODULARIS Variostarのコンポーネントはすべてシーメンスの自社製品で構成されており、照射位置決定用X線装置、操作性に優れた移動型患者テーブルが組み合わさることにより、一体型の専用システムに匹敵するパフォーマンスを発揮します。
個々のコンポーネントは単独の装置として他の検査や治療にも利用でき、一体型のシステムにはない利便性も特徴のひとつとなっています。
MODULARIS Variostarの定価はシステム全体で1億円です。
今後1年間で20台の受注を予定しています。
■シーメンス メディカルソリューションズとシーメンス旭メディテックについて
シーメンスAG(ニューヨーク証券取引所:SI)の事業グループであるシーメンス メディカル ソリューションズはヘルスケア産業における世界最大のサプライヤのひとつです。革新的な医療技術、ヘルスケアITシステム、経営コンサルティング、サポートサービスを提供することにより、顧客が医療面、財政面とも継続的に優れた結果を出すことに貢献しています。体外診断薬企業であるバイエル社の診断薬事業とDPC社の買収は、シーメンスが総合的サービスを提供する初めての総合医療診断企業になるための重要な節目です。シーメンス メディカル ソリューションズは世界に4万1000人以上の従業員を擁し、130以上の国で活動しています。シーメンス メディカル ソリューションズの2006年度(9月30日終了)の売上高は82億3000万ユーロ、受注高は93億3000万ユーロ、営業利益は10億6000万ユーロでした。
詳細な情報はhttp://www.medical.siemens.comにてご覧いただけます。
1895年、レントゲン博士がX線を発見して100余年、その歴史的発見の第一歩からシーメンスは、常に医療技術の進歩とともに歩んでまいりました。日本で初めて導入されたレントゲン装置もシーメンスの製造によるものです。現在では最高級クラスのMR、CT、アンギオグラフィシステム、分子イメージングを中心に、モダリティを結ぶ画像診断支援ネットワークシステムなど、最新医療に求められる医療機器の開発、研究に取り組んでいます。またシーメンスの掲げる『Proven Outcomes』とは、常にお客様に「目に見えるカタチ」でソリューションを提供するという私たちの決意を表しています。これは、モダリティの開発/提供にとどまることなく、医療が直面する様々な問題に対するソリューションの提案など、コンサルティングを含めたより包括的なサービスを「確かな結果」としてお届けすることを目指す企業姿勢を表しています。
日本においては、旭化成(株)の医療機器事業との合併によるシーメンス旭メディテック(東京都品川区、代表取締役社長:スティーブン・ファインバーグ、資本金2,082,020千円)が、欧州、米国のシーメンス製品の輸入、販売、メンテナンスサービス業務を通し、より多くの人々に最新の医療環境を提供しています。
● 関連リンク
理化学研究所、「アスポリン」が人種の壁を超えた変形性関節症の原因遺伝子であることが判明
アスポリンは人種の壁を超えた変形性関節症の原因遺伝子と判明
-様々な人種の集団を用いたメタ解析の統計手法で検証-
◇ポイント◇
●アスポリンは、日本人以外でも変形性関節症の発症に影響を与える
●欧米人とアジア人では、与える影響の大きさに違いがある
●アジア人では、変形性関節症にかかり易い遺伝子多型をもつと、膝関節の発症リスクが約2倍に
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、イギリスのオックスフォード大学、中国の南京大学他との国際共同研究により、変形性関節症(OA:ostearthritis)※1の原因遺伝子「アスポリン」の影響に関する国際比較を行いました。これは、理研遺伝子多型研究センター(中村祐輔センター長)変形性関節症関連遺伝子研究チームの池川志郎チームリーダーと統計解析研究チームの中村好宏客員研究員(現、防衛医科大学校 進学課程 数学研究室 准教授)を中心とする研究チーム※2による成果です。
OAは関節軟骨の変性、消失を特徴とする疾患で、日本だけでも約1,000万人、世界には2億人の患者がいるとされています。先に研究チームは、世界に先駆けて原因遺伝子「アスポリン」と日本人のOAの相関を報告しました。アスポリンは細胞の外の基質に存在するタンパク質で、OAの軟骨で発現が著しく上昇しています。日本人では、アスポリンに含まれるアスパラギン酸(D)の配列の繰り返しの数がOAと相関し、14回の繰り返し(D14多型)が、OAを起こしやすいことがわかり、2005年に『Nature Genetic』誌に掲載されました。この研究に対し、世界中で追試のためのケースコントロール相関解析※3が行われましたが、イギリス、ギリシャでは一部の亜集団でしか相関が再現されない、スペインでは全く相関がない、中国では強い相関があるというように、研究によって結果がまちまちでした。
そこで研究チームは、異なる研究を統合するためにメタ解析(meta-analysis)※4という統計手法を用いて、これらの結果を統合して解析しました。すると、欧米人でもアスポリンとOAとの相関が再現されました。アスポリンの影響は、アジア人で強く、欧米人では弱いこと、アスポリンは特に膝関節のOAに対する影響が強いことがわかりました。また、アジア人では、D14多型が、膝関節OAの発症リスクを1.95倍に高めていることもわかりました。
本研究により、アスポリンは世界の人に影響する遺伝子であること、しかし、影響力の大きさは人種により異なることがわかりました。これは、各人種が固有にもつ遺伝的背景や生活環境との交互作用によるものだと考えられます。
本研究成果は、イギリスの科学雑誌『Human Molecular Genetics』(7月号)に掲載されるに先立ち、オンライン版(5月20日付け:日本時間 5月21日)に掲載されました。
1.背 景
変形性関節症(OA:osteoarthritis)は、関節の軟骨が変性、消失し、関節の痛みや機能の障害を引き起こす疾患です。骨・関節の疾患の中で、最も発症頻度の高い疾患のひとつで、日本だけでも1,000万人、世界には2億人の患者がいると推定されています。しかし、その発症の根本的な原因や病態は知られておらず、「有効な治療法がない」とされています。
疫学調査などから、OAは遺伝的因子と環境因子の相互作用により発症する多因子遺伝病、生活習慣病であることが明らかになっています。理研遺伝子多型研究センターの変形性関節症関連遺伝子研究チームではOAの遺伝的因子、感受性遺伝子の解明に取り組んできました。そして、「アスポリン」がOAの感受性遺伝子であることを特定し、報告しました(平成17年1月10日プレス発表)。この報告を検証するため追試が行われ、イギリス、ギリシャ、スペイン、中国で、自国のOA患者に対しアスポリンとの相関が調べられました。しかし、結果は研究によってまちまちで(表1、2)、アスポリンとOAの関係には結論がついていませんでした。
2.研究手法と成果
研究チームは、オックスフォード大学(イギリス)、サンチャゴ大学(スペイン)、アテネ大学(ギリシャ)、テッサリア大学(ギリシャ)、南京大学(中国)の整形外科医、遺伝統計学者との国際共同研究を展開し、様々な国、人種のOA患者と健常人のアスポリンの遺伝子多型データを年齢、性別、肥満度などOAに関連する臨床データとともに収集しました。そして、研究チームが持っている日本人のデータとこれらのデータを合わせた、計6,882人の遺伝子多型データに対してメタ解析を行ないました。
日本人の研究から、1)D14多型が疾患感受性多型(持っていると疾患のリスクが上昇する多型)、D13多型が疾患保護性多型(持っていると疾患のリスクが減少する多型)であること、2)股関節と膝関節のOAではアスポリンの影響が異なること、がわかっていたので、解析は、膝関節OAと股関節OAそれぞれについてD14多型とD13多型を別個に行いました。
膝関節OAの解析では、1,370人の患者群と2,296人の対照群、股関節OAの解析では、1,800人の患者群と1,416人の対照群の遺伝子多型データを用いました。解析は1)D14多型とそれ以外の多型、2)D14多型とD13多型、3)D13多型とそれ以外の多型の相関を、アレル※5頻度と優性・劣性モデルについて調べました。
その結果、各集団における多型の頻度やリスクの大きさを示すオッズ比※6は、非常に異なっていますが、すべての結果を統合すると、膝関節OAでは相関が再現されることがわかりました(図1)。全集団では、D14多型のオッズ比が、1.46でした。Publication bias※7を除くために、再現研究のみで解析を行っても、相関は再現されました。アジア人と欧米人のオッズ比には、大きな差が見られ、アジア人では1.95、欧米人では1.14でした。(表2)。股関節OAでの相関については結論がつきませんでした(図1)。
3.今後の展開
今回の結果から、アスポリンのOA発症に対する影響は世界的なものでありながら、その影響の大きさには人種差があることがわかりました。この人種差には、様々な原因が考えられます。特に大きいであろうと思われるものが、各人種に固有の遺伝的背景、そして生活環境の影響です。アスポリンと他の遺伝子との相互作用、また生活環境との相互作用により、発症のリスクが変わり、それらが原因の解明を複雑にしているものと思われます。今後、こういった複雑な相互作用を、統計学的な手法を用いて解明していくことにより、OAの発症予測が可能になり、各個人のリスクに応じた医療の実現に近づくと考えられます。
※以下は添付資料を参照
<補足説明>
表1 各集団におけるアスポリンD14,D13多型の頻度
表2 アスポリンの膝関節OAに対する影響
図1 アスポリンD14多型の膝関節OA、股関節OAへの影響
● 関連リンク
理化学研究所、RIビームファクトリーで新同位元素を発見
RIビームファクトリーで新同位元素の発見に成功
- 世界に冠絶する次世代加速器施設のRI生成能力の高さを証明 -
◇ポイント◇
●ウランイオンを光速の70%まで加速、ベリリウムと衝突させ、新同位元素を発見
●最終目標値の1/100,000程度のビームで、早くも中性子過剰な新同位元素の発見に成功
●元素の起源解明など原子核物理の根源となる研究がスタート
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、仁科加速器研究センター(矢野安重センター長)が推進している次世代加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)(※1)」で、中性子過剰領域に存在する未知の放射性同位元素(※2)(RI)を生成することによって、新同位元素の発見に成功しました。今回見つかった新同位元素は、パラジウム(元素番号46)-125(質量数)です。パラジウムの安定な同位元素で中性子過剰なものは、質量数110の同位元素であることから、15個も中性子が過剰な未知の同位体です。
この新同位元素は天然に存在する最も重い元素であるウランを、超伝導リングサイクロトロン(SRC)等の加速器システムで光速の70%まで段階的に加速した後、生成標的であるベリリウムに衝突させ、ウラン特有の核分裂反応(※3)を用いて生成しました。さらに、生成したRIを超伝導RIビーム分離生成装置(BigRIPS)で収集・分析し、中性子過剰な新同位元素として特定しました。
RIBFの心臓部であるRIビーム発生系施設は平成19年3月に完成し、現在、各装置の初期調整を行っている段階です。今回の実験で得られたウランビームの強度は稼動動開始直後のため、最終目標値の約10万分の1で、1秒あたり約1億個でした。新同位元素の発見には、ウランのような重い元素を従来の世界水準を越えるビーム強度で加速し、さらに生成したRIを効率的に収集することが必要となります。今回、新同位元素の発見に成功したことは、SRC、BigRIPS等から構成したRIビームファクトリー発生系施設が、中重核(※4)領域のRI生成能力において世界最高性能であることを証明したことになります。
RIビームファクトリー計画では、水素からウランまでのすべての元素のRIビームを世界最多の4,000種類発生できる唯一の研究施設を建設し、この施設から創出される多くの新しい原子核をも包含する「新たな原子核モデルの構築」、さらに「元素の起源の解明」といった原子核物理の根源的な研究に挑戦することを目指しています。
今回、新同位元素の発見に成功したことは、世界に冠絶する施設として期待される人類未踏の研究成果の序章として、国際的に熾烈な開発競争を続けているRIビーム発生施設の開発で日本が先鞭をつけたことになります。
今後は、引き続き未知の放射性同位元素(RI)生成実験を行うとともに、RIビーム発生系施設で生成されるRIを詳細かつ多角的に解析する装置を平成24年度までに順次整備し、RIビームを活用した世界初となる本格実験に挑戦していきます。
今回の新同位元素の発見の成果は、開催中の原子核物理国際会議INPC2007で6月6日、緊急報告しました。
1.背 景
原子核は陽子と中性子で構成され、原子核の性質は陽子数と中性子数で決まります。原子核を陽子数と中性子数で分類した図表を核図表と呼び、今回見つかった原子核は図1の核図表上に位置しています。パラジウム-125の陽子数は46で中性子数は79です。
この新しい原子核が見つかった領域は、陽子数50、中性子数82といった魔法数(※5)近傍の原子核であり、原子核物理学者が注目している領域です。魔法数を持った原子核は一般的に安定で堅く丸い形状をしていると考えられていますが、魔法数近傍の領域ではどのような形状となっているのか注目を集めています。また、この領域の原子核は鉄からウランまでの元素生成に関わる原子核だと考えられています。今回の新同位元素の発見は、この原子核物理学者が長年抱いてきた問いを解くための第一歩を踏み出すことに成功したと言えます。
地球上に天然に存在する安定な原子核は約300個ですが、理論的には10,000個の原子核が存在するといわれ、その殆どが放射線同位元素(RI)で不安定な原子核です。
原子核物理学は、約100年前、放射性同位元素(RI)の発見とともに始まりました。まずは天然に存在する安定な原子核や半減期(寿命)の長い不安定核の研究が行われ、様々な理解が進みました。その後、加速器を用いて人工的に放射性同位元素(RI)を生成することができるようになると、原子核物理学は加速器技術・RI分離技術の向上とともに段階的に発展し、現在では、半減期(寿命)が極端に短い不安定核の研究ができるようになってきました。
理研では1937年に仁科芳雄博士が日本初、世界で2番目の加速器を建造して以来、世界最先端の加速器研究施設としての地位を保持し、既存の加速器施設では1990年以来、安定原子核では見られない不安定原子核に特有の「中性子ハロー(※6)」や「魔法数の喪失と新魔法数の出現」の研究などで実績を上げています(2000年5月29日プレス発表など http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2000/000529/index.html )。
今回、未知の放射性同位元素(RI)の生成に成功したことは、従来の世界水準と比し加速器技術・RI分離技術が飛躍的に向上したことを意味し、原子核物理学の新たな歴史が、理研の施設でつくられようとしています。
2.研究手法
(1)RIビームファクトリーの装置群
RIビームファクトリーは、既存の加速器(RILAC、RRC)を増設する形で3基の新たなリングサイクロトロン(fRC、IRC、SRC)と超伝導RIビーム分離生成装置(BigRIPS)から構成されるRIビーム発生系施設を整備し、重イオン(※7)の加速能力とRIビーム生成能力を飛躍的に高め、既存施設では軽い元素に限られているRIビームをウランまでの全元素にわたって世界最大強度で発生させ、さらに、独創的な実験設備群を整備し生成したRIを多角的に解析・利用することを目指しています(図2)。
RIビームは、安定な原子核のイオンビーム(重イオンビーム)を高いエネルギーまで加速し、それを生成標的(ターゲット)に照射して、「入射核破砕反応(※8)」または「ウラン-238の核分裂反応」を利用することによって発生させます(図3)。特にウラン-238の核分裂反応は、質量数50から140に至る広い範囲で中性子過剰なRIを生成する能力がとても高いと考えられています。例えば、ニッケル(陽子数28)-78を生成する能力は従来型の入射核破砕反応に比べ約1,000倍です。
RIビームファクトリーでは、既存の重イオン加速システムと3基の新しいリングサイクロトロンで段階的にエネルギーを上げていく「多段式」の加速方式(図4)を採用して、ウランまでのすべての元素の大強度イオンビームを核子当り345MeV(水素から質量数40までのイオンビームは核子当り400~440 MeV)まで加速できるように設計されています。今回のウランビームの加速も、この「多段式」の加速方式で行いました。
超伝導RIビーム分離生成装置(BigRIPS)は、核分裂反応によって生成したRIを磁石(磁場)の力で効率良く収集・分離するように設計されています(図5)。ウランが標的元素と衝突して生ずる核分裂で解放されるエネルギーは大きく、生成された核分裂片はビームの進行方向に沿って大きな角度に広がって生成されますが、BigRIPSは超伝導四重極電磁石を擁し、この大きく広がった分裂片の約半分をも集める能力を誇ります。
BigRIPSは、世界初のタンデム(直列)型のRIビーム生成装置であり、2つのステージで構成されています。第1ステージはRIの収集と分離の機能をもち、第2ステージではRIの特定を行います。この設計思想の原点は、理研の既存施設で行われているRIビーム実験での実績・経験から生まれたもので、タンデム型を採用したことにより、ビーム強度を損わずに生成されたRIを特定することが実現しました。
(2)新同位元素の特定
今回の新同位元素の発見は次のように行いました(図5)。
1)SRCを含む加速システムで加速したウランビームを生成標的であるベリリウムに衝突、核分裂反応を起こしRIを生成。
2)生成したRIを、BigRIPS第1ステージへ通過させ、中性子過剰なRIのみ選別し分離。
3)分離した中性子過剰なRIをBigRIPS第2ステージに通過させ粒子識別を実施
原子核を特定するためには、RIの元素番号Z、質量数A、電荷量Qを決定する必要があります。重い原子核では分裂片に電子がつくことがあり、電荷量は例えば電子が一つ付くとQ=Z-1になります。従って、電荷量も測定する必要があります。これらの量を決定するために生成したRIの飛行時間、エネルギー損失量、運動量、運動エネルギーを測定しました。これらの測定量から元素番号Z、質量数A、電荷量Qを導出し、横軸A/Qと縦軸Zの粒子識別の図をつくります(図6)。図の1点が分裂片1個に相当しています。Zが46の同位体だけを選び、A/Qのヒストグラムをつくることによって、パラジウムの新しい同位体を発見しました。
今回、発見したパラジウムの新同位体125Pdは59個生成できました。安定同位体110Pdより15個も中性子過剰で、パラジウムの同位体では1997年に124Pdが発見されて以来のことです。
今回生成した放射性同位元素(RI)125Pdの陽子数は46で、中性子数79で中性子の魔法数との違いは3だけです。この周辺の原子核の性質を今後調べることによって、この領域での魔法数喪失現象の有無について研究を行うことができます。また、これらの放射性同位元素(RI)は鉄からウランまでの元素生成過程に関与する原子核だと考えられています。今後、ウランビームの強度を向上させると、半減期や精密な質量を測ることができるようになり、宇宙における元素合成過程の理解へ挑戦することができるようになります
3.今後の展望
RIビームの発生利用技術は、日本人研究者の手により1980年代半ばに発明され、安定線(※9)から遠く離れて存在するエキゾチックな不安定原子核の構造を探る、唯一の研究手段として世界中で積極的に用いられてきました。その結果、極端に中性子や陽子が多い不安定原子核には、これまで原子核の基本的性質と考えられてきた「原子核の飽和性(密度一定)」を破る中性子ハローや中性子スキン構造を持つものがあることや、「殻モデル」が予言する従来の魔法数が魔法性を失い新たに別の魔法数が出現するなど、これまでの「原子核像の常識」を覆す核構造の存在が随所に発見されつつあります。これらの異常な核構造までも包括して説明する「究極の原子核モデル」の構築が求められています。そのためには、いまだ発見されていない安定線から遠く離れた原子核を可能なかぎり多種生成しそれらの特性を調べ、多様な原子核構造の全貌を明らかにする必要があります。
RIビームファクトリーでは約4,000種類の不安定核を生成することができます(図7)。その内約1,000種類は、人類未踏の不安定核です。今後、加速器システムを着実に高度化し、この未踏の不安定核生成へ挑戦していきます。
RIビームファクトリーの完成によって、主要テーマである「究極の原子核モデルの構築」だけにとどまらず、そもそも元素はどのようにして生まれたのかという「元素の起源解明」といったさらに根源的な研究が可能となります。また、RIビームファクトリーで得られる成果は、物理学、天文学、化学といった基礎科学分野だけにとどまらず、医療、環境、園芸産業、農業、食糧、工業、IT、考古学などの応用分野にも及ぶことが期待されています。RIビームファクトリーは、今年度より、独創的な基幹実験設備を順次整備し、生成されたRIビームを多角的に解析し、精細な物理現象の解明という目的の達成を図るとともに、新しいRI技術による新産業の創出に貢献していきます。
RIビームファクトリーは、次世代加速器施設として世界の研究者が注目しています。今回の実験は、ドイツ・米国の研究者も参加し、国際共同研究チームによって行いました。
今年2月に開催した国際実験課題採択委員会では、向こう2年分の実験課題を公募したところ、国内外から19課題、延べ265日分もの実験課題申請があり、そのうち約7割が国際共同研究です。RIビームファクトリーは本年度から本格的な実験を開始し、世界の最先端研究施設として国際的な共用を開始します。
*補足説明などは、添付資料をご参照ください。
● 関連リンク
NEC、米インテル社など2社とEnterprise2.0領域で提携
Enterprise2.0領域で、米インテル社、スパイクソース社と提携
NECは、インテルコーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、CEO:ポール・オッテリーニ、以下 米インテル社)並びにスパイクソース社(本社:カリフォルニア州レッドウッド、CEO:キム・ポレーゼ)とEnterprise2.0領域で提携いたしました。
このたびの提携は、Enterprise2.0製品としてブログやWiki、RSS などのWeb2.0領域のツールを企業内/企業間コミュケーション強化に活用するものであり、具体的にはブログやWiki、RSSのソフトをパック製品化したスパイクソース社の「SuiteTwo(スイートツー)」の日本語版を開発し、日本市場向けに投入いたします。
「SuiteTwo」は、世界市場で高い評価を得ているブログソフト「Movable Type Enterprise(SixApart社製)」、Wikiソフト「Socialtext(Socialtext 社製)」、RSSソフト「NewsGator(NewsGator 社製)」を組み合わせ、新たにシングルサインオン、統合ユーザ管理、検索機能を付加し商品化したものであります。各ソフトを個別に導入する場合に比べ、導入や運用・保守が容易になり、また、シングルサインオンや横断検索機能を搭載することでエンドユーザの利便性も大幅に向上いたしました。
米インテル社は、「SuiteTwo」のマーケティング活動を、全世界で展開しており、今回のNECとの提携はその一環となります。
NECでは、両社と協力のもと「SuiteTwo」の日本語版を開発し、本年度第2四半期(7-9月)より、中堅・中小規模企業や大企業の部門向けにASPサービスとして事業を開始し、下期にはパッケージ商品として販売を開始いたします。
さらに、企業内で活用を促進するために、(1)適用業務に合わせて作成した画面レイアウトやプラグインなどのテンプレートの整備、(2)コンテンツ管理、セキュリティ製品などとの連携システムの提供、(3)社内のSWQC(ソフトウェア品質・生産性向上活動)などでの適用例を元にした導入支援サービスの提供を進めてまいります。
NECでは今後3年間に1000システムの「SuiteTwo」販売を見込んでおります。また「SuiteTwo」のプラットフォームとして、クアッドコア インテル(R) Xeon(R)プロセッサー 5300番台をはじめとする消費電力当たりの性能に優れたインテル・プロセッサを搭載したサーバ「Express5800シリーズ」を活用してまいります。
近年、企業内においては、従来の組織構造を越え複数の部門、あるいは企業間またがるプロジェクトなどが増加するとともに、参加メンバの情報共有やコミュニケーション強化のために、ブログなどWeb2.0領域のツールを活用したいというニーズが高まってきております。このたびの提携はこうした市場ニーズに応えたものであります。
なお、日本においては、NECとインテル株式会社が、「SuiteTwo」ならびにその推奨プラットフォームとしてのクアッドコア インテル Xeon プロセッサー 5300番台などを搭載したサーバExpress5800シリーズのプロモーション活動を共同で実施していきます。この共同プロモーションの一環として、6月7-8日品川インターシティホールで開催される「e-Trend Conference 2007」や6月13-15日幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2007」で講演や展示を行います。
以上
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
市場開発推進本部
電話:(03)3798-7340
● 関連リンク
エイブリィデニソンマクセル、耐水性・耐光性に優れた「全天候型ラベル」などを発売
耐水性・耐光性にすぐれた「全天候型ラベル」と
下地がかくせる「宛名・表示ラベル」が新発売!
エイブリィ デニソン マクセル株式会社(社長:アンディー・クーパー)は、「エイブリィ マクセル」ブランドのインクジェットプリンタ用ラベル&カードの新製品として、「全天候型ラベル」シリーズを2アイテム「下地がかくせる 宛名・表示ラベル」2アイテムを発売いたします。
「全天候型ラベル」は、透明フィルムタイプで、下地の素材感を活かしたステッカー作成ができます。
耐光性・耐水性に優れ、屋外や水回りなどの環境でもご使用が可能です。また、-20℃~+80℃までの耐久温度があり、温度差のある環境下でのご使用も可能です。
「下地がかくせる 宛名・表示ラベル」は、下地が透けにくいタイプのラベルで、修正用ラベルの作成や、カラー印刷の修正にも役立ちます。
●新商品の特長
▼全天候型ラベル 透明フィルム
1.カラーレーザープリンタ対応です。
2.透明フィルム素材採用で、ポップ作成におすすめです。
3.耐水性・耐光性にすぐれた、破れにくいフィルムラベルです。
4.泥や油汚れにも強く、はがれにくい強粘着を採用しています。
5.耐久温度-20℃~+80℃の環境でご使用いただけます。
6.ラベル周辺に0.5mmのカットを入れ、はがしやすくなりました。
7.ハサミやカッターで自由に使えるノーカットです。
▼下地がかくせる 宛名・表示ラベル
1.カラーレーザー・インクジェットプリンタ対応です。
2.インクジェットプリンタは染料・顔料インク対応です。
3.下地がすけにくいラベルです、文字・文章などの修正におすすめです。
4.台紙に3本のスリットが入っているので、はがしやすく使いやすいラベルです。
●新商品のラインアップと価格 :
添付資料をご参照ください。
●発売日
2007年6月25日
これらの「エイブリィ マクセル」ブランドの商品は、エイブリィ デニソン マクセルが企画・発売し、日立マクセル株式会社(執行役社長:角田義人)から販売されます。
【 一般の方からのお問合せ先 】
エイブリィ デニソン マクセル株式会社 カスタマーサポートセンター
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博報堂、「環境に関する生活者の意識調査2007」の分析結果を発表
環境に関する生活者の意識調査2007
「地球温暖化」に関心のある人は、92.9%。
この一年で、環境問題を気にかけることが多くなった人も6割以上
「温度調節」「買物袋と無駄な包装の削減」といった省エネ行動も軒並み上昇。
企業の環境コミュニケーション活動をサポートしている博報堂「環境コミュニケーション推進室※」では、研究開発局と共に、「環境に関する生活者の意識調査2007」を実施いたしました。この度、その分析結果がまとまりましたので、ご紹介いたします。「環境に関する生活者の意識調査」は、生活者の環境意識や企業の環境活動への評価を分析するもので、博報堂では、2004年度から毎年おこなっています。
今年度の調査結果では、この一年間で、生活者の環境問題に対する関心度が大きく向上し、環境に対する行動姿勢も積極的になっていることがわかりました。特に「地球温暖化」に関心を持つ人は、全体の9割以上にあたる92.9%に達し、昨年の81.3%からも大きく伸びています。環境問題が生活者にとって「自分ごと化」し始めていることが伺われます。
生活者の関心の高さは、具体的な行動にも現れており、「部屋の電気等はこまめに消す」「エアコンは温度設定を弱めにする」といった省エネ行動は9割近くに達し、生活の中でほぼ定着したといえそうです。また、有料化などで最近話題になっているレジ袋や簡易包装についても「買物での無駄な包装を断る」「スーパーでは自分の買物袋を持参する」は、昨年と比べて1割以上も上昇しており、特に、主な買物主体である女性においては、「買物での無駄な包装を断る(70.8%)」、「スーパーでは自分の買物袋を持参する(54.6%)」と、半数を越える高い数値となっていました。さらに「環境への取り組みが進んでいる企業の商品を買う」人が、昨年の18.5%から26.3%に増えているなど、生活者が実際に行動で応え始めている動きが読み取れました。
博報堂「環境コミュニケーション推進室」では、今後こうした研究をはじめ、企業の環境コミュニケーションをサポートする様々な施策を提案し、得意先の環境を核としたコミュニケーションのサポートを行ってまいります。
※「環境コミュニケーション推進室」
「環境」への全社的な取り組みを推進するため、社内に分散していた「環境」関連機能を統合し、クライアントの環境コミュニケーションへのサポートや、コンテンツの開発など行ってまいります。
◆添付資料:調査データ
(※ 関連資料を参照してください。)
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フェリシモ、雑誌「nina's」とのコラボ商品育児用品の抱っこひもとバッグを発売
~フェリシモの『ano:ne』と雑誌「nina's」のコラボ企画、6月7日より発売開始~
人気商品「抱っこひも」にスペシャルバージョン企画登場!
株式会社フェリシモ(本社:神戸市中央区、代表取締役社長矢崎和彦、ダイレクトマーケティング業)では、育児用品の抱っこひもとバッグを、雑誌『nina's(ニナーズ)』とのコラボレーション企画として6月7日(木)より新発売しますので、お知らせします。
フェリシモではベビーカタログ『ano:ne(アノネ)』において、ベビー用品や子ども服、ファミリー雑貨を企画販売しています。このたび、『ano:ne』と、祥伝社の雑誌『nina's(ニナーズ)』とのコラボレーション企画商品を開発しました。今回の企画は、若い女性のカジュアルスタイルの提案を得意とする雑誌『Zipper』(祥伝社)のマタニティ・子育て増刊である『nina's(ニナーズ)』とのコラボレーションにより、より若いママの感覚に向けた商品提案を目指しています。
フェリシモの「抱っこひも」は、1999年の発売以来、人気のロングセラー商品。シンプルで手軽に使えて抱っこが楽、と口コミでも評判の商品です。今回は、この「抱っこひも」とバッグの2点に、スペシャルバージョンとして、若い女性に人気のアーチストユニット『ハナムグリ』の描く動物コラージュ柄をモノクロカラーでデザインしました。
育児用品においては、デザイナーブランドなどとの共同企画はこれまでも市場にありましたが、今回のようなストリートカジュアルの雑誌とのコラボレーションは新しい企画です。機能や使いやすさは実績のあるフェリシモのオリジナル商品を、ぜひより多くの若いママたちに活用いただき、おしゃれと子育てを応援していきたいと思っております。
【商品】
・抱っこひも:「ano:ne×nina's スペシャル企画ハナムム抱っこひも」1個2,600円
・バッグ:「ano:ne×nina's スペシャル企画ハナムム斜めがけバッグ」1個3,500円
【発売日】
・2007年6月7日より(申し込み締め切り2007年12月31日)
【購入方法】
・フェリシモのサイト( www.felissimo.co.jp/ano:ne/ninas/ )にてご購入いたただけます。
・雑誌『nina's(ニナーズ)』Vol.7(6月7日書店発売)の誌上でもご案内しています。
【お問い合わせ先】
Tel.0120-055-820(通話料無料、平日9:30~17:30)
【商品詳細】
※ 関連資料参照
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メルシャン、メイク落とし・洗顔料「ヴィナージュ モイストクレンジングミルク」を発売
「ぶどう発芽水」を使用したメルシャンの基礎化粧品
『ヴィナージュ モイストクレンジングミルク』新発売
~クレンジングの3大要素“洗浄・保湿・整肌”を高レベル、高バランスで実現~
メルシャン株式会社(本社:東京、社長:岡部 有治)は、希少なぶどうの樹液「ぶどう発芽水」を使用した基礎化粧品『ヴィナージュ モイストクレンジングミルク』を、7月2日(月)より全国で新発売します。
『ヴィナージュ モイストクレンジングミルク』は、天然美肌成分「ぶどう発芽水」に、高級美容液などに使われる天然保湿成分「アルカシーラン」を世界で始めてクレンジングに処方した当社が、今回両成分の作用をさらに高めパワーアップさせた「メイク落とし・洗顔料」です。これにより、界面活性剤の使用量を最小限に抑え、肌に優しい、洗浄力と保湿力の高いクレンジングを実現しました。さらに「ぶどう発芽水」を始めとする天然由来成分は、古い角質を取り除き、肌を柔らかくして、その後に使う基礎化粧品の美容成分をスムーズに受け入れやすい肌に整えます。
「ヴィナージュ」は、一年のうち春先の約2週間しか採取できない希少なぶどう樹液「ぶどう発芽水」を主要成分とした化粧品です。1200年以上前からぶどう栽培を行っている甲州市勝沼町で、代々地元の女性がこの「ぶどう発芽水」を“天然の美肌水”として愛用してきたことに注目し、1998年化粧品原料として独自に開発することに成功しました。
当社では「ぶどう発芽水」に、繊維芽細胞(肌細胞)を活性化させ「コラーゲンの産生を促進させる効果」や、シミ、ソバカスの原因となる「メラニンの過剰生成を抑制する効果」を確認し、いずれも既に特許を出願中、さらに本年、肌の角質を整える「セラミド合成促進効果」についても特許を出願しました。
【発売の概要】
◆商品名:『ヴィナージュ モイストクレンジングミルク』
◆容量・希望小売価格(税別):200ml 5,000円
◆発売日・地域:7月2日(月) 全国
◆販売方法:通信販売(電話、インターネット、FAX、郵便)
以上
(消費者お問い合わせ先)
メルシャン株式会社
コスメティックお客様相談窓口
0120(56)4417
(※ 商品画像は関連資料を参照してください。)
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三菱化学、中国での自動車向けポリプロピレンコンパウンドの生産設備を新設
中国華南地区における自動車向けポリプロピレンコンパウンドの生産設備の新設について
三菱化学株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:小林喜光)は、中国における自動車向けポリプロピレン(以下「PP」)コンパウンドの製造・販売の合弁会社である北京聚菱燕塑料有限公司(所在地:中国北京市房山区、総経理:田中晃、以下「JLY」)の華南地区における供給拠点として、広東省佛山市に新工場を建設することを決定しました。
当社は、1998年に中国石化集団北京燕山石油化工有限公司(以下「燕山石化」)及び豊田通商株式会社との合弁会社としてJLY を設立し、主に華北地区に展開する日系自動車メーカー向けにPPコンパウンドを供給してまいりました。その後の中国でのモータリゼーションの進展は著しく、華北地区のみならず広州を中心とした華南地区にも自動車メーカー各社が進出し、生産・販売台数は増加の一途を辿っております。この傾向は今後も暫く続くものと予想され、自動車メーカー各社の増産に対応可能なPPコンパウンド供給体制の構築が急務であることから、当社は、チッソ石油化学株式会社とのPP事業合弁会社である日本ポリプロ株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:阿部正浩)と連携し、検討を進めてまいりました。
その結果、実績のある「聚菱燕」ブランドを使用できること、JLYの協力により工場の早期立上げが見込めること、原料PPの調達について引き続き合弁パートナーである燕山石化の協力が得られること等、JLYとしての一体的・機動的な運営が可能となることから、現在の合弁会社の枠組みを堅持しつつ、華南地区にJLYの工場として建設することとしました。
新設備の生産能力は年産1万トンで、2008年4月に商業運転を開始する予定ですが、PPコンパウンドの需要の伸びにより商業運転開始直後から高い稼働率となることが見込まれています。このため、今後2年以内に順次生産能力を拡充することを計画しています。
当社は、今回の工場新設により、中国における自動車向けPPコンパウンドの機動的な供給体制を確立し、中国市場の旺盛な需要に応えてまいります。
KDDIなど、au携帯電話の新機種「W52H」「W52SA」を販売開始
au携帯電話の新ラインナップ「W52H」「W52SA」の販売開始について
KDDI、沖縄セルラーは、au携帯電話の新ラインナップとして、高画質処理エンジンと広視野角で視野角による色やコントラスト変化が少ないIPS液晶を搭載し、美しい映像を大容量バッテリーで存分に楽しめるハイパフォーマンス・ワンセグケータイ「W52H」と、IPS液晶ならではの美しい映像に加え、番組ジャンルに最適な音声や画質を調整できる「シーンセレクト」機能を搭載したスリムワンセグケータイ「W52SA」を、以下の日程より販売開始します。
機 種:W52H(製造:株式会社日立製作所)
販売開始日:6月7日(木)
機 種:W52SA(製造:三洋電機株式会社)
販売開始日:6月7日(木)
各地域における販売開始日については、auホームページをご参照下さい。
KDDI au:製品ラインアップ>地域別取扱携帯電話
http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/chiiki/index.html
参考:W52Hほか
*添付資料をご参照ください。
栗本化成工業、大阪府池田市に3250ミリの超大口径管を納入
栗本化成、日本最大3250ミリの超大口径管を製造
池田市配水隧道改良工事にて採用、7日から納入
栗本化成工業株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:幡中圓治、資本金:3億円、 http://www.kurimoto.co.jp/ )では、日本最大の3250ミリFRPM管を製造、6月7日から大阪府池田市に納入を開始します。
池田市配水隧道は1969年に完成。猪名川、余野川から取水した原水を、古江浄水場にて処理を行い、同配水隧道へ送り、そこから各家庭に給水しています。
この池田市配水隧道は完成後38年経過し、施設の機能更新を図るにあたり、施工の難易度、経済性、工期の短縮、貯水容量の確保等検討がなされた結果、現在弊社において製造可能で陸上輸送の可能な最大口径3250ミリのFRPM管が採用された次第です。
栗本化成は00年から3000ミリFRPM管を製造販売していましたが、口径3250ミリはFRPM管としては日本最大となります。
FRPM管=強化プラスチック複合管(Fiber Reinforced Plastic Mortar Pipes)は、ガラス繊維強化プラスチックス(FRP)と樹脂モルタル(Resin Mortar)を複合した管です。他の管種に比べ軽量で取り扱いが容易で、工事費が軽減できるため、上水道・下水道用、農業用水用、電力ケーブル保護用などにひろく活用されています。
(※参考画像あり)
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ニプロ、微小異物を有効に除去するフィルターを組み込んだ輸液セットを発売
異物除去フィルター付き
ニプロ輸液セット ミクロチェック発売のお知らせ
ニプロ株式会社(代表取締役佐野實)は、輸液セットに孔径5μmの小型フィルターを組み込んだ輸液セット「ニプロ輸液セット ミクロチェック」の販売を平成19年6月より開始しました。
輸液薬剤の混合調剤時にはガラスアンプル容器開封時のガラス片やバイアルゴム栓への針刺入によるゴム切片の混入を始め、混合された薬剤成分同士の化学反応による沈殿物、あるいは用時溶解剤での不溶性残留微小異物※などが発生する可能性があります。
※粉末剤を使用直前に溶解して投与するケースにおいては、完全に溶けずに固形成分が残る場合があり、これを不溶性残留微小異物とよびます。
「ニプロ輸液セット ミクロチェック」は薬剤が生体に投与される直前にそれらの微小異物を有効に除去することが可能で、以下の特長を備えています。
【 特 長 】
1.孔径5μmのフィルターがライン中に組み込まれていますので、日本薬局方で規定される注射剤中の不溶性微粒子の最小異物径基準10μm以上の粒子はほぼ完全に除去できます。
2.小面積フィルターでありながらも輸液投与速度として必要な流量を確保できます。
3.フィルターを最小化し、優れたコストパフォーマンスを実現しました。
(参考価格)1セット(IAN-201E00 F MI) 170円ほか3品番
当社では今後とも、患者さまのQOL向上はもちろんのこと、より安全で、環境に配慮した製品、医療従事者の方々にも満足いただける製品の開発、提供に努めてまいります。
以 上
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アイエヌジー生命、横浜銀行で変額年金保険「アイエヌジースマートデザイン123」を販売
運用実績に応じて最低保証額がステップアップする変額年金保険
横浜銀行で「アイエヌジースマートデザイン123」を販売開始
アイエヌジー生命保険株式会社(代表取締役社長:ヨハン・デウィット、本社:東京都千代田区)は、平成19年6月11日に、横浜銀行で、運用実績に応じて最低保証額がステップアップする変額年金保険、「(無配当)一時払変額年金保険(07)A型」(販売名称:「アイエヌジースマートデザイン123」)の販売を開始します。
「(無配当)一時払変額年金保険(07)A型」は、積立金額が一時払保険料額の110%・120%・130%に到達するごとに死亡給付金および年金原資の最低保証額が段階的に切り上がるという機能を持ちます。
販売金融機関:
横浜銀行
販売開始日:
平成19年6月11日
販売商品の名称:
(無配当)一時払変額年金保険(07)A型
横浜銀行での販売名称は「アイエヌジースマートデザイン123」
販売商品の特徴:
・死亡給付金額・年金原資には最低保証があります。最低保証額は、ご契約時は一時払保険料と同額とし、以後、積立金額が一時払保険料額の110%・120%・130%に到達するごとに、段階的に切り上がります。一度切り上がった最低保証額は、下がることはありません。
・バランス型の特別勘定(1つ)で運用します。
・年金の受取方法は、4種類から自由に選択できます。年金受取に代えて、年金原資を一括受取する場合も、年金原資は最低保証されます。
以上
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ネクストジェン、次世代通信網(NGN)対応のプレゼンス・サーバを商用導入
ネクストジェン、次世代通信網(NGN)対応のプレゼンス・サーバを商用導入
株式会社ネクストジェン(東京都千代田区代表取締役大西新二、以下ネクストジェン)は次世代通信網(NGN)のキーコンポーネントとなるプレゼンス・サーバを開発し、商用導入致しました。
プレゼンス・サーバとは次世代通信網(NGN)規格において国際標準として定義されているデータベース・サーバで、クライアントの状況をリアルタイムに把握することにより、クライアント管理の高度化と付加価値サービスの投入を実現する重要な役割を果たします。このプレゼンス・サーバはインスタント・メッセージ・サービスにおいてメンバーの状態表示やメンバー同士をつなぐ機能を提供し、将来的には利用者のいる場所、時間帯、嗜好といった様々な条件に合わせてパーソナルなサービスを提供するための基盤となります。しかしながら膨大なリアルタイムデータ処理を伴うため、汎用的かつ収容能力の高いプレゼンス・サーバは国内では製品化されておりませんでした。
ネクストジェンは、データ処理を効率化し数百万規模のクライアントを収容可能とする方式を独自の技術により開発し(特許出願中)、上記の課題を解決するプレゼンス・サーバを製品化致しました。
本製品は既に国内の大規模サイトでのインスタント・メッセージ・サービスにおいて商用導入されておりますが、これは今後導入が本格化すると期待されている次世代通信網(NGN)インフラにおける先駆的な事例となります。
今後ネクストジェンは、本製品をサービスプロバイダ向けに拡販すると共に、企業向けアプリケ-ションやネットワークゲームとの連携等を進めていく予定です。
本製品は6月13日から幕張メッセで行われる通信の総合展示会「Interop Tokyo 2007」のネクストジェンブースにおいて展示する予定です。
(ネクストジェン社製プレゼンス・サーバの特長)
汎用のLinuxサーバ上にて稼動
SIPベースでのセッション管理による、次世代通信網(NGN)との高い親和性の実現
ソフトウェアモジュール構造により、小規模から大規模ユーザまで柔軟に拡張可能
SIPを採用する汎用メッセージングクライアントに対応
尚、本件に関しましては納入済みの製品も含めまして今期の業績予想には既に織り込み済みであります。
<ネクストジェンについて>
ネクストジェンは通信分野における次世代ネットワーク(NGN)を構築する先進的なエンジニアリング企業で、IPをベースとした通信システムの設計・開発・導入・運用事業を展開しております。
過去においては通信事業者向け大規模IPセントレックスの構築やIP電話間の相互接続ソリューションの提供、法人向けFOMA無線LANデュアル端末と連携するSIPサーバの開発と提供などを手がけており、先駆的なソリューション提供企業として通信業界での実績を積み重ねてきました。
詳細は http://www.nextgen.co.jp/ をご参照下さい。